当ブログの超独自解釈ですが、2017年のアメリカ大統領選挙のトランプの勝利以来の一連流れは「ノルマン・コンクエスト」の続き、なのではないかと思います。
1066年、ノルマンディー公ウィリアムがドーバー海峡を超えてイングランド王国に侵入し、ヘースティングスの戦いでアングロ=サクソン王朝ハロルドの軍を破り、その年クリスマスにイギリス王として即位、ノルマン朝を開いたこと。ウィリアム1世は各地で抵抗するアングロ=サクソン系の貴族を服属させ、イングランドを完全に統一し、強固な征服王朝をうち立てた。それがノルマン朝であり、1154年まで続く。
「ノルマン・コンクエスト」 世界史の窓
そして、それは現在「インフォメーション・コンクエスト」へと続いております。
「アングロ・サクソン・ミッション」の真意
ところで、皆さん「アングロ・サクソン・ミッション」をご存知ですね? 超有名な陰謀論です。
果たしてこのレポートが、紹介した「アングロサクソン・ミッション」のように、隠された計画を暴露したものなのだろうか? それはいまのところ分からない。しかしはっきりしているのは、今回のパンデミックを契機として、我々はこのシナリオが予測しているような、全体主義的な管理型社会に移行する可能性が高いということだ。
ヤスのちょっとスピリチュアルな世界情報予測 船井幸雄.com
2020年から起こったそれらの一連の流れは「アングロ・サクソン」の謀略だ、という訳です。しかし、当ブログでは度々書いてきましたように、これらの説明は、現実との乖離が大きくなってきました。
カールソンが指摘したことのうち、欧米がコロナ対策として自滅的なことをやっているという部分は、私にとって目新しいものでない。目新しい部分は、コロナが欧米の中でも特に米英などアングロサクソン5か国を自滅させているという部分だ。
「アングロサクソンを自滅させるコロナ危機」 田中宇の国際ニュース解説
そう、これこそが「アングロ・サクソン・ミッション」のホントの意味でないでしょうか。今から約1000年前、「ノルマン」は「アングロ・サクソン」を、コンクエスト(征服)しました。
ギヨーム2世はさらに南部から北東部の各地に進撃した。南部のサクソン諸侯は、ハロルドの戦死後にエドガーを擁立して抵抗したが、圧倒的な優勢の前に王位を認めざるをえなくなった。12月25日にギヨーム2世はウェストミンスター寺院で戴冠、ウィリアム1世として即位した。ここに現在に至るイギリス王室の祖が開かれた。
(中略)
緩やかな支配に慣れていたサクソン諸侯は、当初、ハロルド2世の一族やエドガー・アシリングをかついで各地で反乱を起こしたが、各個撃破された(前述)。その後も1070年にデーン人、スコットランド王などの支援を受けてヨークシャーなど北部で反乱が起きた。所領を奪われたサクソン人やデーン人達はロビン・フッドのモデルの1人といわれるヘリワード・ザ・ウェイクを首領として、ウォッシュ湾近くのイーリ島に集結して抵抗したが、むなしく鎮圧された(1074年)。これ以降、イングランドは安定した。
「ノルマン・コンクエスト」 ウィキペディア
恐らくこの構図は現在も、続いています。
対立を横軸で見ていると、なかなか争いの本質が見えてきません。それらはすべてが、ヤラセに見えてしまうのです。しかし、縦の構図で捉えれば、イメージは全然違うものになるでしょう。
「いつかぶん殴ってやる!」
とにかくムカつく奴、例え上司がそんな人物だったとしても、あなたは黙って命令に従い、とりあえずおべっかを使うでしょう? それを見た周囲に「上司さんといい関係なんですね!」なんて言われたら、どんな気分がするでしょうか?
ウィリアム1世は各地で抵抗するアングロ=サクソン系の貴族を服属
「ノルマン・コンクエスト」 世界史の窓
その気持ちは恐らく、「アングロ=サクソン」も同じです。
大規模リストラ策
逆にあなたが上司だったとしましょう。返事だけはいいが、ろくに動かなず、時に反抗的な目を向ける。そんな部下はさっさと首にしたいと思うはずです。その気持ちは恐らく、「ノルマン」も同じです。
「ノルマン」は考えたはずです。どうにか「合法的」に「アングロ・サクソン」をリストラし、もっと従順な部下を招き入れられないか、と。
社長:「あいつら何か、会社に大損害を与えるようなことをやらかさないかね・・例えば汚職とか。どうだ?」
秘書:「かしこまりました。私にお任せください」
インフォメーション・コンクエスト
しかし、事件を起こすだけでは不十分です。なぜなら怠惰な現代の民は、決して怒らず、するべき行動を起こそうとしません。
煽って焚きつけ、大きなクーデターを起こさせなければならないのです。
「あいつらは、なんてひどいことをやったんだ! 奴らは悪魔だ! みんなで闇の権力者を倒すぞ!」
それには、誰にでも簡単に分かる「真実の物語」が必要だったです。
「GB Newsがテレビやラジオで行っている、代替となる物語を提供することは、国民的議論に不可欠だ」。
ナイジェル・ファラージは、次の総選挙で候補者として立つかどうか尋ねられた。
ナイジェル・ファラージのツイッターよりDeepL翻訳
トランプ前米大統領の元側近で、米保守系ソーシャルメディア「GETTR(ゲッター)」のジェイソン・ミラー最高経営責任者(CEO)が13日、朝日新聞の取材に応じた。同社が正式に参入した日本について「すばらしい市場だ」と述べ、事業拡大に向け12月に来日する考えを示した。
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BBC NEWS JAPAN
現代の「ノルマン・コンクエスト」ここにあり。