米国と中国が「新型」コロナウィルス蔓延の責任について、情報戦を展開しています。

FOXニュースは同日、米情報機関が同研究所および感染初期状況に関する情報を徹底的に収集して時系列的に分析し、事態の全容解明を図っていると報道。調査結果は近くホワイトハウスに提出され、トランプ氏らは内容を精査した上で中国にどのように責任を取らせるかについて判断を示すとしている。

武漢研究所ウイルス流出疑惑、米情報機関が調査結果提出へ 産経新聞

みなさん、どっちに付きますか? と聞いたら、大半の日本人はアメリカ側につく、と答えるでしょう。しかし、私に言わせますと、「CIA」それは情報機関と言うよりも、「アメリカ中央妄想局」と言う感じでございます。中国がいいと言う訳ではありませんが、とにかく私の彼らに対する信用はそんなものです。

米国は虚言症国家

残念ながら、米国は歴史上、大層な嘘を数々ついており、今回も嘘つきを信用するはずないよね? と言うレベルの話に過ぎません。では、なぜ多くの日本人が彼らを信用しているのかと言えば、その現実を全く知らないか、しっかりと目を向けようとしていないからに他なりません。

イラク戦争、アフガニスタン戦争の大嘘

例えば、つい最近のイラク戦争、アフガニスタン戦争でも彼らは大嘘をこいています。

米連邦準備制度理事会(FRB)のアラン・グリーンスパン前議長が回顧録「The Age of Turbulence: Adventures in a New World」を出版した。グリーンスパン氏はこの中で「イラク戦争は石油目的が大部分」だと批判。これについてホワイトハウスは17日、ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領も「少し驚いた」と述べている。

グリーンスパンFRB前議長、回顧録でイラク戦争批判 AFP

彼らは大量破壊兵器をイラクが隠し持っていると主張し、攻め入って政権を滅ぼした後、それが誤りだったことを認めました。

国際関係アナリストの北野幸伯さんは、イラク戦争は石油の取引がユーロ建てに変えられてしまったため、それをドルに戻すことを動機として起きたと主張されています。

その後、米国は終わらないアフガニスタン戦争に突入していくことになるわけですが、それらもアメリカの利益のための、でっち上げ戦争であることが暴露されています。

トランプ氏はアフガニスタン駐留米軍を撤退させようとした。一方、ディープステートは強く抵抗した。トランプ氏はシリア内戦における米国の役割を過激派組織「イスラム国(IS)」の打倒に絞ろうとした。これに対しディープステートはアサド政権を転覆するよう主張した。

いずれのケースもトランプ氏が軍の利用を抑制し、戦争のリスクを最小限に抑えようとしたのに対し、ディープステートはむしろ戦争を誘発・拡大させようとしている。ディープステートが米国の軍事産業と利権を通じて密接に結びついていることと無縁ではないだろう。

米国、ディープステートとメディアが結託し戦争誘発…NYタイムズが認めて波紋

でっち上げ戦争、と言ってもそこで戦争ドラマを上演している訳ではなく、実際にアフガニスタンでは多くの民間人が殺されています。

CIAは「妄想」を国家に伝えて、人道危機を引き起こしたにも関わらず(例えこれが本当に単なる誤りだったとしても)、彼らは、なぜかほとんど全く責を問われていませんよね。

私が大統領だったら、このようなふざけた”情報”機関は、とっとと解体しますがね。

911の狂気

そして、この一連の流れを決定づけたのが、2001年9月11日のテロ事件です。これは、アメリカ政府による自作自演であることが決定的となっています。

以前の記事でも書きましたが、飛行機が突っ込んだからと言って、あのビルが下まで木っ端みじんになる訳がありません。しかも、飛行機が”当たっていないビル”まで倒壊しているというおまけつきです。

だから、誰がどう言っているとか、科学がどうとか、信じるか信じないかの話ではなく、単に見たまま、それは陰謀なのです。

CIAの元局員、マルコム・ハワード氏は、建物の破壊に関する経歴や技術を持っていたことから、CIAの幹部から、ニューヨークの世界貿易センタービルの破壊プロジェクトを強要されたとしました。

この情報開示と共に、世界貿易センタービルがコントロールされた爆発によって崩壊したことを示す映像や、事件の目撃証言も公開されています。

アメリカ同時多発テロへのCIAの関与の詳細が明らかに PARSTODAY

映画監督のアーロン・ルッソが、ロックフェラーが911の計画を事前に話していたことを暴露しており、そのインタビュー動画はyoutubeで見られます。

つまり米国とは、単なる極悪犯罪国家なのです。

『ニューヨークタイムズ』が暴いた米国による三つのテロは、氷山の一角に過ぎない。それでも、米政権が、殺人的・破壊的なテロ活動に熱心なことを有力紙が認めたのは有益だ。米国はテロ大国で、法律や文明の規範に縛られないことを米国の政治家は正常だと思っているのだ。

奇妙なことに、世界は米国に世界に賛同していない。グローバルな世論調査によれば、米国は圧倒的に、世界平和への最大の脅威と見なされている。

『誰が世界を支配しているのか』 第一七章 テロリスト大国・アメリカ ノーム・チョムスキー

銀行と言う犯罪

さて、話は変わりますが、私は最近、少し経済の勉強をしていました。そんな中で、銀行、貨幣のシステムについて、経済評論家の中野剛志さんが語る非常に興味深い記事を見つけました。

――そう言われればそうですね……。では、誰が銀行預金を創造しているんですか?

中野 銀行です。実は、預金通貨は、銀行が「無」から創造しているんです。

――そんなバカな……。

中野 いえ、それが「事実」です。銀行が個人や企業に融資をしたときに、新たな銀行預金が生み出されるのです。

――いやいや。銀行は、私たちが預けた銀行預金を元手に融資しているんですよね? だから、銀行が創造しているわけではないでしょう。

中野 そう思っている人が多いですが、それも間違いです。実際には、銀行は預金を元手に貸出しを行うのではなく、貸出しによって預金という貨幣を創造しているのです。そして、借り手が債務を銀行に返済すると、預金通貨は消滅します。

 たとえば、ある銀行が、借り手のA社の預金口座に1000万円を振り込む場合、それは銀行が保有する1000万円の現金をA社に渡すのではありません。単に、A社の預金口座に1000万円と記帳するだけなのです。そして、この融資されて通帳に記入された1000万円という預金通貨は、A社が返済すると消滅するわけです。

 このようにして、銀行は、何もないところから、新たに1000万円の預金通貨を生み出すことができてしまうのです。これを「万年筆マネー」と言います。銀行員は融資をするときに、借り手の通帳に「1000万円」と万年筆で記入するだけだからです。いまであれば、キーボードで入力するので、「キーボード・マネー」とでも言うべきかもしれませんね。ともあれ、これは銀行で普通に行われている実務であり、これを「信用創造」と言うんです。

(中略)

――それにしても、信用創造とは、まるで魔法のようですね。

中野 同感です。元手となる資金の量的な制約を受けることなく、貸出しをすることができる「信用創造」という銀行制度は、実に恐るべき機能だと思いますよ。

ダイヤモンドオンライン

こちらは大いに勉強させていただき、非常に納得できる内容だったのですが、気になったのが最後の部分です。これは魔法ではなく、詐欺というんですよね? 現実は逃げずに正しく認識したいものです。そして、専門家の方に申し訳ないのですが、中野さんは、一つ大きな間違いをされているようです。

だって、自国通貨を発行できる政府は

それはこの部分です。これもよく言われる話ですが、日銀は政府の持ち物ではありません。55%は政府が株を持っているようですが、残りは非公開、つまり誰だかわかりません・・。こりゃいったい!?

さらに世界の基軸通貨ドルに至っては・・

FRB設立にあたり、最も重要なことは、FRB連銀がドル紙幣を発行できるということです。つまり、ドル紙幣を発行する権限を得るわけで、ドル紙幣を発行するだけで、利益を得るのです。紙幣は印刷されるのですが、そのコストはだいたい紙代と印刷代だけです。たとえばそれが1ドルとした場合、100ドル紙幣を印刷すると、99ドルが利益になります。これがFRB連銀の儲けになります。

もうひとつ、信じられないことですが、民間銀行であるにもかかわらず、決算は開示されていません。膨大な利益になっているはずです。

ドルの実権を握る「FRB」が得ている膨大な利益とは? 幻冬舎 GOLD ONLINE

アメリカの中央銀行にあたるFRB(連邦準備制度理事会)は、100%民間の銀行です。しかも、決算はしなくていいと言う、特別階級のようですね。では、その株は誰が持っているんでしょうか? 100歩譲って国民ですかね。

FRBの中心的連銀はニューヨーク連銀ですが、その設立にあたり、「ファースト・ナショナル・バンク・オブ・ニューヨーク」や「ナショナル・シティー・バンク・オブ・ニューヨーク」、「ナショナル・バンク・オブ・コマース」などの銀行が株主でしたが、これらの銀行の株主は、図表1に掲げる10銀行です。

(中略)

ところで、このFRB設立で話し合った場所が、JPモルガンが所有していたジキル島というところですが、これは「ジキル島クラブ」という銀行家たちのメンバーで運営されていました。

このメンバーの6人で、当時世界の富の6分の1を所有していたといわれています。2割弱ですね。JPモルガンの父親は、ジュニアス・モルガンですが、ネイサン・ロスチャイルドと親しくなったジョージ・ピーボディに子どもがいなかったので、彼の後継者となったのがジュニアス・モルガンで、モルガン商会がロスチャイルド商会の代理人になります。JPモルガンはロスチャイルドの代理人で、FRB連銀やそのシステムを構築したのが、ロスチャイルド代理人のポール・ウォーバーグです。何を意味しているのか、もうおわかりですね。

おおっと、なんと、たった6人が世界の中央銀行の株を握っているとは、ここにも犯罪の臭いがしてきましたね。

ドルの発行権を握っているのは、ごくごく少数の銀行家です。ですから、当然彼らの権限は、国家のそれよりも上になりますよね。何度も書いてきましたけど、トランプら世界の大統領や首相は、彼らの家来です。よく言うと、部下ですね。安倍? 彼はよくて課長、いや主任かな・・いや、正社員くらいかな・・。

だから、私は世間と一緒になって彼を批判する気なんて起きないのです。可哀そうだからじゃないですよ、意味がないからです。

銀行と言うシステムを作った者たち、彼らは魔法使い(別名詐欺師)で、彼らこそが世界の最高権力者であり、支配層と呼ばれる人たちなのです。

詐欺は至るところに

さて、これで、アメリカ強いては世界の支配層と言うのが、単なるテロリストであり、詐欺集団であるということが分かりました。

彼らの実態を知っていれば、例えばこんなニュースは、聞いた瞬間に嘘であることがわかります。

英国絡みの蛇足のもうひとつは、ジョンソン首相の退院についてだ。ジョンソンは4月12日に退院し、公用車で首相別邸(チェッカーズ)に移ったが、途中で首相官邸に立ち寄るのが目撃された。公用車にはジョンソンの他、身重の新恋人、警備員、運転手、愛犬が同乗し、誰もマスクすらつけていなかったという。ジョンソンは、退院したといっても症状が消えただけで感染したままの状態でないか。それなのにマスクもつけず、妊娠中の新恋人や警備員らと一緒に車に乗り、首相官邸に立ち寄った。ジョンソンは感染をばらまいていないか??。いやいや、ジョンソンはそんな非常識なことはしないはずだ。前回記事以来の私の見立てでは、やはりジョンソンのコロナ感染は政治的な意図を持った仮病だ。今回の入院でジョンソンへの国民の支持が急騰した。

田中宇の国際ニュース解説

わざわざ専門家の方に解説頂くまでもありません。私は、Facebook ページにその見え透いた嘘に対するいら立ちを「は?」と言う一言で表現させていただきました。「嘘だろう」と書くことさえ嫌だったからです。

ジョンソンの演技の目的は、国民を恐怖に陥れ、ロックダウンを成功させることにあったと思いますが、彼はにその前には、集団免疫方針の失敗さえ演じています。

実によく練られたシナリオのドラマだと感心します。

うさんくさい陰謀論の責任

私が今回取り上げた話は、客観的に確認できる事実でありながら、「陰謀論」と呼ばれ、今でもその信ぴょう性を疑われ続けています。それは、発信者自身にも責任があるのでは?と私は思います。

「信じるか信じないかはあなた次第」などと言ってみたり、UFOやエイリアンの話と一緒くたにしたり、彼らは自ら信ぴょう性を下げる方向にもっていって、それをジャーナリズムではなくエンターテインメントにしてしまったのです。

もしかしたら、支配者層に睨まれるのを避ける意図があったのかもしれませんが、隠したい側の意図が含まれている可能性を疑われても文句は言えないでしょう。

「陰謀論」は論者自身により、オカルト話にされている側面があるのです。そりゃあ、地球外生命体の話と一緒にされたら、誰も信じないでしょ。「陰謀論」自体が一つの誤魔化しのシステムとして、機能している可能性は、頭に入れておいていいでしょう。

米英イスラエルを中心とした、一部の有力銀行家による国際政治の支配システムの話は、オカルト(超自然的な現象)とは何ら関係がなく、あなたが「信じるか信じないか」と言う問いは、まったくの的外れです。

いや、もちろん「色々な捉え方」と言うのは、あります。しかし、幽霊のように「いるかいないか」、「0か1か」の話になるのは、まったくおかしい。それで言うなら、彼らは人間で間違いなくそこに存在するのですから。

で、最後に結局、アメリカの言うこと信じますか? まあ、米国を信じるか信じないかはあなた次第、なんですけどね。