前々からなんとなく思っていたけど、国際政治って予定調和的に動いてるよね。こんな偶然はあり得ない、つまり世界は陰謀でできている。特に2020年以降にそんな「真実」に気がついて、このブログを訪れた方も多かったかもしれません。そして、その正しさがまた証明されつつあります。

一方、このワクチンをめぐり、日本看護倫理学会は緊急声明を発表した。
そこには、「レプリコンワクチン自体が接種者から非接種者に感染するのではないかとの懸念が あります」とあった。

新タイプ「レプリコン」ワクチンめぐり混乱 安全性確認できないと入店制限する動きも…厚労相「科学的知見ない」 FNNプライムオンライン

「シェディング」は真実だった?

一部では有名な話ですが、ワクチンの接種者から非接種者への毒素の伝播は「シェディング」と呼ばれ、日本ではその界隈で有名で、先日の都知事選にも出馬した某医師などが、当初からその危険性を積極的に発信していました。

それらは「陰謀論」と呼ばれていました(す)が、日本看護倫理学会という権威ある機関(文字通り知らんけど)が発表し、メディアが取り上げたことで、「真実」に格上げされたわけです。

ほら、俺の言ってたことが正しかっただろう? この世は悪魔の秘密結社に支配されているんだぜ~。その思いは、ますます深まることでしょう。

まあ、なにはともあれ、こんなことが偶然に起こり得るはずがなく、世界が陰謀で出来ている証拠と言っても過言ではないでしょう。

仲良く核開発

そんな中、またしても「奇妙な偶然」が中東で起こっています。これまで優勢に見えていたイランが、突如としてやられる一方になりました。なんで急にそんな「弱腰」になっちゃったのって?

5月に死亡した保守強硬派ライシ大統領は、欧米と対立を辞さない姿勢を堅持。最高指導者ハメネイ師の主導の下、反米共闘を視野に中国やロシアとの連携を強化したほか、サウジアラビアなど中東諸国との関係改善を進め、イスラム組織ハマスやイスラム教シーア派組織ヒズボラなどイスラエルを敵視する親イラン勢力を支えて中東での影響力を増大させた。

改革派勝利で穏健外交か 核合意、制裁解除へ変化期待―イラン jiji.com

「強硬派」の前大統領が不可解な死を遂げて、その直後に「弱腰派」の、いえ「穏健派」の大統領が勝利したからなんですねえ。

イランでライシ大統領などを乗せたヘリコプターが墜落した事故について、別のヘリコプターで近くを飛んでいた大統領府の高官が国営テレビに当時の詳細を語り、飛行中、天候に異常はなく空気は澄んでいて、霧が立ちこめ天候が悪化したのは墜落後だったと証言しました。

イラン大統領ヘリ墜落事故 大統領府高官“天候悪化は墜落後” NHK

では、これはイスラエルの仕業では? いえ、多分違うでしょう。それは「カミの思し召し」だと思います。または「オカミサン」の仕業・・と言ったら、怒られますね。

イランは失策によって敗北している。ヒズボラという、レバノンでのイランの大事な安保資産が消されつつある。

「イランの失敗」 田中宇の国際ニュース解説

失策により、安全資産が消されたことにより、今後彼らは、どうせざるを得ないのでしょうか?

しかし、米国、イスラエル、アラブ諸国の現・元政府高官によると、こうした劣勢は意図しない危険な結果を招く恐れがあるという。追い詰められ、より脅威を感じているイランが核開発を加速させ、核兵器を追求するのではないかと懸念されている。

劣勢のイランに核武装の恐れ、「究極の抑止力」追求か ブルームバーグ

ああ、なんて完璧な筋道なんだ! すごくないすか、これ。そして、もう一つ付け加えておきますけど、日本にも同様の筋道が用意されていると見て間違いないですからね。核配備に邪魔な存在は「大事な安全資産」だと言うことがイランの例から、わかりましたね。

だから繰り返しますが、絶対に米軍を撤退させてはいけませんよ。

「悪魔の秘密結社」のリアル

それにしても、どうしてこうまでまるでシナリオ通りに事が運ぶのでしょうか。世界はやはり「悪魔の秘密結社」に支配されているのでしょうか。それは間違いないと思いますよ。

ただ、その現実は「SNS」で語られる空想とは異なる形をしていると思いますよ。それを説明するのに、打ってつけ例がこちら。

「日銀の独立性」危うし 石破首相「追加利上げの環境にない」閣僚も同調 識者「踏み込み過ぎ」

西日本新聞

日銀の植田総裁と石破新首相の変節が話題となっていますが、違和感は特にないですね。政治家の発言を額面通り受け取るなんて、普通に馬鹿と思います。

自民党内に裏切者はもういませんよ、って言って来たでしょう? 唯一残ったこの人もこのありさま。一人じゃ何もできません。

菅義偉氏、副総裁に着任も『#菅さん大丈夫?』トレンド入り「なんかおかしい」会見の様子に心配の声殺到

週刊女性PRIME

話を戻すと、利上げなんて積極的に行うはずないですよ、なぜなら「政治家」は利上げをしたくないのだから、と解説してきましたね。じゃあ、誰が利上げしたがってっているかと言うと、

見通し期間後半に少なくとも1%まで利上げ必要=田村日銀審議委員

ロイター

利上げ時の植田氏の積極発言は、彼らへのリップサービスだったことは明白ですね。

田村日銀委員の経歴を見て見て頂ければ、この人が本筋が分かるはずです。極端な言い方をすれば、この人は「わたしたちの上司」ですね。え? だって、みんな会社社会人は、みな出世を目指している訳でしょう? この人はその頂点に近いところにいるわけです。

つまり、社会を一つの大きな㈱と見れば、ピラミッド構造はつながっているわけです。出世を目指せば、必然とこう言った思考にならざるを得ないのですし、私たち社会人は、彼らの部下であるため、逆らうことは滅多に出来ないと言うことなのです。

ここで言いたいことは、悪魔の秘密結社とは、私たちの文明世界システムそのものであり、自分をその外側に置くことはできませんよ、ということです。

これは、おおざっぱな話ではあるものの本質だと思っています。ですので、自分を棚に上げて、政治家だけを標的にするのは止めましょう。「地獄に落ちろ」とかではなく、もっとまともな意見を発信しましょう。彼らもそれを求めていますし、これからはそれが必要になってくる場面が必ずあるでしょう。

陰謀の起源

「悪魔の秘密結社」とは、私たちの暮らす文明社会そのものだ! 

ならば、すでに豊かだった狩猟採集という生活様式が、農業によってさらに豊かになったのでしょうか?  それが、そうでもないのです。人骨の化石を調べたところ、それまで健康だった人類が栄養障害やさまざまな病気に悩まされるようになったのは、農業を採り入れたあとだったのです。

『人類との遭遇』 イ・サンヒ&ユン・シンヨン

なぜ、わざわざ我々は豊かだったはずの暮らしを捨てて、労働に幸せを見出すようになったのでしょうか?

業の導入後、食生活の質が明らかに落ちました。追い打ちをかけるように、初期の農業社会では 病気が増えて猛威を振るうようになりました。たとえばむし歯や歯周病です。 農業社会の多くでは、 主食の穀物に水を加え、それをご飯やパスタのように調理して軟らかい食べ物をつくりますが、そうした食べ物のほうが硬くて粗い食べ物よりもむし歯になるリスクが高いのです。 デンプンに粘り気が あって歯に残りやすく、むし歯の原因となる細菌の栄養になるからです。

これらの歴史は、非常に不自然ではないですか?

また、農業を営むうえで欠かせない定住生活によって、人類は感染症に弱くなりました。土地に縛 られるようになり、死亡率の高い病気が広がってもその地を簡単には捨てられなくなったのです。そ のうえ、互いが近くで暮らすようになったことで、誰かが感染症にかかれば、あとはたいてい時間の 問題で村中に、さらには近隣の村へと伝染していきました。放浪生活だったころなら、場所を移れば 感染症はすぐ置き去りにされたのですが。

つまり、農業と定住は、陰謀です・・・(꒪ꇴ꒪|||)

もし「悪魔の秘密結社」を脱退したければ、指を詰めるくらいじゃ済まされず、ジャングルの奥地にでも行って狩猟採集民になるかしかないのです。

「オカミさん」の正体

さて、最後にそんな陰謀を総指揮している”人”の正体について、書いて終わりにしましょう。最近当ブログは彼らのことを「カミ」と呼んでいますね。そのことを読者の方がどう思っているか分からないのですけどね。もしかしたら、そんな酷いやつらを「カミ」と呼ぶなんて、どうかしているって怒っている人もいるかもしれないですね(いないか)。

ですけども、神だから性格がいいとは限らないみたいですよ。

その性格は短慮で激情家、人間に対してだけでなく神々の間ですら問題を起こすような我の強い神だった。神の中には人間に対して慈悲を持ち合せた者もいるが、エンリルの場合は情を覚えたり哀れみを向けたりすることはなく、むしろ個人的な欲求から破壊行為を次々と引き起こしていく。例えば、異民族の流入による都市の滅亡、洪水などの天変地異、疫病蔓延など人類にとってのネガティブな事象の原因その全てが、最高責任者であるエンリルにあった。

「エンリル」 ウィキペディア

最高神「エンリル」って、イメージそのままじゃないです? ちょっと、驚きましたでしょう?

エンリルの出自に関する記録は時代・地域によって異なりはあるが、人類創造や天地開闢のような創世神話にまで至る古い歴史を持つ。代表的なものに、エンリルは天空神のアヌと地母神のキから産まれ、その際に天と地を分かち現在世界の形を生み出したとされる。更にアヌからキを奪い、キに代わって地上の支配者になった後、神々の労働を肩代わりさせるためにキと交わって人間を生み出した。この流れは、原初の天空神(=アヌ)から農耕に不可欠な雨をもたらす「嵐」と「風」の神(=エンリル)へと信仰が変動していったことを意味している。

やっぱり、彼らは「カミ」なんですよ。そして、更に面白いことに。

エンリルは神々の指導者であるにもかかわらず、強姦の罪に問われ「50柱の神々」と「運命を決する7柱の神々」によって逮捕・天界を追放され、冥界へ落とされた。

「エンリル」は、支配者、当ブログ通称「ロンドン筋」のイメージそのまんまなんですよね・・。

一説によれば、メソポタミア神話における「神」は、神秘的な存在ではなく、単に支配者という程度の意味しかなかったと言います。

歴史家のボテロ(J. Bottéro)は、メソポタミアの人々は神秘主義的に神々を見ていたのではなく、かといってあこがれ、敬慕する存在というのでもなく、従うべき、畏れるべき自分たちの主人として見ていたと述べている。

「メソポタミア神話」 ウィキペディア

古代メソポタミアの人々の「カミ」に対する捉え方は、私のそれと全く同じです。

何はともあれ、今あることの全ては、「神々の戦い」の結果であることは間違いはないと見てます。