1ヶ月程前に、

「坊っちゃんは、要するに敗退するのである!?」 -橋下氏発言について‐

と言う記事を書きましたが、橋下氏を取り巻く状況がだいぶ悪化してきたようです。アメリカと喧嘩することで一発逆転もあり得ると思いましたが、どうやらそんな劇的な展開もなさそうです。アメリカには橋本氏と喧嘩するメリットなんて何もありませんものね。

 

例の発言自体にはリスクばかりで価値はほとんどないと思ってましたし、特別支持しているわけでもないので、このまま失脚となっても大して気に留めないのですが、彼のような政治家が一人くらいはいても面白いとは思います。しかし、情勢はだいぶ苦しいでしょうね。水道橋博士と喧嘩したってどうにもならないわけです。

 

それにしても、やはり偉大な小説の予言力というか、普遍性には驚かされます。ドストエフスキーの小説は予言書などと呼ばれているるわけですが、夏目漱石の『坊っちゃん』もしかりです。

 

無鉄砲でやたら喧嘩早い坊っちゃん政治家橋下氏は、やはり小説『坊っちゃん』の予言どおり、「要するに敗退してしまう」のでしょう。彼の痛快な物語はいったんここで終わりということになるのでしょう。