イーロン・マスク氏は、スペースXにおいて、10万ドルで火星に移住の実現を目指すとのことです。10万ドルで火星にマイホームを持てるのであれば、地球に住むよりコスパがいい、誰でも火星に住むことが出来ると言うことになりますね。
イーロン・マスクが「神の顔」に激似、米研究で判明
FORBES
そして、何より驚いたことに彼は、いつの間にかカミになられていたのです。つまり、「10万ドルで火星」は、カミの御意志であると言うことです。
エイリアンになりたい!
しかし、これは同時に、ヒトの意志でもあるのです。
「人間には自分と同じ信条や特徴を他の人々に見出そうとする傾向がある。神の外見についても同じことがいえる。自分と似た外見の神様を、人々は求めているのだ」
つまり、今回公開された神の顔がイーロン・マスクに似ているからといって、マスクが神の素養を備えているということにはならない。これはあくまでも、調査に参加した人々が神として描く人物像を平均化しただけの画像だ。
イーロン・マスクが「神の顔」に激似、米研究で判明 FORBES
どうやら、ヒトには同じ思想の集団に属したいという願望があるようです。ですから私たちはカミのお導きに則って、将来的にエイリアンになる道をえらぶのではないか?と思うのです。
地球はそのうち、住むには不快すぎるころになるようですから。
かつて夢物語だった惑星間の人類拡散が、今、かなり現実味を 帯びている。2020年代にどのような方法で火星をめざすの か、そして定住したあと、いかに居住可能な空間を増やし、最終的には惑星環境の改変(テラフォーミング)に至るのか、マスク氏はラフスケッチを示して、熱狂的な支持を得た。 世界の宇宙機関職員(つまり、お役人である)、お堅い大学の研究者、民間企 業経営者など、宇宙分野の剛の者たちが揃った会議で、まるでロックスターのように受け入れられていた。
『我々はなぜ我々だけなのか』 ブルーバックス
ですから、それは人間の英知の結集である文明の価値が、最高潮に高められる瞬間であり、マスク氏が本当に神になる日は近いと言うことなのでしょう。
京大に来て、霊長類の研究者から「500万年前にアフリカの森に住んでいた霊長類のうち人間の祖先がサバンナにおりて人間に進化した」という説を聞き、ハッとしたという。森の外に広がるサバンナにおりた最初の人間の祖先が感じたのは、「宇宙の深遠」を見た自分の感情と同じなのではないか。森を出た祖先が人間に進化したように、地球から宇宙に出ていこうとしている人類は、新たな進化の一歩を踏み出すのではないか。
人類が火星に住む。その日に向けた訓練は、もう始まっている 研究基地の中を見た GLOBE+
そう、それはすばらしき新たな進化なのです。しかし、この記事をお読みの読者の方の中には、もしかしたら、こう思われた方もいるのではないでしょうか?
こいつら、頭おかしいんじゃね?
進歩は退歩、退歩は進歩
実は、私もその一人だったのです。しかし、そう考える人は圧倒的に少数でしょう。地位の高い人たちが、火星移住を推進している以上、文明人である我々がエイリアンになる未来を自発的に望むことは、コロナ渦で証明済と言えるでしょう。
それを望まない人、地球に留まりたがる人は、変態の野蛮人と言う扱いになるはずです。そして、私は、この記事を書きながら「野蛮人」にカテゴライズされたんだな、ということを悟りました。
では、その「野蛮人」から、多数派の「文明人」に対し、少々反撃をしてみましょう。
山井 とてもおもしろく読みました。私はアパレル出身ですが、とてつもなく無駄が多いアパレル業界に疑問を感じています。今の世の中は頭で考えた正解ばかり探す世の中になっていて、何かがおかしい、と感じられる野生の感覚が失われかけているんじゃないでしょうか。
石倉 人類が野生を失ったのは、家畜化がきっかけです。もともと旧石器時代の人間は何万年もの間、キャンプのような生活をしていました。1万年ほど前に定住革命が起こり、野菜や植物を栽培し、動物を家畜化する生活が始まったのです。つまり村や街より、キャンプのような生活の方がずっと先にあった。そこには自然の中に住まわせてもらうという謙虚さがありました。定住が当たり前の僕らが、その謙虚さを取り戻すことも、野生の感覚につながるかもしれませんね。
人類学者「取り戻すべき野生の話」。 THE SNOW PEAK WAY
あなた方は、それを「進化」だと言うが、実は「退化」させられているんじゃないですか?
時間旅行者が到達した紀元802701年の未来世界は、イーロイ(Eloi、英語の発音では「エロイ」が近い)と自称する単一の人種が幸福に暮らす、平和で牧歌的な桃源郷の様相を呈していた。イーロイは身の丈約4フィート(約120センチ)に、ピンク色の肌と華奢な体躯、巻き毛と小さな耳と口、大きな目を持つ種族で、男女共に非常によく似た女性的な穏やかな姿をしている。イーロイは高く穏やかな声で、未知の言語をしゃべるが、知能的には退化して幼児のようであり、その生活にはいさかいも争いもないように見える。時間旅行者は、川でおぼれかけたイーロイの女性ウィーナを助けて仲良くなり、彼女を通して、あるいは自分自身の様々な体験から、次第にこの未来世界の真実を知る。
イーロイのユートピアは偽りの楽園であった。時間旅行者は、現代(彼自身の時代)の階級制度が持続した結果、人類の種族が2種に分岐した事を知る。裕福な有閑階級は無能で知性に欠けたイーロイへと進化した。
『タイム・マシン』 HG・ウェルズ ウィキペディア
当ブログは初期に、「文明とはなにか」に関する記事を結構書いておりまして、その負の部分にフォーカスしてきました。しかし、ここ最近になり、負の部分というより、文明とは百害あって一利なしなのではないか?というようにも考えています。
というのも、最近とっても、ある貴重な体験がありまして、それは、幼少期以来のキャンプでのことでした。キャンプと言っても寝床はテントではなく、バンガローです。
湖畔で数時間を過ごした後、夕食もBBQで食べて、21時ころにバンガローに戻ったのですが、ものの数分でこう感じたのです。
「何もすることがないな」
バンガローというのは、本当にただの小屋ですから、気がまぎれるようなものは何もないです。しかし、ここでハッとなりました。
というのも、数分前まで私は、今と同じように「何もない」ところにいて、「何もしていなかった」からです。だけど、「何もすることがない」などとという不快感は、一切覚えなかったのです。これは、大きな衝撃でした。
これまでずっと感じてきた、「何かを成さなければならない」という強迫観念のようなものは、屋内(文明)の中に閉じ込められている不快感から、気を紛らわそうと言うネガティブな感情だったのではないか、という気がしたからです。
つまり、自然の中にいる限り「何もする必要はない」ということです。まあ、もちろん食べる者は探さないといけないですよ。しかし、それ以外に「何かを成さなければならない」なんて感情は、決して湧いてこないんだろうなと思ったのですね。
うわあ、何もしてない。休日無駄に過ごしたわあ~
という、あの嫌な気持ちは、何もしていないことが悪いのではなく、閉じ込められているからこそなのではないでしょうか?
さて、反撃はここまでにします。こんなことをいくら言ったところで、人類にとって、文明は素晴らしいものであり続けるでしょうし、もはや、それへの反抗をアピールするなんてことはどうでもよくなりました。
違いのルーツ
私と大多数の人たちの考え方は少し違う、ただそれだけのことです。しかし、そのわずかの違いが許せないといのも人間の性の一つです。それはいったい、どこから来るのでしょうか?
研究を率いたミタニ氏も、ヒトが争いを始める原因はチンパンジーの場合よりも複雑で多様であり、おそらくヒトの争う理由の解明にこの研究はほとんど役立たないということに同意する。むしろこの研究は、ヒトの協調行動の起源に光を当てるものだという。「我々が目撃した死者が出るほどの集団間の攻撃も、オス同士が連携して他者を攻撃するという意味では、本質的には協調性の現れといえる。我々が観察したチンパンジーはこの過程で、以前より多くの土地と餌を獲得しており、後にそれを集団内のほかのチンパンジーに再配分していた」。
チンパンジー、殺し合いで縄張りを拡大 NATIONAL GEOGRAPHIC
それは、人類の祖先から受け継いだ性なのでしょうか? そして、私たちはその社会性、集団脳のおかげでライバルたちをおしのけ、繁栄の頂点にたった可能性があるそうです。
では、現生人類がネアンデルタール人を素早く皆殺しにしたのでなければ、現生人類を最終的に優位な立場にしたのは何だったのか。
専門家からは多くの説が出ている。芸術、言葉、そしてもしかすると、より優れた脳を生み出す能力だったなどとする説だ。だがストリンガー教授は、現生人類のほうが組織化されていたためだと考えている。
「私たちのほうがネットワークづくりがうまく、社会グループの規模が大きく、知識を上手に蓄積でき、その知識を基にして前に進むことができた」
ネアンデルタール人の絶滅、皆殺しが原因ではなかった=新研究 BBC
当ブログ通称「カミ」こと、ネアンデルタール人は、人類の頂点に立ちながら・・
これらを総合すると、当時、ネアンデルタール人はホミニンの頂点に立っていたことがわかる。
『ネアンデルタール』 レベッカ・ウラッグ
地上から、忽然と姿を消しました。そして、この生死を分けたかもしれない、脳の構造の違いのルーツがどこにあるかと言うと・・
これを見ると、おなじ大型類人猿でありながら、オランウータンは孤立して暮らしている一方で、ゴリラやチンパンジー、ボノボは比較的大きな集団を形成していることがわかる。
『ホモ・サピエンスの宗教史-宗教は人類になにをもたらしたのか』 竹沢尚一郎
まあ、そういうことなんです。現生人類はのルーツは、大きくは「チンパンジー」と「オラウータン」に分けられるのかもしれません。
この研究結果は、人間の起源を根本から考え直すきっかけになるかもしれない。ただし、現在は警戒感が先に立っている。「多くの古生物学者や分子生物学者がこの論文を一笑に付している」。ロンドンにある自然史博物館のピーター・アンドリュース氏はそう指摘する。アンドリュース氏は今でも人間とチンパンジーの結び付きを支持しているが、論文の執筆者たちには発表を勧めた。
人間に最も近いのはオランウータン? NATIONAL GEOGRAPHIC
チンパンジーか? オラウータンか? 現生人類は、交雑によってルーツがごちゃまぜになってしまった。しかし、現代の人類にもその「習性」は残っており、思考や行動様式に表れるのではないか?
ですから「カミ」は、そのヒトの「習性」を利用して、人類を仕分けしているのではないか? ごちゃまぜになった人類を「ヴィーナス革命」の以前の状態に、戻しているのではないか?
ここで、先程の「野生を取り戻すべき」という記事に戻ってみましょう。あそこに気になる画があったんです。
これは「しょうきさま」という神様らしいのですが、どうみてもオランウータンだろ・・すみません。罰当たりな発言でした。
現実的に起こりそうな話に戻しますと、「集団脳」=「チンパンジー脳」の人は、自ら望んで火星に移住し、エイリアンになると言うことです。そうではない、少数派の「個人脳」=「オランウータン脳」の人は、野蛮人として地球に残るわけです。
抑圧された労働階級は地下に追いやられ、最初はイーロイに支配されて彼らの生活を支えるために機械を操作して生産労働に従事していたが、しだいに地下の暗黒世界に適応し、夜の闇に乗じて地上に出ては、知的にも肉体的にも衰えたイーロイを捕らえて食肉とする、アルビノの類人猿を思わせる獰猛な食人種族モーロック(Morlock)へと進化したのである。
『タイム・マシン HG・ウェルズ』 ウィキペディア
イーロイとモーロック、果たしてどちらが本当の進化した人類なのでしょうか? 一応誤解なきように書いておきますが、私はどっちがいいか?悪いか?は知りません。もう、そんなことはどうでもいいのです。
グレートリセット
そう遠くない未来、おそらく間違いなく、人類は「地球人」か? 「宇宙人か」? の究極の選択を迫られます。もし、私がその時まで生きていたら、宇宙への航海へ旅立つ人たちへ笑顔で手を振り、心を込めてお見送りいたします。
「さようなら~! 今まで仲良くしくてありがとう! 分かれちゃって寂しいけど、どうぞ、末永くお幸せに!」
これが今から3万年間に「カミ」が、人類に仕掛けた軍事作戦「グレートリセット」ではないですかね? その後に地球に残った文明は破壊し、元の姿に戻すんだと思いますけどね。そして、彼らは晴れて地上に、いや樹上に戻る計画なのでしょう。
こんな夢想していたところ、こちらの記事がyahooニュースに転載されているのをみつけました。
惑星Eから 追放された
そのくやしさは 忘れはしない
宇宙を旅して 目についた
地球をかならず 支配する
セリフ:ゴリ「ラーよ 攻撃の時がきた」
:ラー「ウォー」
私は科学者 宇宙猿人ゴリなのだ自分の理想と 目的もって
強く生きてる そのはずなのに
宇宙の敵だと いわれると
身ぶるいするほど はらがたつ
セリフ:ゴリ「我々の力の程を見せてやれ」
:ラー「ウォー」
私は科学者 宇宙猿人ゴリなのだ他のアニソンや特ソン(特撮ソング)にも敵側のテーマ曲は存在する。しかしここまで自己肯定的で自己主張の強いものがあったろうか。特に「♪身ぶるいするほど はらがたつ」という歌詞は、天才科学者であると同時に生来の独裁者としてのゴリのプライドが端的に表現されており、まさに身ぶるいするほど最高である。やはりこれは “主人公” のテーマソングに他ならない。
70年代に生きる特撮ヒーロー「スペクトルマン」主人公は敵役の “宇宙猿人ゴリ” なのだ! RE:MINDER
「グレートリセット」の発案者はもしかしたら、太古の天才オランウータンだったのかもしれません。彼は、嘗て自分が受けた仕打ちの復讐として、「チンパンジーを地球から追い出す」計画を立てたのではないでしょうか?