少し前になりますが、5月4日、安倍首相は緊急事態宣言の延長を正式に発表しましたね。私は数字上、今の日本は緊急事態でも何でもないため、宣言の延長どころか、そもそもの発令すらも正当な理由が見当たらないと主張してきました。

政府はなぜ、今回延長を決めたのでしょうか。

首相は感染防止策に一定の効果が出ているとの認識を示した上で「感染者の減少は十分なレベルとは言えない。引き続き医療体制が逼迫している地域も見られる」と延長の理由を説明した。

日本経済新聞

医療体制の逼迫、これがその理由だと言うのです。最近よくメディアで聞く、「医療崩壊」と言うやつですね。

「医療崩壊」を調べて見る

自粛論を声高に叫ぶ人の強い動機にもなっているっぽい、この「医療崩壊」。実際にどの程度の規模でどこで起こっていて、どの程度の問題になっているのかを、まず調べて見ようと思いました。

簡単に調べるには、ネット検索ですよね。とりあえず、「医療崩壊」のワードでググってみました。

私はどの病院でどのくらい逼迫しているって具体的に知れるのかと思ったのですが、残念ながらそのようなニュースは、見当たりませんでした。しかし、とても良い記事を見つけました。それがこちら。

医療崩壊の「現実」

新型コロナウイルス感染者が急増している。それを伝える報道は「医療崩壊」を強く示唆している。院内感染が発生した、PCR検査がなかなか受けられない、薬もワクチンもない……。だが、さまざまな地域の救急現場を密着取材してきた私にとって、ここ最近の報道は「医療崩壊」という言葉を正しく使っていないように感じられた。

全国の救命救急センター長たちが「医療崩壊」という言葉に違和感を持つ理由 PRESIDENT ONLINE

こちらの記事の筆者の方は、「医療崩壊」と言う言葉がきちんと伝えられていないと言います。確かにメディアは「医療崩壊」としきりに言っていますが、実態が何なのか、私にはよくわかりません。

通常の医療ができなくなること

人工呼吸器やECMO(人工肺)が足りなくなり、助けられる可能性のある命が助からなくなること

なるほど、それはこの2点なんだそうです。そして、このうちの1番目は起きそうなギリギリの状態、2番目はまだ起きていないと筆者の方は言います。どちらも起きては困るのですが、より怖いと感じるのは、2番目の方ですよね。助かる命がコロナのせいで救えない事態、これは確かに一大事、メディアが騒ぐのも無理ありません。

これは何としても防がなければなりませんから、一刻も早い政府の対策が求められます!

では、より危険な「医療崩壊」を防ぐ具体的な対策は、どういったものが考えられるのでしょうか・・

メディアは連日のように、ただただ右肩上がりに増え続ける「感染者数」と、症状に苦しむ患者の姿ばかりを大々的に報道している。そうした情報に接していれば、不安を抱くのはよくわかる。ただ、新型コロナウイルス感染に対する国民の「不安感」が増幅すると、医療現場を混乱させ、医療崩壊を現実にしてしまう恐れがある。

そうそう、メディアが恐怖を煽った結果、国民がパニクって病院に殺到し、医療崩壊が発生するから、それを防ぐには・・

って、おいっ! ええ、そうです。もう皆さんご存知の通り、これらの騒動のすべては、彼らによる自作自演なのです。

政府、知事、メディア、芸能人! てめえらが医療崩壊の原因だ!

できる予防法を行い、感染が社会的に蔓延しない工夫をしながらも、感染することを必要以上に恐れすぎず(また感染者・回復者を人間的に差別せず)、「回復しない/症状が悪化した時に医療を利用する」という意識が重要だ。

「新型コロナウイルスに感染したかもしれない」と思うような不安があったり、発熱、呼吸器症状が出たら、まずは「かかりつけ医」か「新型コロナコールセンター(0570‐550571)」に相談すること。症状が軽いなら自宅で休養でもOKだ。しかし、かかりつけ医がわからなかったり、または一般診療所で診療を断られたりして、救急車を呼んでしまうような事態が起きている。

これは極めていい指摘だと私は思います。「医療崩壊」を防ぐための方法が明瞭に示してありますね。しかし一方、メディアの皆さんは、こんな愉快なことをやっています。

北村弁護士は「テレ朝のインタビューに澁谷医師が『今、PCR検査をいたずらに増やそうとするのは得策でない』『無作為な大規模検査は現場は全く必要としてない』と答え、番組が編集し真逆の意見として放送。同医師の批判ツイートを受けて、『受け止めを疎かにしていた部分が』と意味不明な言い訳」と指摘したうえで「虚偽報道の敗北」と記した。

 同番組は7日、ベルギーで医療に従事し、現在は日本で診療にあたっている心臓外科医の澁谷さんにインタビューした内容を放送したが、澁谷さんが同日更新したフェイスブックで「編集で取材内容とはかなり異なった報道をされてしまい、放送を見て正直愕然としました」と報告。これを受け、12日の放送で、総合司会を務める同局の坪井直樹アナウンサー(50)が「PCR検査が増えることについて、澁谷医師は取材の中で、一般の人にとってはいいことと言うのと同時に、医療現場ではただひたすら数が増えるというのは医療崩壊につながる恐れがあるのでその点については望まないとおっしゃっている。私たちは、この医療現場の声の部分を放送につなげることをおろそかにしていた部分がありました。大変おわびいたします」と謝罪した。

北村弁護士 テレ朝「グッド!モーニング」医師取材で“真逆編集”に苦言「虚偽報道の敗北」 スポニチ

もう、本当なんなのこいつら。「医療崩壊につながることが、一般の人にとってはいいこと」って馬鹿か! こう言うこと本当は書きたくないけどね、くたばれ、てめえら! 

ま、後、余談ですけど、大人気の大阪の吉村君ですけど、全く信用出来ませんからね。そもそも、緊急事態宣言をやるように嫌がる政府にプレッシャーかけたのも知事連中ですし、延長も先に彼らがけしかけたと聞いてますからね、私は。

そして現在の緊急事態宣言が解除され、再び人々が街へ出ればまた少しずつウイルスは広がっていく。ウイルス撲滅は現状では不可能だ。それならば、いざという時に私たちの命を守ってくれる医療を十分に機能させるため、感染にまつわる不安に執着しないこと。医療崩壊を起こさせないためには、私たち国民が“細く長く”このウイルスに付き合っていく、というような“寛容さ”が求められている。

求められていることと全く逆のこと、不寛容を植え付けようとした人たち、犯人はこの中にいます。

奇妙な現実を説明できるもの

さて、もう一個奇妙な現実を重ねましょう。

月別のデータを見ると、昨年1月にはインフルエンザで1685人の方が亡くなっている。1日平均で死者54人となる計算になる。

(中略)

「米国ではインフルエンザが原因で毎年少なくとも1万2000人以上が死亡。とりわけ感染が深刻だった17~18年のシーズンには患者数は4500万人に上り、6万1000人が死亡した」(産経新聞、2020年2月8日)。

(中略)

いま、新型コロナウイルスの流行を食い止める対策は緊急の課題である。

だが、犠牲者の数からいえば、高齢化の進んだ先進国では、一般的に感染拡大が深刻化しているインフルエンザの封じ込め対策についてももっと関心が払われるべきであろう。

なんと1日50人以上「インフル死者」が日本で急増する不気味 PRESIDENT ONLINE

昨年のインフルエンザ死者数に関する記事です。実に奇妙なことに、世界のメディア、政府、知事たちは、これらの事実を前に特に何もしていなかったということです。

未知のウィルスだったから? でも、もう未知ではないよね? まあ、外国のことはよくわからないし、関係ないから、ほっておきましょう。でも、日本の現実は余りに奇妙過ぎます。

いったい、なぜこんなことが起きているのでしょうか。実は私たちは、そろそろこんなことを真剣に考えなければならない時が来ています。

オーストラリア・メルボルンで10日、ロックダウン(都市封鎖)に反対する抗議デモが行われ、10人が逮捕された他、警官1人が負傷した。抗議デモの参加者は、新型コロナウイルスは国民を統制する目的で政府が仕組んだ陰謀だと主張している。

 市内のビクトリア(Victoria)州議会前に集まった約150人のデモ参加者は、新型コロナウイルスの感染拡大を食い止めるために実施されている封鎖措置に抗議し、新型ウイルスに関する数々の陰謀論を展開した。

オーストラリアでは大半の州と地域で制限の緩和が始まったものの、ビクトリア州では、メルボルンにある食肉処理場で起きた集団感染により新規感染者数が急増したことを受けて、緩和が遅れている。

 米国でのデモを想起させる抗議活動の参加者は、「自由と権利のために闘う」と書かれたプラカードを掲げ、怒りの矛先を米マイクロソフト(Microsoft)の共同創業者、ビル・ゲイツ(Bill Gates)氏に向けながら、「ビル・ゲイツを逮捕しろ」と叫んだ。

コロナは政府の陰謀…豪の反封鎖デモで10人逮捕 5Gもやり玉に AFP

決して彼らの頭がおかしい訳ではないってことです。テレビで有名な武田邦彦先生は、この話を真実として伝え、タレントのフィフィさんは、日本では都市伝説扱いだが、海外では真剣に捉えている人が結構いることとして、動画で伝えていました。

日本では、オカルト扱い・・幽霊は存在しないっていくらでも科学的に説明できるし、UFOに宇宙人が乗って地球に来ているって話はいくらでも、論理的に突っ込めるわけですよ。でもそんなの、野暮だから誰もしない。それはミッキーの中に人がいるって言っちゃうのとおんなじだから。

でも、支配層の頭のおかしな連中が、変な政府を作って私たちを支配しようとしているって話は、全然そんなんじゃない。いや、2019年まではそうだったのかもしれません。しかし、今は違います。それを楽しむ時は、もう終わったのです。それはもう、確実に目の前に広がっているのですから。

そうじゃないって言う人は、ちゃんと説明してください、なぜそうではないと言えるのかを。私はぜひ知りたいです。

「結局確認できないんだから、都市伝説なんですよ」という反論を受けたことがあります。

だったら、テレビでやっているニュースも全部、都市伝説ということになるよね? あなたは全部裏取りやってるんすか?とはその人には言わなかったですが(笑)。つまり、その方は、権威を信じますと言っているに過ぎません。

そうじゃなくて、あなた自身が考えた結果、この奇妙な現実は陰謀じゃないって結論を導き出せたのなら、是非教えてほしいってことです。

例えば、本当は政府と知事とメディアは、私たちが大好きだから、心配でしょうがなくて過保護になってしまっているんですよ、とかですかね・・。

正義の戦い

そして、それらの陰謀は彼らの正義だってのも現実です。ニコラス・ロックフェラーはこの計画を友人のアーロン・ルッソに話した時「支配される奴隷たちのことなど気にせず、自分にとっての最善をやるべきだ」と言ったと言います。

しかし当然ながら、それは私たちにとっては、悪です。だから、戦うしかないのです。アメリカの下に入っていれば、私たちの自由と正義が守られるってのは、やっぱりあま~い幻想に過ぎなかったのです。

私たちの正義は、やっぱり勝ち取るしかない、ということです。

ずっと書いてますけど、それには暴力的な方法は一切必要ありません。なぜなら、今度の戦争では、世界のみんなも私たちの仲間だからです。

強い者が勝つのではない、共同できた者が勝つのだ、ということです。

そんなのお前に言われるまでもない、ずっと前から知ってたって? 偉い! 既にあなたは未来を創っています。