コロナのつぎはこれが来るんだよな~ウザ~って思ってましたけど、やっぱりうるさくなってきましたね。

宇宙人とUFOにトランプ氏が注目発言「何かがいる可能性は非常に高い」名門ハーバード大研究者「未確認知的生命体が既に地球に潜んでいる可能性も」

FNNプライムオンライン

でもね、最近考えを改めたんです。「エイリアン」は確実に存在するってね。なぜかと言うと、目撃してしまったからなんですよ・・

半魚人伝説

奇跡体験を語る前に、つい最近ある非常に面白い仮説の存在を知ったんですね。まずは、こちらのご紹介です。

じつはこれは、私の勝手な思い込みではない。人類がチンパンジーなどとの共通祖先から分かれたあと、樹上から棲息地域を水辺に移して独自の進化を遂げたという主張は「アクア説(水生類人猿説)」と呼ばれている。

ここで「バカバカしい」と一笑にふすひともいるだろう。実際、「私たちの祖先が人魚だったとでもいうのか」とこの説は嘲笑されてきた。

禁断のアクア説(水生類人猿説)を再評価する 橘玲公式BLOG

それが、橘玲氏一推しの「アクア説」。詳細はウィキペディアなどを覗いていただくとして、ごく簡単に説明をすると、我々人類の祖先は、半水生生活を送っていた一時期があり、その過程で二足歩行や体毛の退化と言った”特異な”変化を遂げたのではないか?という、とっても面白い仮説です。

つまり、私たちは半魚人だった!と言う訳なんです。

正直負けたな~って思いましたね。この仮説は私がここで書いて来た物より、はるかに面白い。

そんな敗北感の中、私はこの仮説を知ってすぐにあることに気がつきました。「レプティリアン」ってこれのことじゃね?と。 ディープな陰謀論者が、世界支配の黒幕と主張する「爬虫類型人類」。

ヒト型爬虫類(ヒトがたはちゅうるい、レプティリアン・ヒューマノイド、Reptilian humanoids)とは、人間と似た形態の爬虫類(トカゲ)に似た生物という想像上の概念である。現代では、ファンタジー作品において描かれることがある。また、実在を信じ、爬虫類型の異星人が地球におり、人間に擬態し社会に紛れている、陰謀を企てている等と考える人もいる。

ヒト型爬虫類」 ウィキペディア

ご存知の通り、爬虫類とは両生類が水から陸に上がった生物。

古生代に地上で生活を全うできる生物群として3億年前に両生類から分かれて進化した爬虫類は急速に多様化した。そして爬虫類は、その前にいた両生類に代わり世界を支配し始めた。

「爬虫類」 ウィキペディア

アクア説を世界に知らせた、人類学者のエイレン・モーガンは、1998年に『子宮の中のエイリアン』という本を書いています。

アクア説を用いれば、ヒト型爬虫類(レプティリアン)=エイリアンとは、私たちのことだとなるわけです。確かに、私たちは世界を支配していますもんね!

では、そろそろ冒頭に書いた皆様お待ちかねの私の奇跡体験を・・「もういいわ!」って?

ヴィーナス革命の誕生

このアクア説が正しいと言う前提で空想を続けましょう。これはアクア説の説明にはあまり書いていないみたいなのですが、半水生生活がもたらした体毛の退化が、人類の革命の転機になったのではないか?と私は考えました。

これは恐らく、全く偶然に起こったまさに奇跡。

「ヴィーナスの誕生」ですね。そうです。女性(雌)が美しくなりすぎてしまったと言う訳なんです。この有名な絵画に描かれたヴィーナスは、ちょうど水辺から上がって来たばかりで、さらにちょっとよろけているように見えますよね。半水生生活で華奢になった肉体を表現していると思えます。

この「ヴィーナスの誕生」が、人類に一体何を引き起こしたか。

ミトコンドリアDNA(mtDNA)が指し示す遺伝的証拠によれば、解剖学的現生人類は、約20万年前に生きていた約5000人の(繁殖年齢にある)女性という比較的小さな集団に由来する。けれどもこれは、この集団に5000人の女性しかいなかったということではない。これらわずか5000人の女性が、現在生きている人類すべての遺伝形質を決定したということだ。

『人類進化の謎を解き明かす』 ロビン・ダンバー

ようは、ありとあらゆる類人猿のスケベなおっさんたち(?)が、ヴィーナスの元に群がった。結果的に、ヴィーナスは世界を、地球を支配するに至った・・美とはなんと恐ろしい・・

しかし、私はこうも空想しました。ヴィーナスの誘惑に抵抗した、硬派なおっさんたちもいたのではないか?

究極の保守派

ある時、なんらかの生態学的変化が起きた。”類人猿と人類の最後の共通の祖先”の子孫の一部は、その変化のあとも依然として、乾いた地面に生えた木々の上で生活していた。だが中には、水と森の両方がある環境(洪水に使った森や、湿地に生えたマングローブの林、木々が次第にすくなくなっていく島など)に身をおかざるを得なくなったものもいた・・・・。

『人類の起源論争 アクア説はなぜ異端なのか?』 エイレン・モーガン

”人類”には「究極の保守派」とも言える人たちがおり、「ヴィーナス革命」への抵抗を続けている・・こう考えると、これまで私がお伝えしてきた、国際的に表れる私たちに対する強烈な敵愾心、復讐心、「支配者でありながら、被害者である」という矛盾したメッセージの解読が可能になるのです・・

アクア説を用いれば、古今東西、世界中を席巻してきた、陰謀論の黒幕は私たちのことであり、つまり、私たちが私たち自身を攻撃するように仕組まれていることが分かります。

アラミスにすんでいた私たちの祖先は、森林環境で生き、そして死んでいったのだと結論付けているのだ。その内容を、〈ニューヨークタイムズ〉紙はこう要約している―「人類の祖先の最古の化石は、エチオピアで発見されている。四百四十年前のその地では、木々の多い氾濫原(洪水時に流水で覆われる平地)に、新人類に似た生き物が生息していた」

『人類の起源論争 アクア説はなぜ異端なのか?』 エイレン・モーガン

つまり、私たちは「ユダヤ人」の子孫だと考えてもよさそうです。「究極の保守派」からすれば、「ヴィーナス革命」の黒幕「ユダヤ人」は最大の敵であり、美に堕落した者、禁断の果実を口にした者は同罪だ、ということになるでしょう。

巨人伝説

それでは最後に「究極の保守派」とはいったいどんな人たちなのか、というところに空想を果ててみましょう。私が第一に目をつけたのは、こちらでした。

多くの人類学者やスミソニアンなどの博物館は巨人の存在を動物などの骨の見間違いであると積極的に否定しているが、科学者の中には巨人が実際に存在したと主張する者もいる。彼らはノアの方舟伝説が実在した洪水から来ているように、ゴリアテなどの神話も巨人から由来しているのではないかと考えている。 事実、巨人の骨と見られる2 – 3メートル近くの骨が見つかったという写真、新聞等の記録は残っているがその全ての骨は行方不明または消失しており、またその骨が巨人の骨であるという証拠も残されていない。 ただし骨が見つかった記録のあるパケット洞窟(アメリカ)の様に大きな人の歯のような骨が実際に見つかっている例はある。

「巨人」 ウィキペディア

出ましたユダヤ人最大の敵、ペリシテ人のゴリアテ。嘗て地球上には「巨人」が存在していたようです。

ユーラシア大陸の反対側、満州の雪原では、現代人でもいちばん背が高い人々と同じくらいの背丈の図体の大きな人々が闊歩していた。そのころ、地球には巨人がいたわけだ。

かつて地球には「巨人」がいた…絶滅した人類“ホモ・ハイデルベルゲンシス”の驚きの能力 ダイヤモンド・オンライン

「巨人」の一派である、ホモ=ハイデルベルゲンシス(ハイデルベルク人)は、高度な文明を持っていたそうです。

フランスやドイツで発掘された彼らの時代のものと思われる住居跡からは火の使用の痕跡が見つかっており、180cmの大型投げ槍や、剥片石器を取りつけたと思われる加工された枝なども出ている。このような枝と石器を組み合わせる革新的な技術はハイデルベルク人から始まった。

「ハイデルベルク人」 世界史の窓

さらに「巨人」の世界を覗いてみましょう。

本種は、ケーニヒスワルトとその同僚で北京原人の研究者であるフランツ・ワイデンライヒ(英語版)の主張する人類祖先巨人説の根拠になったが、1960年代に中国の研究者である董悌忱(英語版)によって人類の祖先ではない「巨猿」であると否定され、現在は「人類の進化系統とは別系統の絶滅類人猿」であったと考えられている。

「ギガントピテクス」 ウィキペディア

体重300キロ超、史上最大の類人猿と推測されている「ギガントピテクス」は、大分前に騒がれたこともある、イエテイや雪男の正体ではないかと囁く人もいるそうです。そして、これまでの数々の創作作品の元ネタになって来たようです。

キング・コング(2005年版) この映画に登場するキングコングは、ギガントピテクスから進化した大型類人猿という設定になっている。

恐竜惑星 1993年にNHK教育テレビで放送されたSFアニメ。ギガントピテクスが現生人類並みに進化し青銅器時代程度の文化を持つに至った巨大な人類という設定のキャラクターが登場する。 エデンの檻2008年から2013年にかけ連載された日本の漫画作品。本作に登場するギガントピテクスは、胸と頭部に体毛が生えていない。囮となった左治一馬に致命傷を負わせる。

ジャングル・ブック(2016年版) 当作品のキング・ルーイはギガントピテクスの生存個体だとされている。詳しくは本項を参照。 ARK: Survival Evolved ギガントピテクス属の架空の種である、G. fibraratorが登場する

ギガントピテクスのウィキを見ていて、思わずなつかし~ってなったワード、それは「北京原人」。40、50代の方は、きっと同じですよね。

その北京原人の項目を見ると、さらに興味深いことが書いてありました。

模式標本を含む複数の化石は1940年ごろにはロックフェラー財団に支援を受け、北京に設立された北京協和医学院で保管されていたが、日米関係の悪化によりアメリカへの移送が計画された。1941年12月5日、秦皇島から貨客船「プレジデント・ハリソン」に乗せるためアメリカ海兵隊の警護を受けつつ港へ移動したが、真珠湾攻撃により戦争が始まったことで「プレジデント・ハリソン」が拿捕され計画は失敗した。北京原人の骨に関心を持っていた日本軍も捜索したが発見することは出来ず、この日以降行方不明となっている。

「北京原人」 ウィキペディア

化石はロックフェラー財団が保管してたけど、米軍が失くしちゃったみたいって、いったい、どういうことや! 

この話はこれ以上の情報がないので、終わりにします。もう一度「ギガントピテクス」に戻ると、彼らは、オラウータンの親戚のようなんですね。オランウータンは人類とも最も近い親戚と見られているようです。そして、彼らは「森の人」と呼ばれています。なので、彼らに強い親近感を感じました。

「orangutan」(orang-utan、orang utan、orangutang、ourang-outang)という言葉の語源は、マレー語の「orang(人) hutan(森) = 森の人」である。元々は海岸部の人が奥地に住む住民を指す語だったが、マレー語の発展の初期段階で Pongo 属の類人猿を意味するようになった。

「オランウータン」 ウィキペディア

なるほど、オラウータンは、元々は「半魚人」が「森の人」と呼んでいた”人たち”だったと。

同氏の報告によると、マレー人はこの猿が話すことができると主張するが、「労働を強いられるのを避けるため」、話すことを避けた。

「森の人」は話すことが出来るけど、「半魚人」に虐げられるから、それを隠していましたとさ。で、こんな画が載ってました。

オランウータンと戦うダヤク族の兵

モルグ街の殺人事件

さて、唐突ですが『モルグ街の殺人事件』という推理小説をご存知でしょうか。「オランウータン」のウィキにも書いてあるのですが、ここでもかつて取り上げたことがあります。

1814年のエドガー・アランポーの作品で、史上初の推理小説とされています。超有名なのでネタバレを今更隠してもしょうがないので、書いちゃいますが「犯人がオラウータンだった!」という超衝撃的な結末の小説なのです。

奇しくも、当ブログの推理小説の犯人も同じになってしまったようですね・・。

さて、空想が行き過ぎてきたようなので、そろそろまとめましょう。

少なくとも昨今の国際政治の首謀者、文明を築いた者たちは、私たちとは違う”人種”であると想定しないと読み解けない段階に来たように思います。

私は最近の研究で、その対立の源泉は「定住」と「遊牧」という生き方の違いから生まれるのではないか、と考えました。遊牧は文明によって、消されていく運命にあるからです。しかし、それは私自身にすぐに否定されてしまいました。

こうした定住地に人々がけっして進んで集まってきたわけではないという強力な証拠がある。これらの定住地では狩猟採集時代より食べ物が粗末だったのだ。新石器時代の定住地に住む人びとは同時代の狩猟採集時代より小柄で(いつの時代でも食べ物が貧弱である目安になる)、骨格に食べ物ストレスの痕跡が多々見られる。

『人類進化の謎を解き明かす』 ロビン・ダンバー

私たちは、自ら進んで定住者になったわけではなさそうだからです。そうさせたものがいったいなんだったの? 人類の謎のすべてを解く鍵はそこにありそうです。