ネフィリムは巨人たちで,凶暴な超人的存在です。ノアの時代に邪悪な天使が人間の女性と関係を持った結果として生まれました。
聖書にはこうあります。「そのときまことの神の子らは人の娘たちを見,その器量の良いことに気づくようになった」。(創世記 6:2)この「神の子ら」とは,神様に反逆した天使たちのことです。彼らは天の「あるべき居所を捨て」,人間の体を着け,「自分たちのために妻を,すべて自分の選ぶところの者をめとり」ました。(ユダ 6。創世記 6:2)
この不自然な結びつきから生まれたのは,普通の子どもではありませんでした。(創世記 6:4)ネフィリムは乱暴な巨人であり,地を暴虐で満たした虐待者です。
「ネフェリムとはだれですか」 エホバの証人
聖書によれば、神の子と人間が、不自然に交わったことから、世界の混乱が始まったとされているようです。「神の子孫たち」が「人間」に魅了されてしまったとことが、不幸の始まりだったのです。
前回に書いた通り、この悲劇の物語は、あるきっけかにより、女性が美しくなりすぎたことが原因で始まったのではないでしょうか。神の子が気づいたのは、人の娘の「器量のよさ」じゃない気がするなあ。「神もスケベだった」とは、流石に聖書には書けなかったのでしょう。
カミがヒトに文明を与えた
そして、人間に文明を与えたのは神でしたが、それは「禁断の知識」だったのです。
『エノク書』第6章によると、ヘルモン山に200人の天使たちが集まった。彼らのリーダーはシェムハザで、そのほかアラキバ、ラメエルなど20名が天使たちの長であった。彼らは互いに誓いをたて、人間の娘たちを妻にめとった。その際、人間に禁じられた知識(剣、盾、胸当てなど武器の作り方や腕輪、眉毛の手入れの仕方、呪術、薬草、占星術など)を地上の人間たちに教えたが、それによって男は武器で争うことを、女は化粧で男に媚を売ることを覚え、地上には不敬虔や姦淫など様々な悪行がはびこることになったという。
堕天使と女性たちとの間には身の丈3000キュビト(1350メートル)にもなる巨人(ネフィリム)が生まれ、彼らは地上の作物はおろか、鳥や獣、人間を食い尽くし、最後には巨人同士での共食いまで始めた(7章)。
「グリゴリ」 ウィキペディア
さて、これを得て、私は新たな物語を創作しようとしています。
今も昔も変わらない
いったいカミは、どのようにヒトの信仰心を掴んだのでしょうか。
魔女達はマクベスに対し「万歳、コーダーの領主」「万歳、いずれ王になるお方」と呼びかけ、バンクォーには「王にはなれないが、子孫が王になる」と予言し消える。そこへダンカン王の使者が現われ、マクベスが武勲により新しくコーダーの領主に任ぜられたと伝える。魔女の言葉通りとなったことに2人は驚き、マクベスは王になるという予言にも秘かに希望を膨らませる。
「マクベス」 ウィキペディア
まず、予言が実現したら、ヒトの心はイチコロですよね。
キックは24年から「九紫火星『火』の時代がやってくる」とし「(火の時代なので)太陽がパーッと照らす時代。全てが明らかになる。隠されてきたことがすべて表に出てくるし、お天道様が見ている時代になる。悪く言えばプライバシーなしの時代になります」と語り、誰と男女の関係になっているかも筒抜けになってしまう監視社会になると断言した。
さらにキックは、これから20年は「天候でいうと火の時代なので温暖化、森林火災、噴火」に注意を促し、そのほか「熱狂的な株式ブーム、超訴訟社会がくる」とも予言。最後には2024年の1年間を占い、「来年(24年)は『震』の時代。地震はかなり気を付けなければいけない」と結んでいた。
小沢一敬が“最後に更新”した「24年大予言」動画が当たりすぎて怖い…自身の醜聞から地震、訴訟ブームまで 日刊ゲンダイ
これって今も昔も変わらない方法だったと思うんですよ。例えば・・
「魏志倭人伝」によると卑弥呼は邪馬台国に居住し(女王之所都)、鬼道で衆を惑わしていたという(事鬼道、能惑衆)。また、卑弥呼は邪馬台国の王というのは間違いという説がある。魏志倭人伝で「輒灼骨而卜、以占吉凶」(骨を焼き、割れ目を見て吉凶を占う)とあるように卜術をよく行う巫女(シャーマン)であり、儒教の反迷信(鬼神信仰)的視点から「鬼道」と記された可能性が高い。
本人は人前に姿を現さず、弟だけにしか姿を見せなかった。
「卑弥呼」 ウィキペディア
卑弥呼は、まさに「カミの使い」だったかもしれないですね。姿はみせられなかったのかなあ・・。
古代におけるシャーマンが、実際に「カミの使い」だったかどうかはともかくとして、ヒトが代理を務めたこともあったと思うのです。しかし、人が完全にカミのお考えを理解するのは、不可能だと思うんですよね。そんな場合はどうするのかなあ、と考えておりましたところ・・
ピューティアー(古希: Πυθία, Pythia)は、デルポイの神託所に仕えたアポローンの女神官である。予言の才で知られており、人々に神託を伝えたとされる。
(中略)
ピューティアーが洞窟の戸口のところへ置いた三脚台の上に座り、そこの岩の裂け目から立ち昇る霊気を吸って、恍惚の境地に至り、難解な言葉でアポローンの予言を告げたとされる。
「ピューティアー」 ウィキペディア
煙を吸って、恍惚の表情かあ・・
米国麻薬取締局(DEA)によれば、ケタミンは解離性麻酔薬と呼ばれる幻覚作用のある薬物の一種で、接種した人の音や視覚の知覚をゆがめ、自分をコントロールできないように感じさせる。
イーロン・マスクが使う「ケタミン」はどんな薬物なのか? forbes JAPAN
「最もつらい一時期」を経て、言動がすっかり変わってしまったイーロン・マスクさん。それはもしかすると、薬の副作用のせいなのかなあ・・。
米国のトランプ前大統領(共和党)は11月の大統領選挙で勝利した場合、実業家イーロン・マスク氏を政策顧問として起用することを検討している。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が29日、関係筋の話として報じた。
WSJは、マスク氏が経済や国境警備政策などに「正式な見解や影響力」を及ぼす方法について、トランプ氏とマスク氏が協議したと報じている。
トランプ氏、政策顧問にマスク氏起用も 大統領選勝利なら=報道 ロイター
まあ、そのおかげで大出世しそうなのだから、こっちが本作用だったのかも?・・で、トランプも多分、同じだよなあ。
米主要メディアが報じた著書の抜粋によると、米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長は、トランプ大統領(当時)が大統領選の敗北を認めず周囲に怒鳴り散らすなど「深刻な精神的退化状態」に陥ったとして危機感を強め、トランプ氏が思いつきで中国などに戦争を仕掛けないよう対策を講じたとしている。
統合参謀本部議長、トランプ氏の暴走阻止に躍起…米名物記者の新著、政権末期の内幕検証 産経新聞
そういや、大統領戦前にトランプは、コロナになったってことで、軍の医療センターで、変な薬打たれてたもんなあ。あの時、やはり世界はかなり危険な状態だったかもしれません。なぜなら、薬物中毒者が核のボタンを握っていたかもしれないのですから・・。
日本最高のシャーマンの健康不安
で、先程少しふれていますけども、日本最高のシャーマンと言ったら、誰かって言ったら、恐らく「天皇」ですよね。
彼ら一族は、現代も歴史を振り返っても、なぜかしょっちゅう体調不良に陥っていますね。下手なことは言えないですけど、マスク氏と同じ憂き目にあっているのではないか、と・・。あ、言ってるか。
だけども、日本はですね、先進国の中で唯一、「(天皇による)中央集権化が失敗した国」なんですね。
なので、もし天皇が「正気でないとき」があったとしても、ヒトにとってのダメージが少なかったのです。すなわち、天皇はカミの使いとして、かなり無能でした。カミの統治体制からしたら、これは明らかな失敗です。
正体はカミサマ
しかし、有能だろうが無能だろうが、もはや「カミの使い」は、現代においては用なしとなったようです。
なぜなら、文明の発展により、ヒトはシャーマンを介さずに、直接「カミの声」を傾聴できるようになったからです。それは一昔前は、テレビやラジオや新聞でした。そして、現在はインターネット、SNSに変わりつつあります。
当ブログの「国際政治」カテゴリーの最大のテーマであった、ある存在の正体。このミステリーの衝撃の結末、その「真犯人」は「カミサマ」だった、このストーリーはお口に合いましたでしょうか?
しかし、私の知る「カミ」は、宇宙の創造者ではありません。彼らも当然のごとく、大自然の支配下にあるのです。