さて、この内容もしつこいくらいですが、もう、わかりやすすぎて書くのも恥ずかしいくらいです・・。

皆さんご存知の大塚家具のお家騒動、これって『リア王』そのものですよね・・。

 

会長はリア王、久美子社長はコーディリア、息子さんはゴネリル、リーガン。まさに劇そのものを見ているようです。シェイクスピアとは本当に恐ろしいですね。まさに印象派の絵画のような表現だと思いませんか。

 

投資家は久美子社長を選んだようですが、当然です。具体的な施策などは詳しくは知りませんが、10年後、20年後の会社の未来に私財を投げ打つ投資家が、71歳の老王を支持するはずがありません。会長はそんなこともわからないのでしょうか・・?

リスクを取る投資家が判断を誤る可能性はほとんどないと見ていいと思います。投資家が久美子社長と会長と大塚家具を救ったかもしれません。でなければきっと、『リア王』のような運命に大塚家具は向かったでしょうから。

 

追記
こんな記事を書いてみたのですが、ネットで検索してみたら、これをリア王だという記事が結構ありましたね。ここまでわかりやすいとさすがに皆さん共感ですね。

ですが、何度か書いていますが、私はこの、”リア王化”はなにも大塚家具にかぎったことではないと考えています。昨今の日本企業にはリア王がはびこっており、衰退に向かっていると思っているのです。

大塚家具だけのことではないと言う視点で捕えておくべきではないでしょうか。そして、500年後の遠い異国にまで表れる恐るべき『リア王』をぜひ読んでみていただければと願います。