民主党は、デサンティス氏の言動から、「さらに過激なMAGA(マガ=トランプ派)だ」と批判している。

急進左派を強く批判 フロリダ州知事、就任式 毎日新聞

ロン・ディサンティスは「トランプを超える過激派」。そのニュースを見たとき、私は事態を少々甘く見たなと思いました。と言うのも、トランプの退潮は「ロンドン」の政治力の喪失と見ていたのですが、これは「仕組まれた敗北」だったようです。

嵌められた「米」「欧」「日」

2023年、作戦コードネーム「TRUTH」(当ブログ命名)が、本格進行することは、ほぼ確実とみられます。

新型コロナウイルスワクチンの米国での接種開始から2年がたった。ワクチンが米国で300万人超の命を救ったとの試算が出た一方、共和党内で人気がある南部フロリダ州のデサンティス知事はワクチンの有効性や副作用を調査する考えを示した。ワクチンの懐疑論は根深く、新たな感染症への備えに影響を及ぼす可能性がある。

コロナワクチン、米でやまぬ懐疑論 接種開始から2年 日本経済新聞

一説によれば、ワクチンは「支配者たちによって、人口を削減するために打たせ続けられる」はずでした。それが、いったいどうしたというのでしょう?

なぜ、こんなことになってしまったのでしょうか? 

SNSにこの答えはありません。いや、日本だけは打ち続けさせられているじゃないか・・・ああ~確かに! ただ、それはさせられていると言うよりも自ら打ち続けているという、あまりにあれな話なので、いったん置いておきましょう。

世界的にはそれどころか、極右の論客たちが、こぞってワクチン批判を強めています。

ONS の英国貿易チームの元責任者@JamesfWellsは、@Nigel_Farageに、Covid ワクチンの副作用が過剰死亡に影響を与えているかどうかについて、「独立した公的調査が必要である」と語っています。

それは「ロンドン」による、「パリ」と「イスラエル」そして「ニッポン」の支配者層を貶める軍事作戦だったと言う、当ブログの仮説の説得力が高まる状況になってきているわけです。

「海賊」VS「支配者」の世界史

現在の国際政治状況は、「ロンドン」と「パリ」の支配者対決がその本質であると分析してきました。そして、「ロンドン」の源流となっていたのが「海賊」だったのです。

研究者たちは今も、古代の遺物からバイキングたちの真実を探ろうとしている。2021年10月に学術誌「Nature」に発表された論文では、バイキングがアメリカ大陸の土を踏んだ最初のヨーロッパ人である証拠が示された。コロンブスの”新大陸発見”より400年以上前のことだ。

ウソか本当か?「恐怖の略奪者」バイキングを巡る6つの通説 NATIONAL GEOGRAPHIC

そのバイキングには、強力なライバルがいました。

バイキングが人々に恐怖を与えたことは確かだが、専門家によると、暴力はバイキングに限ったことではなかったという。英ケンブリッジ大学のジョアン・ショート・バトラー氏は、次のように語っている。「バイキングが、ほかの国や民族よりも特に残虐だったということはありません。殺人、放火、略奪は、当時当たり前に行われていたことです。同時代にフランク王国の国王だったカール大帝は、4500人のザクセン人を虐殺しました」

フランク王国、後の神聖ローマ帝国、要するにそれはハプスブルグ家であり、当ブログに於ける「パリ」。そして、後の海賊たち「ロンドン」は、それを「グローバリスト」と呼び、邪悪な支配者であるとしました。

「ロンドン」と「パリ」は世界史をかけて、千年にも及ぶ戦いを続けていたのです。常識派の愚は、世界史が現代に続いていることを知らないことです。

最近、これらを追認してくれる、面白い本を見つけました。

現在、グローバル・ビジネスの世界で「海賊魂」の企業と言えば、挑戦的でフロンティア精神に溢れた企業、犯罪すれすれの経済行為だが高収益を上げている企業などを意味する。金融の世界で野心的な商品開発を行ない、高飛車に金融商品を売りつけて高収益を計上すれば、「海賊バンキング」となる。長い間、世界経済を牛耳ってきたイギリスの金融街ザ・シティは、 そもそも海賊出身者が金融を動かしてきた点で「海賊ビジネス」の元祖であるし、ヨーロッパ 大陸の金融機関は、さしずめ海賊ビジネスの本家かもしれない。

「海賊」の「ロンドン」と「支配者」のスペイン、即ち「パリ」は16世紀において、激しく激突。

エリザベス女王の時代を代表する戦争として必ず想起されるのが、スペイン「無敵艦隊」との海戦である。 無敵艦隊との戦闘があった一五八八年七月二八~二九日を、イギリスは大国スペインに勝利を収めた記念日として、歴史に深く刻んでいる。

この戦争の歴史的意義は、スペインが没落していく転換期となり、一方のイギリスが一八~一九世紀に向けて大英帝国を建設し、パクス・ブリタニカ (Pax Britannica=イギリス繁栄の時代)を築く出発点となったことである。

エリザベス女王とスペイン国王フェリペ二世との壮絶な戦いとされているが、イギリスに勝利をもたらした立役者は、ドレークやホーキンズを筆頭とする海賊たちだった。

長年の戦争の結果、勝ったのは「海賊たち」でした。こうして、彼らは世界の頂点に立ったのです。では、負けた「支配者」側はどうなったのでしょうか? 

ここからが、海賊たちの恐ろしいほど狡猾なやり方ですが、彼らはなんと世界の支配権を、負けた「パリ」やユダヤ人の「イスラエル」に与えました。

こうして「海賊王」は「支配者」を超える存在になったのです。

支配なんかしねえよ。この海で一番自由なやつが海賊王だ!!!

『ワンピース』

民衆に向かって、彼らは意気揚々と勝利宣言しました。そして、200年後、いたいけな民に再び囁きました。

「支配者どもは邪悪な奴らだ。一緒に滅ぼそう」と。

『ワンピース』は読んだことないけど、海賊と世界政府が戦う話らしいですね。

国家を統一し、国民の気持ちをひとつにまとめ上げてナショナリズムを高揚させていく手段として、しばしば英雄が必要とされる。王室や政府によって、国家の英雄に仕立てあげられたのがドレークであり、ドレークの偶像化がこの時代からはじまる。

『世界史をつくった海賊』

現代の海賊王、それがドナルド・トランプの役柄です。そして、海賊たちに仕切られた諜報機関は、支配者と民衆たち双方に、別々の「真実」を流しました。

海で貿易するためにアレクサンドリア(現エジプト)へ向かうとのデマ情報を巧みに流し、スペイン側をかく乱する情報戦を導入した。こうしたデマ情報は広範囲に流するのではなく、ごくごく限られた情報源から密かに流すことで信憑性を高めることができたという。スペイン側はデマ情報に翻弄され、ドレークが南米のポトシ銀山から産出される大量の銀を、それも太平 洋岸で略奪する計画を策定していることに、最後まで気付くことはなかった。

彼らは、ともに「自分たちだけが特別な情報を知っている」と思いこまされ、対立関係を強められてしまいました。しかし、初めから「真実」を知っていたのは「海賊たち」だけだったのです。

現代の「海賊派」の代表的なスポークスマンであるナイジェル・ファラージは、パンデミックの「対策」は、科学的な根拠を欠いた医療権威主義だと批判した、当時のディサンティス知事の演説の動画をツイートで引用。

ロン・ディサンティスは、これを見事に言い当てている。(DEEPL翻訳)

と語っています。

つまり、ディサンティスは「仕組まれた英雄」だった、ということです。

もちろん、パンデミック自体が「海賊」による情報工作でした。これが軍事作戦「TRUTH」の全貌です。

中国と戦わされて負けさせられる

2017年、トランプの米大統領選での勝利を見たことにより、米国が中国と本格的な対決姿勢を取ることを確信し、このブログの国際政治部門はスタートしました。

その時、欧米の支配層が「中国に勝つために」、トランプを大統領に選らんだと私は考えました。しかし今考えればこれは逆で、中国と対峙させて「負けさせるために」トランプは選ばれたのです。

私はずっと疑問でした。勝てるはずがないのに、なぜ、日本を中国と戦争をさせようとするのか?

その答えは、もう見つかりました。それは、中国に勝つためではなく、日本を滅ぼす為なのです。日本の支配者は、恐らく天皇を中心とした保守派のネットワークだろうと私は想像します。個人(天皇)が全てを支配下に置くような形ではなく。

「海賊王」には、それらが邪魔なのです。ターゲットは国民ではありません。安倍晋三が、国を守ろうとして殺されたのは、間違いがありません。

「海賊王」の究極の目標

最後に支配者を超えた「海賊王」の、最終目的とはいったいなんなのでしょうか。それは特別なことではなく、単なる「現状維持」。現在の権益の永続化、それこそが唯一の目標だと私は思います。

沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす

『平家物語』

彼らは神(自然)に戦いを挑んで、勝とうと言うのです。

この海で一番自由なやつが海賊王だ!!!

『ワンピース』

自然の掟から逃れて、真の「自由」を手にすること。それこそが彼らの悲願だとすれば、その失敗は必然、先行きは誰の目にも明らかではないでしょうか。

※この物語は、筆者のみが事実だと思いこんでいるフィクションです。