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カテゴリー: 夏目漱石

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夏目漱石作、『こころ』の名言への考察① ~恋に上る階段なんです~

『こころ』が700万部を突破。要因の一つに名台詞

夏目漱石作の『こころ』が新潮文庫で700万部を突破した、とのニュースが出ていましたね。なぜ、それほどまでに『こころ』が日本人のまさしく心をわしづかみするのかと言う理由はいろいろあると思いますが。その中の一つに「先生」の語る名台詞と言うものがあると思います。この台詞の素晴らしい普遍性につい考えてみる第1弾になります。

なぜ、小保方晴子氏はそんなに悪いのか!?

現代の騒動を的確に表す夏目漱石の名台詞

前回、夏目漱石の『こころ』を取り上げさせていただきましたが、その中での「先生」の名台詞が現代の騒動を見事に表している気がしたので、書いてみたいと思いました。

『こころ』 夏目漱石

国民的小説のテーマはズバリ、「日本人のこころ」

前回、日本人に二番目に読まれていると言われている『人間失格』 を取り上げさせてもらいましたが、今回は一番読まれていると言われている夏目漱石の『こころ』です。

ではその国民的文学の『こころ』のテーマとはいったい何でしょうか? それは、ずばり「日本人のこころ」ではないかと考えています。

続・「坊っちゃんは、要するに敗退するのである」 ~橋下徹氏もやはり敗退?~

1ヶ月程前に、

「坊っちゃんは、要するに敗退するのである!?」 -橋下氏発言について‐

と言う記事を書きましたが、橋下氏を取り巻く状況がだいぶ悪化してきたようです。アメリカと喧嘩することで一発逆転もあり得ると思いましたが、どうやらそんな劇的な展開もなさそうです。アメリカには橋本氏と喧嘩するメリットなんて何もありませんものね。

「坊っちゃんは、要するに敗退するのである!?」 ~橋下徹氏発言について~

橋下氏の発言が大きくニュースで取り上げられましたね。このニュースを当ブログでも取り上げている某有名小説になぞらえて考えてみたいと思いました。

 

その小説は夏目漱石の『坊っちゃん』です。そして、タイトルにした「坊っちゃんは、要するに敗退するのである」と言う言葉は岩波文庫のあらすじによる表現です。

『坊っちゃん』 夏目漱石

要するに敗退するのである

以前、『華麗なる一族』のところで、ちらりと触れた『坊っちゃん』を、紹介したいと思います。あまりにも有名なこの作品ですが、岩波文庫の表紙のあらすじが非常に印象的です。

 

「無鉄砲でやたら喧嘩早い坊ちゃんが赤シャツ・狸の一党を相手にくり展げる痛快な物語は何度読んでも胸がすく。が、痛快だとばかりも言っていられない。坊っちゃんは、要するに敗退するのである

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