芸能人の自殺が相次いでいますね。7月18日に三浦春馬さん、9月14日に芦名星さん、9月27日に竹内結子さんと立て続けに起きています。

しかし、これ本当に自殺なの?って声もネットを中心に多いのも当然のことでしょう。個人的には自殺だとは全く思いません。

「芸能界の破壊が起きる」私はこう予言しましたけれども、これら一連の事件には、それを超えた何かがあるように思います。

なぜ彼らは死ななければならなかったのか、その新たな仮説を今回は検証してみたいと思います。

政府が警鐘

【9月28日 AFP】日本の人気女優、竹内結子(Yuko Takeuchi)さん(40)が先週末に死去したことを受け、政府は28日、悩みを抱えている人は支援を求めるよう呼び掛けた。

www.afpbb.com

竹内結子さんが死亡した直後にこのような警鐘が政府から発せられました。これ単純に変じゃないですか?

日本国内における先月の自殺者は1900人近くに上り、前年同月比で15.3%増加している。

何がおかしいってタイミングですよ。日本における自殺の問題ってもちろん、今に始まったことじゃないですよね。しかも、コロナの影響で増えることは十分予測されていました。こう言っては何ですが、芸能人が死んだ直後ってのは、余りにもあざとすぎるのです。

他に目的があるのではないか?と私は疑います。

イギリスのある実験

私が思うそれはこちらです。

イギリスにある大学が、学生の自殺傾向を測るため、他のデータと共に学生のSNSへの投稿も監視すると発表しました。この計画は試験的なプログラムの一部であり、もし目的どおりに機能すれば、全英中の団体に展開されると報じられています。

プレスリリースによれば、このプログラムは「Early Alert Tool」と呼ばれ、学生局の資金提供を受けており、ノーザンブリア大学が指揮するとのこと。同大学は図書館の使用、オンラインと教室での授業の出席率、学業の成績といった既に収集している学生データを集め続けるだけでなく、彼らのSNSの投稿や大学のスタッフとのやりとりのトラッキングも始めると伝えられています。

この学生監視システムの目的は大学生の自殺率を減らす方法として、メンタルヘルスの問題に向き合っている人を識別するためにこの集合データを使うこと。

イギリスの大学、生徒の自殺を防止するためSNSを監視する実験を行なう GIZMODO

それはすでにイギリスで先行して始まっていた「若者監視システム」の導入です。

座間事件の不気味さ

さて、遡って今から3年前の2017年10月、神奈川県座間市で常軌を逸した事件が起きたのですが、その裁判が行われているニュースが最近あったので思い出した人も多いでしょう。

神奈川県座間市のアパートで2017年、当時15~26歳の男女9人の遺体が見つかった事件で、強盗・強制性交等殺人罪などに問われた白石隆浩被告(29)の初公判が30日午後、東京地裁立川支部で開かれる。事件は、会員制交流サイト(SNS)で自殺願望をほのめかした若者が標的にされた。

多様化するSNSと自殺願望 被害繰り返さないためにどうすれば 毎日新聞

・・・あれ? やっぱりなんかおかしくない? これ3年前の事件ですよね。モロに今のトレンドをフォローしちゃってませんかね・・。

事件について菅義偉官房長官は「人の目の届きにくいSNSを利用した極めて卑劣な手口」だと厳しく批判。11月10日には関係閣僚会議を開き、自殺に関する不適切な書き込みの削除や制限の強化、ネットを通じて自殺願望を発信する若者の心のケアなどを指示した。

出会い系より怖いSNS 規制すれば座間事件の少女たちを守れたのか? AERAdot

この記事は2017年11月です。この時も動きがスゲー早いな~怪しいな~って思ってたんですよね。当時知人に話したのですが、

「そのために殺すなんてあり得ない!」

と常識的なお叱りを受けてしまいました。

私は、この事件の犯人ってこの白石隆浩って人じゃないと思うんですよ。理由を端的に言うと、普通過ぎるんですよ、この人。顔写真と移送の車で顔塞いでいる姿を見たとき、「この人じゃないな」と思いましたけどね。

さて、次の違和感です。2カ月で9人という早すぎるペースについて、私は強い違和感を覚えました。2カ月で9人というと、だいたい週に一人というペース。金銭目的ならそこまでハイペースでなくてもいいはずです。こんな違和感を感じたのは私だけではないようで、犯罪心理学者の方がこんな風に書いていました。引用させていただきます。

 「供述通りであるなら、毎週のように殺害、遺体損壊を続けたことになる。これは、連続殺人としてもペースが早すぎる。(中略)楽しい殺人を短期間に行いすぎるのはもったいないし、あまりに急いで殺害をすれば、普通は逮捕される危険性も高まる」

(中略)

そして第4の違和感はこれです。報道が進むにつれ、どんどん意外と「普通」そうな容疑者像が明らかになってきました。普通の家庭、普通に過ごした学生時代、そして証言は友人や元恋人からのものも。近所の人にも普通に話しかけるほどのコミュニケーション能力を持っていたようです。ま、歌舞伎町でスカウトをして売春の道に引っ張っていたことがあるくらいですから、すごく真っ当で真面目な人というわけではありません。それでも、このような猟奇的な事件を起こすほどの反社会的、あるいは病的な人格が形成されるようなエピソードとは思えません。

座間事件容疑者、「限りなく普通の人」の可能性 日経ビジネス

一言で言いますと、こんな事件はまったくあり得ないということです。

事件の真犯人?

では、この事件の真犯人とはいったいどこにいるのでしょか。

「スカウトマンとしての腕は評価されていた。ただ気が小さいのか、一カ所にじっとしていられず場所をすぐ変える。それでもSNSで女のコを募集していたし、成績はよかった。マメに優しく返信していたのだろう。

 彼の悪いところは風俗嬢に払うべき金を中抜きしたり、会社を通さないで個人で店に女のコを紹介したりしていたこと。本来会社の取り分になる金が自分の懐ろに入るからね。

 会社や女のコたちの関係者に追い込みをかけられると平謝りになり、返済を繰り返していた」

 白石容疑者は2017年初め、茨城県神栖市の違法風俗店に女性を斡旋し、偽名で報酬を受け取った容疑で逮捕された。

「逮捕後、歌舞伎町に戻った白石は、スカウト会社の面倒を見ている新宿の暴力団関係者にボコボコにされた。本人は、逮捕されたうえに暴力団から制裁を受けたことで、新宿での仕事が怖くなったようです」(飲食店関係者)

「座間9遺体事件」鬼畜容疑者は闇社会から脅されていた SMARTFLASH

彼は単なるスカウトマンだったと言うこちらの記事。これが正しければ、私の「彼は普通の人」という感覚とマッチしますね。

白石容疑者は今年2月、売春させると知りながら風俗店に女性を紹介したとして、職業安定法違反容疑で逮捕され、5月に有罪判決を受けた。関係者は「正統派の店でなく、違法系の店を紹介していただけ。その時も、さほど話題には上がらなかった」と言う。

 ただ、当時の白石容疑者の周辺には他に物騒なうわさがついて回ったという。「白石のいたグループは投資詐欺や振り込め詐欺、死体処理、強制労働、台湾や中国への人身売買までやってるとメンバー自身が言って回っていた」。

白石容疑者の歌舞伎町グループ「人身売買」の証言も 日刊スポーツ

彼は脅されて闇の世界の奴隷にされ、その後により危険な仕事をやらされていったと推察できそうですね。

「闇世界」・・人身売買が得意な組織っていうと、やっぱりあの方々ですよね!

米海軍の調査から、同海軍兵士の一部が女性の人身売買を行っていることが明らかになっています。

アメリカの軍事専門紙ミリタリー・タイムズのウェブサイトによれば、米海軍は、一部の兵士らが女性の人身売買で疑われている問題に関する調査を2017年6月から開始しています。

米海軍での人身売買が発覚 PARSTODAY

キャンプ座間(キャンプざま、Camp Zama)は、神奈川県座間市と相模原市南区にまたがるアメリカ陸軍の基地。通称、座間キャンプとも呼ばれる。在日アメリカ陸軍司令部(米軍外部での通称「リトルペンタゴン」、内部では建物番号から取った通称「101(ワン・オー・ワン)」が置かれている。

「キャンプ座間」 ウィキペディア

あ、陸軍と海軍だから濡れ衣ですね、ごめんなさい(笑)。

誰を信用するべきか

本橋さんは人気番組「テラスハウス」に出演した女子プロレスラーの木村花さん(当時22歳)が、ネット上で中傷された末に死亡した問題を挙げ、「最近はSNS上で非難を受けて追い詰められ、自殺する例が目立つ」と解説する。「座間事件はネットで自殺願望をつぶやく人を白石被告が引きつけた特異な事件だったが、加害者が不特定多数になるなど問題が多様化している」と警鐘を鳴らす。

 悪意を持って近づく大人の見分け方を身につけることも必要で、自殺対策やネットリテラシー教育の継続が必要だという。「マスメディアもセンセーショナルな自殺報道を控えるなど、世界保健機関(WHO)の自殺報道ガイドラインを守ってほしい」と訴える。

 本橋さんは「子どもや若者が相談する相手は親や学校の先生でなくてもいいし、現実でもネット上でも構わない。信頼してSOSを出せる大人を3人見つけてほしい」と呼びかける。

多様化するSNSと自殺願望 被害繰り返さないためにどうすれば 毎日新聞

若者の皆さんに私から一つ警告させてもらうならば、今の政府やメディアなどの各権威は全く信用できないということです。

ノーザンブリア大学の試験的なプログラムも同様で、これは実験であって、若くて傷つきやすい集団へのトラブルシューティングを行なうものです。このプログラムがいわゆる同意に基づいたものであっても、問題はそれだけではありませんし、もしこれが成功したら、各地で展開され、学生たちは許諾することになるのでしょうか。

侵略的なデータの収集と監視は、未だに数多くのプライバシー上&倫理上の懸念を引き起こす厄介な問題です。メンタルヘルスに関連する問題の解決に新しいツールを使うのは本質的に悪いことではありません。しかし成功が確立できていない、あるいは欠陥と偏見のあるツールを使うこと、そして傷つきやすい集団に使うことは危険かつ時期尚早なのではないでしょうか?

イギリスの大学、生徒の自殺を防止するためSNSを監視する実験を行なう GIZMODO

今こそ、彼らの悪意に気が付く時です。私は都市伝説は書きません。私が本当だと思うことを書くだけです。もちろん、私の記事も信用してはいけません。ただ、私の勘は今まではよく当たってきましたというだけです。

「誰を信用するべきか?」

その答えは自分自身、ではないでしょうか。