文学的未来表現

~役に立たない人文学で、世界の”ホント”を望むブログ~ ver.10.0

カテゴリー: マーケット (Page 2 of 9)

通貨高競争が始まった ~日銀は緩和解除遅れで円安拡大か~

さて、いきなりですが、当ブログでは昨年より、「通貨安競争は終わりを告げ、通貨高競争の時代がやって来る」と予想しておりましたが、昨今の経済ニュースを見ている限り、実際その通りになってきた! ということは明確ではないかなと思うところです。

FRBが6月のFOMCでインフレへの懸念から、バランシートの縮小を示唆し、ECBが金融政策にタカ派な見解を示し、イングランド銀行のカーニー総裁も利上げを支持、カナダ中央銀行の利上げの示唆はサプライズとなり、カナダドルが急騰しました。

これらを受けて、各国中央銀行が、一斉に金融引き締めに動き始めた、と一般的に伝えられるようになっています。しかし、当ブログに以前から訪れている方においては、10カ月も前からこうなることを知っていたのです。

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ジャネット・イエレンの実力は本物 ~インフレは必ずやってくる!~

6月15日のFOMCにて、アメリカ準備聖堂理事会、FRBは今年2度目の利上げを決定しました。このこと自体は十分予想されていたことだったのですが、FRBの今年の意向の方針とイエレン議長の会見は、想定よりもタカ派的と捉えられ、サプライズだったと伝えられています。

しかし、不思議なことにマーケットの反応は、ほぼ無風といった具合で、解釈に苦しむ状況となりました。これに対して言われていることは、「市場関係者はFRBの方針に対して懐疑的であり、世界経済は想定通りに堅調には推移しないのではないか」、と考えていると言うものです。

それに対し、当ブログではイエレン議長率いるFRBの先見性は非常に優れており、素直に彼らの方針を信じればいいのではないか、ということを再三主張してきました。

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FRBはインフレを懸念か ~バランスシート縮小議論に見る~

アメリカ準備制度理事会、FRBの6月の利上げが確実視される中、一向に進まないドル円相場ですが、その理由はトランプ政権の混乱だと一部では伝えられています。確かにそれは理由の一つだと思います。しかし、だからと言って、ドル円相場がいつまでも政治状況に付き合って、軟調なままかというと、私はそうは思いません。

FRBは今年、利上げの加速させることに加えて、「バランスシートの縮小」を開始する方針を固めつつあります。バランスシートの縮小とは、簡単に言うと、金融緩和で市場から買い上げた債券等を元に戻す、つまり、金融政策を引き締めるということになります。

利上げの加速にバランスシートの縮小、なぜFRBは市場関係者の想定を超える引き締めを、粛々と進めるというのでしょうか。それはごく単純に考えるに、「経済が過熱し、インフレが加速することを警戒しているから」ではないでしょうか。もし、この想像が当たっているならば、世界経済の先行きも見えてくるかもしれません。なぜなら、彼らの懸念はいつも当たるからです。

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日経平均株価は6~7月に22,000円を目指す展開か

フランス大統領選は新EUのマクロンさんの勝利が確定し、日経平均株価は20,000円を伺う展開になっています。当ブログでは、桜が咲くころにはドル円120円、225は21,000円などと予想してきました。桜は日本で最も開花が遅そうな釧路でも満開っぽいので、この予想はさすがに厳しくなってきたと言えそうです(笑)。

とは言え、この予想はきっと遅れているだけではないか、と思っています。なぜかというと、日経平均株価は10円もの円高局面を受けても、決して暴落しなかったからです。

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フランス大統領選はやっぱり変だ ~株のショック安に警戒が必要?~

コラム:フランス大統領選、真の勝者は「異端の経済政策」

~ ロイター ~

投資家にとって、今年の一大イベントとも言えるフランス大統領選挙が、とうとう今週末の4月23日に迫ってまいりました。この不透明感を織り込んでなのか、日経平均株価は、18,500さえ回復できない弱弱しい状態が続いています。世界を見ても、欧州株は強くて、ユーロは騰がらないというちぐはぐな動きが続いています。

いったい、投資家は現状をどう見ているのでしょうか。私は、欧州株やNYダウは参考にならないと思っています。なぜなら、昨今の世界の株式市場は、リスクオフ要因に非常に鈍感になってきており、昨年のイギリスのEU離脱を問う選挙間際でも、NY株は一向に下がらないという異様な状態だったからです。

今を推し量るのならば、まだそれほど鈍感になっていない日本株を、そしてユーロを参考にすべきではないかと私は思います。

さて、当ブログでは予てから、このフランス大統領選は要警戒、欧州の現政権は今年の選挙で敗れるのではないか、とお伝えしてきました。そして、その理由は、米国がEUの解体を推進しているからだ! と。なんだ単なる陰謀論か、そう思った方は少々甘いかもしれません。

なぜなら、EUの大統領が、「トランプ政権はEUの脅威だ」と実際に語っているからです。

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今更だが、為替と日本株は国境税調整次第 ~日本株だけトランプ相場~

4月14日、米財務省は、半期に一度の為替報告を発表しましたが、その内容に特別新しいものはなかったようです。しかし、相も変わらず日本は監視対象で、円安ドル高で株高を作り出したい安倍政権としては頭の痛い問題でしょう。これを織り込んでか、ドル円相場は108円半ばまで円高がすすみ、日経平均も年初来安値を更新してしまいました。

当ブログでは予てより、2017年のドル円の高値は135円! 日経平均は24,000円! などと予想させていただいておりました。そして、4月には120円ではないかと・・。その根拠は、トランプの経済政策ではなく、日米の金融政策のギャップでした。

トランプのマーケットに対する影響力は言うほどではなく、昨今の株高の主因はグレート・ローテーションだと。当ブログではこれを一貫して主張しており、正当性があった! と今でも思っているのですが、一部に於いて考えを改めました。というのも、世界を見渡しても、日本株は一番と言ってもいいほど、トランプラリーの様相が強いのではないか、と思い始めたのです。

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地政学リスクで株価の暴落はあるのか ~頓挫したトランプ戦略~

4月13日、当ブログが下限の想定ラインとして掲げていた、日経平均株価、18,500円をとうとう下回ってしまいました。理由は明快、アメリカの軍事行動に端を発した地政学リスクという最大級のリスクオフ要因です。当ブログでは、予てよりトランプ政権の本質は軍事戦略ではないか、とお伝えしてきました。ですから、この地政学リスクの高まりは想定内ではあるのですが、当初の想定とはずれてきたところも当然あります。

ですから今回、この地政学リスクで株価暴落があるのか? ということを改めて考えてみたいと思います。しかし、どうも妙だと思うのは、今回リスクの当事者のはずの日本円が独歩高になっている、という点です。

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「トランプラリー」を疑え! ~4月は高いかもしれない根拠~

少し前のことになりますが、3月21日マーケットに衝撃が走りました。それまで異様とも言える上昇一辺倒の異次元相場をみせていたNYダウが237ドル安と急落したのです。その理由は、オバマケアの代替法案が通らない見通しで、その後のトランプ政権の見通しに失望感が広がったからということでした。

なるほど、それはそうでしょう。それまでNYダウは、トランプ大統領選直後、2016年11月から今年3月の初めの史上最高値まで18パーセントも高騰していたのです。そして、その理由は一般的に「トランプ期待」とされてきました。その期待が急速に怪しくなってきたのですから、それは一大事のはず! でした・・。しかし、前回と同様、再び奇妙なことが起こったのです。

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通貨安競争はすでに終わりを告げた! ~インフレ時代の正義は通貨高に?~

3月11日、ドル円が長らく上値の壁となっていた115円をとうとう抜けてきました。いろいろと見ていると、「雇用統計が良いことを睨んだ先回り」などと解説されていたのですが、果たして本当にそうでしょうか? というのも、為替全体の動きを見ていると、ドル高、というよりは、ユーロ高、円売りの動きとなっていたからです。

一昨日にECB理事会が行われたのですが、その中でドラギ総裁は金融緩和に積極的な発言を行わず、それがユーロ高、円売りに繋がっていったのです。つまり、これはドラギトレンドだったと当ブログでは分析しています。さて、これだけなら、それほど騒ぐほどのことではないのですが、先日Facebookページでお伝えしました通り、ドイツのメルケル首相が「ユーロは安すぎる」などと発言していることを合わせますと、情報としての重要度はぐっと高まってくるのではないでしょうか。

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NYダウは異次元バブル相場へ突入 ~迫る!?株価の暴騰リスク~

2月28日、世界中の投資家が固唾を飲んで見守った、トランプ大統領の議会演説が行われました。結果、みんなが心配していた世界を混乱に陥れるような攻撃的な内容はなく、無難でソフトな演説でした。これにはアメリカの議員、国民も大いに好感を抱いたようで、その演説の支持率は80パーセントにも上ったと伝えられております。

当然、マーケットもこれを好感。演説への不安心理から調整局面入りしていたNYダウは、安堵感から300ドル超の大幅高となったのです。これで、株式市場は再び上昇回帰、めでたし、めでたし。

あれ、いえいえ、ちょっとお待ちください。これを読んでなんか変だと思った方も、きっといらっしゃるでしょう。「トランプ大統領演説への不安感の払しょく」で300ドル高? その二日前までダウは12連騰していたじゃないか! そして、一日前下がったとはいえ、たった20ドルじゃないかと。

そして、歴史的な12連騰の理由は「トランプ演説への期待感」からだと解説されていたのですから、もう無茶苦茶です。なぜ、こんなことになってしまうのか・・? その理由は恐らく、NYダウが今までの常識で測れない異次元相場だったからではないでしょうか。マーケット関係者がその説明をつけられないこと自体が、その事実を示していると私は思います。

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