今回、新しいカテゴリを設けました。この『黒い家』は決して、人に薦める事が出来ないからです。でも、つまらないからではありません。この小説は面白いと思います。しかし、おそらく健康に悪いです。だから、推薦外です。
私は、この小説で非常に怖い体験をさせていただきました。夜中に読んでいたこともあり、本当に、心臓がどきどきと痛く、寿命が縮んだのでは?と思うほどでした。しかし、先を知りたくって、文学的な小説を読むときの何倍ものスピードで、ページをめくっていました。
こう言ったことが、所謂エンターテイメント小説の醍醐味でしょう。読後感も決して心地よいとは言えず、気味悪さが残ったまま、緊張しているとても、健康的とはいえません。しかし、こう言ったことを面白いと感じるという事実を見逃すことは出来ません。