ここ1,2か月でしょうか。諜報界がおとなしいなあ、なんて思ってたんですが(ヤバイ奴確定)、どうもこれが理由じゃないかと。

民主党のマコーリフ氏は選挙戦で、ヤンキン氏とトランプ前大統領の結びつきを強調。トランプ氏の復活を警戒する有権者に訴えた。バイデン大統領やハリス副大統領、オバマ元大統領も応援演説に駆けつけ、党を挙げて支援をした。

 一方のヤンキン氏は、トランプ前大統領の支持を得て共和党の予備選挙を勝ち抜いた。

米バージニア州知事選、共和党のヤンキン氏が当選確実 民主党に打撃 朝日新聞

彼らはこの戦いに集中してたのではないかと思います。この結果は、国際政治上、非常に重要な意味を持ちそうです。そして、日本は元より世界的にもクライシステロは、既に終焉を向かっているようです。

イスラエルの敗北

今回の記事は下の続きのような内容になります。

一から説明するのはくどいと思うので、省略して書きますが、私は国際政治を分析の到達点として、世界を支配する情報(諜報)グループを三つに分類しました。

彼らは一つの大きなグループではありますが、どこの組織にもあるように、内部対立を抱えていました。巨大組織の末期における必然により、その抗争が激化、彼らはその輪郭をはっきりと見せ始めました。

三つの派閥は「ロンドン」と「パリ」、そして「イスラエル」です。このうちのイスラエルが先に落ちたことを書いてきましたが、それで間違いなさそうです。

トランプ氏は先週、アメリカの地方ラジオ局とのインタビューで、個人としての矛盾した発言を続けた上で、「連邦議会で私が目撃した最大の変化は、10年前から15年前は、イスラエルは実質的な意味で議会を支配しており、非常に強力だったが、今ではほぼ正反対の状況になっている」と述べました。

そして、米議会にはイルハン・オマル氏やアレクサンドリア・オカシオ・コルテス氏といった、イスラエルを非常に嫌悪している議員がいるとしました。

トランプ氏によれば、このような議員が議会を掌握し、イスラエルはもはや議会に対する力を持っていないということです。

トランプ氏、「イスラエルは10年前まで米議会の実質的な所有者だった」 parstoday

実施的な意味でイスラエルは米議会を支配、つまり「イスラエル」は、実質的に世界を支配してきたのです。それが終焉したとトランプ氏は、語ったわけです。

タイムズ・オブ・イスラエル紙によりますと、トランプ氏が政権時代、シオニスト政権イスラエルを盲目的に支持することで、米国の外交政策は国際舞台や西アジア地域で困難に直面することになりましたが、今度はこのような今更ながらの告白をすることで、自身を政治の場に置こうと画策しています。

イスラエルが致命的なダメージを追ったのが、アフガンの撤退です。

エルサレム・ポスト紙は論説で、米国とその同盟国の性急なアフガン撤退を検証した上で、「この敗北は、世界を支配するための”アメリカ帝国”が終わりに近づいたことを示した」と記しました。

イスラエル紙、「アメリカ帝国は直に終焉する」 parstoday

彼らは、自身で負けたことを告白しました。やったと考えられるのは「ロンドン」。彼らの諜報力は凄まじいものがあり、イスラエルは見事に嵌められたのです。

前ネタニヤフ首相は、「ロンドン」のスパイ説が濃厚です。

「(米英的な意味での)リベラルな」価値観を支持していたハンガリー出身のユダヤ系アメリカ人投資家ジョージ・ソロスに対して、オルバンが徹底的に個人攻撃をしかけたときにそうしたレトリックが用いられたのだ。

そんななか、ネタニヤフは誰を支持したか? ハンガリー国内でオルバンの選挙キャンペーンに強く抗議していたユダヤ人コミュニティではなかった。同じユダヤ人で人道的政策を支援していたソロスでもなかった。

ネタニヤフはオルバンを支持したのだ。オルバンの反ユダヤ主義的な傾向に対して、イスラエル首相官邸が公式に抗議したことは、私の知る限り一度もない。

なぜイスラエルは「反ユダヤ的」になってしまったのか COURRIER JAPON

「ロンドン」VS「イスラエル」の歴史

「ロンドン」と「イスラエル」の怨恨は、古くそして複雑です。

のちにイスラエル首相となったメナヘム・ベギンも、ポーランドのベタル出身であり、イスラエル建国直前に、パレスチナを統治していたイギリスに対するテロ活動に身を投じていた人物である。そのベギンは自伝のなかで次のような言葉を残している。

「世界は屠殺される者に同情しない。世界が尊敬するのは、戦う者だけである。諸国民は、この厳しい現実を知っていた。知らなかったのはユダヤ人だけである。われわれは甘かった。敵がわれわれを意のままに罠にかけて殺戮できたのは、そのためである。」(メナヘム・ベギン『反乱―反英レレジスタンスの記録』(ミルトス、1989年上巻、72頁)

シオニズムとは何か――イスラエルの孤立化と軍事信仰の起源 SYNODOS

恐らく、欧州の貴族たちは、彼らを自分達の土地から追い出したかったのです。それが恐らく、「シオニズム運動」「バルフォア宣言」の意味でしょう。

イスラエルは、なぜ負けたのでしょうか。

「世界が尊敬するのは戦う者だけ」この言葉は合っていると思いますが、戦い方を間違えたのでしょう。「目には目を歯には歯を」は、正しい戦いの方法ではなかったのです。

それこそが、もっとも厳しい現実だったのではないでしょうか。

「パンデミック」と「気候変動」は終わり

クライシステロを世界的に展開しているのは、「イスラエル」と「パリ」です。

「ロンドン」VS「パリ」の戦いも、政治、諜報分野においては、「ロンドン」の勝ちに終わっています。

米南部の激戦州バージニア州で民主党候補が敗れた知事選で、真の敗者はバイデン大統領だ。1年後に中間選挙を控え、バイデン氏の政策的な行き詰まりと支持低迷は今後も民主党の足かせとなりうる。政治経験のない共和党候補ヤンキン氏の勝利は、トランプ前大統領の支持層を手放さず無党派層も取り込む勝利の方程式を共和党に示したといえるだろう。

米バージニア州知事選、真の敗者はバイデン氏 産経新聞

バージニア州で勝利したヤンキン氏が「ロンドン派」なのか、独立系なのかは、今の時点ではわかりませんが、どちらにしろ、イスラエル、パリ派であるバイデンが負けたことで、パンデミックは、「ある日突然終わる」可能性が高まっています。

日本でそれは先行して起こりました。パンデミックは、日本のダイヤモンド・プリンセス号で、始まりましたよね。だから、最初に終わったんじゃないかと思います。

あの男が機を見てぶっこむ

先日、イギリスのジョンソン首相はカメラに向かってこう語った。新型コロナワクチンは「感染することからも、他人を感染させることからも守ってくれない」と。彼は(おそらく意識せずに)、ワクチンの接種証明、いわゆるワクチンパスポートの前提となる核心部分を一気に論破してみせた。

個人の「健康上の事情」で選択する権利を、ワクチンパスポートで踏みにじるな NEWSWEEK 日本版

この記事の筆者は「ロンドン派」の代表格、ナイジェル・ファラージです。すかさず、ぶっこんで来やがりました。

中露は、欧米の「空気」を読んで動く

そして、世界的な動向を探るのに、重要になって来ているのが、中露の動向です。「空気」とは、欧米情報界の趨勢です。

中国当局が続けている新型コロナウイルスを一切容認しない「ゼロコロナ」政策を巡り、中国共産党機関紙、人民日報の系列紙である環球時報の胡錫進編集長が国民の懸念にもっと注意を払うよう当局に呼び掛け、この政策の利点はいずれ薄れる可能性があると指摘した。

中国のゼロコロナ政策、利点「徐々に低下する」恐れ-環球時報編集長 ブルームバーグ

中国共産党が「ロンドンコード」が勝ったことを、事実上認めた形だと思います。そして、面白いのはロシアです。

過去最悪のペースで死者数が増加しているロシアでは、1年半ぶりに部分的なロックダウンに踏み切りました。しかし、今回のロックダウンでは、移動は制限されていないため観光名所や空港は多くの人でにぎわっています。

露 部分的ロックダウン…多くの人が旅行に 日テレニュース

「移動が制限されていないロックダウン」ってなんだよ!

ご存知の通り、「奴ら」は通勤の満員電車ではなく、連休による旅行や飲食を狙い撃ち、庶民の楽しみを断とうとしまたよね。ロシア(プーチン)は、それを逆手に取り「勤務が悪いんでしょ?」という体で、庶民に優しい対策を実施しまた。これには「奴ら」への嘲笑すら感じます。

もはや、完全に舐め腐ってますわ(笑)。彼らの衰退を掴んだ末の行動であるはずです。

これらのことから「パンデミック劇場」が、世界的にも「ある日突然終わる」可能性が高まっていると判断していいはずです。

そして、どこまでか?は分かりませんが、私たちの期待するインチキの暴露が期待できるということです。

更に、気候変動は、コロナを遥かに凌ぐレベルでグダグダです。グレタは全く人気はないし、日本人にさえ胡散臭いと思われているのですから、初めから成功の余地は全くないと言えます。

この状況は、当ブログ的には読み勝ち、この記事は勝利宣言でいいと思っています。

意外な反イスラエル論者

ところで、今回の記事のアイキャッチ画像が、なんでアパホテルの元谷芙美子なんだ?って思いませんでした?

ジャパン・アップルタウン誌は、「アメリカでは、ユダヤロビーが全てを支配している、このロビーが原因となって、トランプ大統領が誕生した」と報じています。

また「イスラエルロビーは、アメリカで特別な権力を有しており、同国の多くの事柄を支配している」とされています。

アパホテルグループの元谷代表は21日火曜、アメリカにおける現在の傾向を批判し、「ユダヤ教徒は、アメリカ国内の情報、金融、法律をすべて完全に支配している」と語りました。

アップルタウン誌、「イスラエルロビーはアメリカを支配」 PARSTODAY

そういうわけで、やりましたぜ、社長! その時代は終わりました。世の中、いい方向に向かっています。悲観は必要なし!