予想通り、FRBと日銀がそろって利上げしましたね。今後も継続的な利上げが行われることは、ほぼ確実な情勢です。

日銀利上げで遠のくマイホーム、賃貸にも波及—家計を取り巻く「三重苦」

ブルームバーグ

「夢のマイホーム」に冷める人は、今後多くなっていきそうです。

「持ち家」VS「賃貸」

日本の場合は政策金利を0.25%引き上げ、1.25%としたが、来春にはターミナルレートが2.50%程度になる、との予測がある。これはきつい。ただ、株価は高金利時代に対応している。物色意欲の強さが証明だろう。円高銘柄および利ザヤ拡大の金融セクターは狙える。

とはいえ、変動型の住宅ローンを抱えている人は大変だ。30年ローンを40年に変更、月々の支払いを少なくしようとする人がいるが、結果的にローン完済時期が70歳、80歳になってしまう。いや~、これでは人生が終わる。無理を重ね、「家を購入しなくても…」と考える人が増えるのではないか。

杉村富生 兜町ワールド

「夢のマイホーム」の「夢」が消え去ろうとしている今、これからどうするのか? に関する当ブログの見解としては、すばり「賃貸」をお勧めします。

少なくとも、今の段階で「これからの若い人」へマイホーム購入はお勧めしません。その理由は、そのままで「夢のマイホーム」の夢が崩れ去りつつあるからです。

なぜ、満員電車に揺られ、時に長時間労働やパワハラ、セクハラに耐える毎日を送るのでしょうか。それは一重に「夢のマイホーム」の「夢」のためだと言っても過言ではないでしょう。

その根源の存続があやふやとなった今、「持ち家」の購入を急ぐ理由は見当たりません。ただ、もちろん「個人の趣向」で「持ち家」を購入したいのであれば、私などがとやかく言うべきことではないのは、自明の理です。

野球をやりたいと言っている人に、サッカーをやった方がいいよと言っているのではないのです。

「野球をやるのが当たり前だろう」と思っている少年に、その時代は終わりつつあるよ、と言っているだけです。

では実際にどうするかと言えば、消去法的な選択として、今は賃貸ということになりますね。

「持ち家」と「賃貸」には良し悪しがあります。私は若いとき、自分の人生の先行きが見えないからこそ、動きやすさもある「賃貸」でした。

住宅ローンまた上昇か…お得なのは持ち家?賃貸? 金利が引き上げで“超長期”住宅ローンが増加【Nスタ解説】

まさにこれですかね。将来的なコスト比較とかは、まったく意味ないと思います。

さて、以前の記事でそのうち家がもらえる時代が来るよ、と予言させていただきました。

茨城県の南西部に位置し、千葉県や埼玉県との県境にも近い境町。ここで全国的にも珍しい「25年間住み続けると土地と住宅が無償譲渡される」という画期的なプロジェクトが進行しています。

とりぷれ

さらに「マイホーム」は多極化していくというのが、当ブログの長期的な予測です。

特に産業革命以降のものづくりは、しばしば「強いものをつくる」という方向に進んでいきます。でも私は、インスタントハウスを考える中で、「弱いところがないものをつくる」という発想に行き着きました。

北川啓介|建築の真逆の発想で実現したインスタントハウス。「強いものをつくる」からの脱却 アクティオノート

例えば、このインスタントハウスは、今のところ災害用という位置づけですが、今後一般化していくでしょう。

なぜなら、地球が「災害の星」になっていくことも確実なのでね。ですから、これからの「夢のマイホーム」への投資は、非常にリスクが高いのです。

実は、今国内で建っている一番古いインスタントハウスが6年半前のものです。群馬県のみなかみ町という豪雪地帯のグランピング施設で使われているものですが、2026年1月の大雪の際もインスタントハウスへの影響はなにもありませんでした。プロとしての感覚的には20年くらいもつのではないかと考えています。

情報多極化の新世界

もちろん、今回の記事で「将来立派な家に住むのが、俺の人生の目標だ」という人の価値観を否定する意図はまったくありません。ただ私は、生まれてからこれまで40年余り、その「正しい世界」の価値観を押し付けられてきたのです。

つまり、被害者は私の方です WW

しかし、ここ最近「正しい世界」の凋落が目に見えてきて、子気味いいですね。

つい1年前の話ですが、「台風が近づいている中でキャンプ」をしたことがありました。この時バスの運転手さんにこう言われました。

「こんな台風の中で、キャンプをするんですか?」

ここだけでいうと、私は台風の中でキャンプをするキ〇ガイ、ということになります。しかし、実態として、天気予報は15時~17時まで弱い雨が降るという予報でした。特に風が強いということもなく・・

その証拠に、そこは公共のキャンプ場なので、危険な状態であれば、当然閉鎖され、キ〇ガイでも宿泊することはできません。

実際、当日の天気はほぼ予報通りで、14時~16時くらいまで弱い雨が降りました。ただ、驚いたのは、私以外にいつまでたっても他の客がやってこないのです。三連休ですし、少し前に見たときは満室表示になっていたのです。訝しんで管理人さんに尋ねたところ

「続々とキャンセルになってしまって、今日はあなただけです」

と苦笑いを浮かべられていました。

さっきも書いたとおり、実際の天気は14時~16時まで、弱い雨が降っただけです。そして、事前の天気予報もその通りだったのです。

にも関わらず、私はバスの運転手さんにキ〇ガイ扱いされた上で、三連休というゴールデン期間に人気キャンプ場を一人占めできたのでしょうか。

答えは、テレビが騒いでいたから、それ以外にありません。

つい先日も似たようなことがありました。

旅行を計画していたのですが、その前日に親が電話をかけてきて、

「台風が近づいていて危険だから、旅行を中止した方がいい」

というのです。確かに台風は来ていましたが、勢力は弱く、天気予報は一時雨、風が少しあるかなという状況でした。もちろん、旅行を中止すべき理由などどこにもありません。そもそも、危険な状況であれば、飛行機は飛ばないので「危険な状況に巻き込まれる」という親の懸念には、合理性が全くありません。

万が一、スケジュールが崩れる不安はありますが、登山に行くわけではないので、身に危険が及ぶ状況などは存在しません。心配の気持ちはわかるのですが、問題はそのことをいくら説明しても、彼らは一切受け入れようとしないというところにあります。その様は結構不気味で、まるで信仰宗教に取り込まれてしまったかのようです。

彼らにとっては、テレビが教祖、判断のすべてなのです。

実際に行ってみると、1日目の夕方と次の日の朝の数時間、普通の雨が降っただけでその後は、好天気が続き、最高と言っていいくらいのコンディションでした。

この二つの体験で知りえた重大な事実は、情報の多極化による認識の如何ともしがたい格差です。

私に言わせれば、バスの運転手さんやキャンセル客や私の親は、「実際に台風は来ていないのに、その幽霊におびえている」だけのようにしか見えません。

1. 匿名 2026/06/23(火) 13:49:41 

最近、天気予報やニュースで
「過去最大級」 「10年に一度レベル」 「命を守る行動を」
みたいな表現をよく聞く気がします。
もちろん防災のために強めに伝える必要があるのは分かるのですが、結果的にそこまででもなかった時に「また大げさだったな」と感じることもあります。
皆さんは最近の天気予報や気象報道についてどう思いますか?

【正直】天気予報って最近ちょっと大げさじゃないですか? Girls Channel

新型コロナの構図とそっくりですね・・。

まあ、おそらく正しくないのは私の方です。それはわかっています。しかし、今後100年の間には、「正しい人」たちにとっては、地球にいること自体が「命に係わる危機」になることが確実であると予言して、今回の記事を終わりにしましょう。