みなさん、とうとうきましたね。

これぞ、まさに「仕組まれた世紀の大逆転劇」

巨大な力の存在

CNN) 英国で2016年6月に行われた国民投票では、ポピュリスト勢の反乱で欧州連合(EU)離脱が決定した。数カ月後に政治経験のないドナルド・トランプ氏がまさかの当選を果たすことを予兆する出来事だった。

時は替わって24年6月。トランプ氏と同様に大衆迎合的なナショナリズムを掲げ、移民に反感を抱き、痛烈な経済批判を展開して、政界のエリート層や国際機関に冷ややかな視線を投げる極右系候補者は欧州議会選挙で急激に議席数を増やした。

またもや政界に衝撃が走ろうとしているのだろうか。

欧州議会選での極右急伸、トランプ氏にとっての予兆か CNN

この流れを見て、何かの巨大な力が国際情勢を動かしていることに気づけない人がいる、ということが私には信じられません。一言で言ってしまえば、間抜けです。識者と呼ばれる人たちは、この現象を馬鹿にするだけで、世界的で統一的な社会現象の重大性を誰一人として見抜けなかった、いえ、未だに見抜けていないのです。

その世界は大きな力によって、突き動かされているのです。もはや、常識人が入り込める領域ではないのかもしれません。

ウィグモアはケンブリッジ・アナリティカに「仕事を頼んだ」わけではないという。金銭的なやり取りはないというのだ。それでも「彼らは喜んで協力してくれましたよ」と彼は言う。

なぜだろう?

「ナイジェルが『ある人物』の親しい友人だったからです。ケンブリッジ・アナリティカを紹介してくれたのは、その人物でした。

彼は外国人の億万長者で『この会社は、リーブ.EUの役に立つ』と、紹介してくれたのです。われわれとケンブリッジ・アナリティカの目的は非常によく似ていたので、多くの情報を共有しました」

ウィグモアによれば、トランプの選挙活動を陰で操っていたのも、ブライトバートに巨額の出資をしたのも同じ人物なのだという。

「プロパガンダの新時代」到来なのか
フェイスブックで全人類が洗脳される!「ケンブリッジ・アナリティカ」とは何か COURRIE JAPON

感の鈍い人が文句を言っても、現実は変わりません。

ウィグモアを支援した「外国人億万長者」は、表舞台に立つことなく英国のEU離脱を決する国民投票の結果を動かしたのだろうか? これは非常に重要な問いだ。

巨大な力がそれを決定したことが私には見えたのですが、もちろん皆さんにも見えているでしょう。この巨大な力が具体的にいったい何を行っているのかと言えば、「マインドコントロール」ですね。

マインドコントロールとは、操作者からの影響や強制を気づかれないうちに、他者の精神過程や行動、精神状態を操作して、操作者の都合に合わせた特定の意思決定・行動へと誘導すること・技術・概念である。マインドコントロール論とも。不法行為に当たるほどの暴力や強い精神的圧力といった強制的手法を用いない、またはほとんど用いない点で、洗脳とは異なるとされる。

「マインドコントロール」 ウィキペディア

マインドコントロールと言うと、おどろおどろしいイメージですが、実はとっても日常なことです。モテる方法って調べたら、異性をマインドコントロールするやり方が出てきますよね? 実際にそれをやらないと、お付き合いすることもできないはずですし、もっと言えば、赤ちゃんが泣くのも、犬が吠えるのもマインドコントロール術だと思います。

突き詰めると、単に「影響」ってことですね。

だから「謎の大富豪」がやっていることも、決して悪いこととは言えないんじゃないでしょうか。じゃあ、何が問題なのかっていういうと、その力が強すぎるってことです。

たとえば、「軍隊と契約しているような企業が、米国大統領のコンサルタント企業でもある」という事実です。

告発した男が、「離脱派」関与のすべてを語る
「ケンブリッジ・アナリティカがなければ、ブレグジットもなかった」 COURRIE JAPON

私は、その最強筋に「ロンドン」という愛称を付けたのですが、古くなってきたので変えようかなと思っています。「革命筋」とかどうですかね。

「信じられない」「ある種の衆愚政治」新幹線無賃乗車YouTuberが欧州議会当選に日本のSNS衝撃 JRは被害届も提出

女性自身

これも「同筋」の仕業でオッケー。トランプは犯罪者だし、バイデンは犯罪者の親父。こうして、どんどん「中露の方がまし」と言うことになっていく。

ちなみに”選挙の達人”である、ナイジェル・ファラージ氏の「リフォームUK」の支持率は保守党を上回ったそうです。彼のXのトップページには「I’m back」という言葉が掲げらています。トランプも同じことを言っていましたよね。そして・・

Mr. Speaker, I want to thank everybody here. And hasta la vista, baby. Thank you.”
議長、ここにいる全員に感謝します。そして、“またな、ベイビー”!

一部ではカムバックを狙っているとも囁かれるジョンソン首相ですが、I’ll be backとは言いませんでした。

「またな、ベイビー!」イギリス・ジョンソン首相最後の答弁 最後の最後で放ったのはターミネーターのセリフ【詳報】 TBSNEWSDIG

彼も帰ってくる、と私は見ているのですが、

夢から覚めない

この強すぎるマインドコントロールは、現代社会のありとあらゆるところに存在しているわけですが最近、現実との乖離から、仮想現実世界の奇妙さが目立ってきてしまっているのが経済界です。

まず、米国の経済がいいと言うことが仮想現実です。

米国でミドルクラス(中間所得者層)とされる市民のほぼ3分の2が、経済的苦境に直面しており、これからの人生に変化は期待できないと考えている。全米トゥルー・コスト・オブ・リビング連合が委託した世論調査で分かった。

   多くの米指標では、米経済の力強さが示されている。労働・住宅・株式市場が堅調で、国内総生産(GDP)も着実に伸びている。だが、こうしたデータは、将来を心配し、貯蓄をすることができない何百万もの世帯の経済的不安を捉えていない。

米国のミドルクラス、3分の2が経済的に苦しい-民間調査 ブルームバーグ

それはデータによってつくられています。

ラピュータの全市民は、科学者である。住民はみな常に科学について沈思黙考しているため、いつも上の空であり、時々正気に戻りまともに道を歩いたり話したりするために、頭や目を叩く「叩き役」を連れている。表向きは啓蒙的ながら、ラピュータ人の科学は、学問のための学問に過ぎない。

「ガリヴァー旅行記」 ウィキペディア

経済学者とその傘下の「経済おじさん」は、立派な「科学者」です。

残念なことに、現実世界には「叩き役」が存在しないのですね。あ、でも最近イエレンさんが、ついに現実に言及しましたよ。

イエレン米財務長官、企業の競争欠如がインフレの一因になったと示唆

ブルームバーグ

この記事、訳がちょっと分かりづらいのですが、要は「独占企業が、必要以上に値上げしたからインフレになった」と言っています。ただ、これは「知ったらしまい」のサインだと思います。つまり、もう手遅れだと言うことです。

FRB利下げは米経済のトラブルの兆候である可能性-ハートネット氏

ブルームバーグ

はい、そう言うことです。

ちなみにですが、「叩き役」になろうなんて、決してしてはいけませんよ。当然のごとく、怒られるだけなのですから。

フィフィ「値上げに慣れろ!」 実母来日→駆け込む店明かす「あの価格で」外国人もビックリの日本

デイリー

ラピュータの市民とは違って、彼らは叩いても正気には戻りません。インフレが経済をよくすると言う夢からいまだに覚めないのですから。

しかしもちろん、こう言う人だけではありません。

似鳥会長は「こういう時代は安くしないとだめだ。特に去年の暮れから(値下げを)始めた。今年も継続していきたい」と意気込む。

「超円安」で打撃、ニトリ、100円ショップの逆境 似鳥会長「1ドル160円を前提に商品を開発する」 東洋経済オンライン

流石の似鳥会長。彼は「科学者」じゃなくて、本物の商売人ですね。為替なんて循環しているだけですから、気にする必要は全くないわけですが、正気じゃないメディアに色々言われるんでしょうね。現実では、それを叩いてもダメなことも当然ご存知でしょう。

仮想現実を現実に

そして恐ろしいことに、「最強のマインドコントロール」の施工主は、仮想現実を現実化する力があることが分かっています。

国土安全保障省が25日、〝軍レベル〟の捜査員を動員し、ロサンゼルスとマイアミにある豪邸中を家宅捜索した。コムズの弁護士は26日、「魔女狩りだ。軍レベルの武力行使が著しく過剰に行われた。それでもコムズ氏は逮捕されていない」と声明を出した。

米人気ラッパー「ディディ」の豪邸を家宅捜索 性的人身売買と性的虐待疑惑が浮上 東スポWEB

これは、Qアノンが盛んに2020年に盛んに叫んでいたやつですね。「軍が悪魔の小児性愛者を逮捕する」と。こう言うのを見て、やっぱり「真実」だった! とマインドコントロールがより深刻になっていく仕組みです。

先にも書いた通り、彼らの力は巨大すぎるのです。

炎天下で演説したトランプ氏は、議会を襲撃した支持者について「不正な選挙に抗議しようとしただけだ。警察が(議会に)入れと言った。恐ろしいことだ」と述べた。

議会襲撃「仕組まれた」 トランプ氏、陰謀論展開 東京新聞

西側世界は「正しい人」=「科学者」たちによって、壊されていきます。誰も「革命筋」のマインドコントロールから逃れることは出来ません。もちろん、私もね。

ただ、そのことを知っている唯一のブログであるつもりです。