安倍政権の支持率下落が止まりませんね。私は過去2回、安倍政権の支持下落のフェイクを見抜いた実績がありますが、今度ばかりは本当に支持を失っているようですね。ですが、今回、もしかすると、大半の予想に反して、既にそれも底打ちし、反転上昇に向かっているかもしれません。

私はつい昨日、安倍さんは駄目かも知れないとFacebookページに書いたばかりなのですが、いったん撤回します。それは、今日このニュースを見たからです。

極めて大胆な策

政府が今秋以降のインフルエンザの流行に備え、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた新たな対策パッケージを策定することが25日、分かった。介護施設の検査強化に乗り出すほか、医療提供体制についても、感染者のうち無症状や軽症者は宿泊施設か自宅療養とする方向で見直すことも検討する。今後、インフルによる発熱患者の増加が予想される中、新型コロナで重症化リスクが高い高齢者などに医療資源を集中させる狙いがある。

新型コロナ「2類相当」見直しへ 首相、28日にも対策パッケージ表明 入院、重症者に特化

それは、コロナの2類感染症の扱いを見直すと言うのです。これには、私も驚きました。そうするべきとの声が出てきていることは、承知していましたが、私は無理だろうなと考えていたのです。

なぜなら、コロナは全世界的な圧力により、計画的に危険性を煽られてきたからです。最近は、世間もある程度気がついて、メディアが騒ぎすぎだと感じる人が、多くなったようですが、彼らは決して視聴率を唯一の目的に、そのような蛮行に及んでいる訳ではありません。

そんな短絡的な動機で、このような世界的なムーブメントが作れるはずがなく、背後にいるのは、国際的な銀行家や財団で、これは世界中に敷かれたマフィア的犯罪なのです。

ですから「2類指定外し」は、世界の支配層への攻撃であり、もしそれが本当になれば、彼らの計画は水の泡と返ります。

安倍政権には、そんなことが出来るはずがないと思っていたのです。

安倍晋三首相が記者会見を開き、パッケージの狙いについて説明することも検討している。

しかも、今回は、安倍首相が直接説明すると言うのです。「大胆な決断と国民への丁寧な説明」それこそ、国民が安倍首相に求めていたことであり、このタイミングで、この「2類指定外し」の内容で打って出てくるとは、驚異的と言っていいと思います。

それくらいこの意味は大きいですね。

なんとも、大胆不敵な策を打ってきたものだと、私は感心しています。

すべて正しかった安倍政権のコロナ政策

ずっと書いていますが、安倍政権のコロナ対策に間違っているものは、一つもありませんでした。あれだけ非難ごうごうだったGotoキャンペーンすら、やるべきとの声が高まって来ています。

私は最近でこそ、安倍政権支持を強く打ち出していますが、ずっと彼らを支持してきた訳ではありません。特に不支持という訳でもなく、まあ、余り興味がなかったんですね。

日本の政権、首相など、常にアメリカに喉元にナイフを突きつけられた状態であり、彼らに逆らうことなど到底できはしない、言いなりになるのは、運命だと思っていたからです。

安倍さんが、たまにアメリカに逆らって攻撃されていることは分かっていましたが(森友、加計学園など)、随分頑固な人だなあ、さっさということ聞けばいいのに、くらいに思っていたのです。

ちなみに、安倍政権に流れたスキャンダルのほぼすべては、CIAと官邸との暗闘で間違いないと思います。言うことを聞かない安倍首相に脅しをかけるために流されたと見て間違いないでしょう。

しかし、そんな私の評価を一変させたのが、「コロナ騒動」でした。ロックダウンに準じた「強制自粛」を求める世界的な圧力に対し、戦っている姿を見たとき、はっとなったのです。この男ひょっとすると・・。

それから少し調べただけで分かりました。安倍晋三と言う男の本質が。なぜなら、彼はずっとそう行動して来たからです。

「日本を取り戻す。」彼の心意気に嘘はないことに、私は気が付いたのです。

ただ、もちろん彼は売国的政策を一切やっていないわけではないですよ。アベノミクスとかは、日本を貧乏にする政策でしかありません。しかし、先程も言った通り、日本の首相は、常に喉元にナイフを突きつけられています。

売国をまったくしないで、日本の首相をすることは不可能なのです。問題は、魂まで売ったかどうか、なのです。

それでも安倍政権を支持しない国民

「コロナは騒ぎ過ぎ、経済を回すべき」日本国民の主張は何か月前とは、様変わりしていますが、しかし、おかしなことに安倍政権の支持率は一向に上がってきません。政府は最初からそうしようとしていましたし、緊急事態宣言も嫌がっていたのを、世論に押し切られてしまった格好です。

つまり、間違っていたのは、国民の方なのです。しかし、彼らは一向に誤りを認めないばかりか、安倍首相を恨み続けています。

正しい政策を指示したのは誰でしょうか。安倍首相ではないんでしょうか。これは、おかしいですよね。明らかに矛盾しています。

安倍首相は仮病だった?

そんな状況を打破するには、どんな方法があるのだろうか、と考えていたところ、安倍首相の健康不安説が突如として流れてきました。

ですから、私はもしかすると、彼はイギリスのジョンソン首相の真似をしたのではないだろうかと考えました。

英国絡みの蛇足のもうひとつは、ジョンソン首相の退院についてだ。ジョンソンは4月12日に退院し、公用車で首相別邸(チェッカーズ)に移ったが、途中で首相官邸に立ち寄るのが目撃された。公用車にはジョンソンの他、身重の新恋人、警備員、運転手、愛犬が同乗し、誰もマスクすらつけていなかったという。ジョンソンは、退院したといっても症状が消えただけで感染したままの状態でないか。それなのにマスクもつけず、妊娠中の新恋人や警備員らと一緒に車に乗り、首相官邸に立ち寄った。ジョンソンは感染をばらまいていないか??。いやいや、ジョンソンはそんな非常識なことはしないはずだ。前回記事以来の私の見立てでは、やはりジョンソンのコロナ感染は政治的な意図を持った仮病だ。今回の入院でジョンソンへの国民の支持が急騰した。加えて、英政界やマスコミやMI6内部の暗殺計画者などの政敵から身を守ることもできた。

田中宇の国際ニュース解説

すぐさまのこんな反応を見たもので、そういう予感も十分したのです。だとすると名演技で、ジョンソンのバレバレの大根とは、大違いです。

しかし、それでも支持が大きく上昇したようには見えず、彼は本物の病気なのか?とも訝しみました。

一発逆転か

しかし、2類感染症見直しの観測があっている様であれば、ここからでも十分、一発形勢逆転がねらえるのではないか、と私は思います。

安部批評は、「総悲観」状態とも言えます。

これはマーケットに例えると、空売りが溜まりに溜まった状態、「夜明け前が一番暗い」状態であるとも言えるからです。何かをきっかけに、一転暴騰相場突入となるかもしれません。

私は過去二回、安倍政権の支持率の底打ちを当てましたが、それは簡単でした。メディアのフェイクを見抜いただけだったからです。

しかし、今度は本物の人の感情が相手です。

安倍政権の行く末は、神のみぞ知るということになるでしょう。