ついに始まってきたな、という感じがします。

これまでの「コロナ危機の前半」では、コロナの恐ろしさが歪曲誇張され都市閉鎖やワクチン強制などの超愚策が展開されてきたが、これからの「後半」は、ワクチンの薬害など、超愚策がもたらす各種の被害が誇張され、人々とくに欧米人の怒りやパニックを扇動するのでないか。パニック戦略によって欧米の経済や自由な体制が自滅的に破壊された後、逆パニック戦略によって欧米で反政府運動が強まり、覇権を運営してきたエリート政治支配(2大政党制)が壊されていく。

『田中宇の国際ニュース解説』

これです。これ。今後、我々の世界で起こること。

戦いが終わった瞬間

前回の記事でも書いた通り、ここ1,2カ月、諜報の臭いを感じるニュースが少なかったんですよね。恐らくその理由は、「バージニア州知事選挙」です。これがあったため、抑えられていたんだと思います。

その証拠に終わると出てくる、出てくる。

今まででは考えられなかったような「パンデミック」と「ワクチン」を攻撃する内容のニュースが大手メディアから。

厚生労働省に2020年度中に寄せられた家庭用品による健康被害報告のうち、皮膚障害では81件中34件(42%)がマスク、吸入事故では125件中42件(34%)が除菌剤と、いずれも新型コロナウイルス関連の製品が最多だったことが4日、分かった。

マスク、除菌剤で健康被害 KYODO

これなんか、厚生労働省からで、伝えてるのは共同通信ですからね。拡散力が、全然違うんですよ。それとこれだけの大きな組織が、となると、相当大きな力が働いた証拠と言えるんですよね。

同じく、厚生労働省からでこちら。これもかなり諜報の臭いのするニュースです。

厚生労働省は8日、新型コロナウイルスの検査のため政府が配布した抗原検査の簡易キットの一部で十分な検査ができない可能性があるとして、製造・販売したデンカ社(東京都中央区)が自主回収を始めたと発表した。使用部材に不良があり、感染していないのに陽性と判定される「偽陽性」が出る可能性が高まるという。

抗原検査キット、130万個自主回収 政府が高齢者施設にも配布 朝日新聞

検査キット不具合のニュースは、今までもいくつかあったのですが、それはいつも「偽陰性」が問題とされるものでした。偽陽性が問題となる、というのは非常に珍しいですね。

というか、ずばり、変です。

使用した複数の施設から「偽陽性となる確率が高いのではないか」と苦情があり、発覚した。

なにそれ? そんなクレームあり得ます?

ほとんどが無症状、その前提を踏襲するつもりならば、偽陽性を疑うことはあり得ません。

偽陽性を疑った瞬間、パンデミックは存在しないことになります。

つまり、「偽陽性」とは、パンデミック否定派の専門用語なのです。肯定派の頭に偽陽性は存在しないと言ってもいいでしょう。私は否定派ですから、無症状者は(恐らく症状者も)全部、偽陽性と思ってますよ。

しかし検査する側、肯定側が「偽陽性の確率が高い」と言い出すのは、完全な矛盾です。テレビから「偽陽性」という単語を聞いたことはなかったでしょう?

検査の妥当性を疑った瞬間に、パンデミックは霧散しますからね。コロナパンデミックの存在の有無は、PCRと抗原検査の信用がそのすべてだと言えます。

グダグダ書きましたが、何が言いたいかと言うと、これは「潰しに来てる」よねってことです。

ヤフコメで「第5波が、この偽陽性による間違いだったってことはないよね?」と書き込んでいる人がいましたが、このニュースの意図は、まさにそれです。

新型コロナは指定感染症のため、診断後速やかに保健所へ届け出ることが法律で定められており、この数の合計が新規陽性者数として発表されています。届け出があった日に計上されるため、患者さんが感染した日、発症した日とは異なります。

陽性者と診断するためには、PCRをはじめとした核酸増幅法による検査、あるいは抗原検査のいずれかが必須で、たとえ感染が強く疑われる場合でも、検査・診断を受けなければ陽性者数には含まれません。

「新規感染者(陽性者)とは?」 恩賜財団済生会

ここで読む限り日々発表の「新規感染者」には、抗原検査の陽性者も計上されています。

仰る通り、流れは確実に変わったのです。

そして、極めつけはこれ。

スウェーデンの医師らが、米ファイザー社の下請け業者による不正行為疑惑を理由とし、同社製の新型コロナウイルス予防ワクチンの接種の停止を要請しました。

スウェーデンの医師らが、ファイザー社ワクチンの接種中止を要請 parstoday

ファイザーの下請け企業の不正疑惑行為が、イギリスの科学雑誌に掲載されたようなのです。

英国の有名医学会誌にファイザー社の新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)ワクチン臨床試験過程で問題があったという報告書が掲載され、論争が続いている。同報告書には、臨床試験に参加した研究陣の内部告発を通じて、ファイザーワクチンが厳格な臨床試験を経ておらず、副作用に対する調査も十分に行われなかったという内容が掲載された。

「詐欺容疑で逮捕説」出回ったファイザーCEO…ずさんな臨床暴露、真実は 中央日報

毎度おなじみのフェイクニュース付き。しかし、疑惑がリークされたというのは、本当のようですね。

ファイザーは、「なぜ直接言ってくれなかったのか?」と言っているみたいです(笑)。内容そのものより、攻撃が始まっているなというところを捉えるのが、大事ですね。

諜報派閥を掴め

で、だれが攻撃しているのか、ですが、もうしつこいですよね。世界最高の諜報派閥である「ロンドン」です。彼らがパンデミックをよく思っていないことは、十分にお伝えして来ましたが、実は、彼ら以上の素晴らしい戦いぶりで、勝利を収めつつある勢力がありますね。

それは北欧です。

スウェーデンの疫学者アンデシュ・テグネル氏は「ロックダウンは狂気の沙汰」との名言を世界に向けて放ち、ヨーロッパで唯一まともなコロナ対策を率いました。

ところで、こう思いませんか。彼らだけがなぜ、巨大権力に逆らうことが出来たのだろう?と。

そして、北欧諸国はなぜ、巨大権力の意向に真っ向から背き、ワクチンの接種を中止することが出来たのでしょう?

フィンランドは7日、米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンについて、まれに心筋炎などの副反応を引き起こすリスクがあるとして、30歳以下の男性への接種を中止した。ロイター通信などが報じた。スウェーデンやデンマークも6日から若年層への接種を取りやめており、北欧諸国でモデルナワクチンを避ける動きが広がってきた。

北欧諸国、若年層への接種中止 モデルナワクチン、心筋炎リスクで

その驚きの理由、実はこう言うことみたいですよ。

イギリスが「ブレグジット」を実行し、EU(ヨーロッパ連合)を正式に離脱したことに対して、青天の霹靂のように語る人もいるが、ヨーロッパの長い歴史からすれば必然ともいえるだろう。

 ヨーロッパの中でも、イギリス、ノルウェー、スウェーデン、デンマークの4カ国は歴史的に異質な国家なのである。いまヨーロッパには10の王家があり、イギリスをはじめとするこの4カ国は、すべて王家を戴いている。この一点だけでも異質なのだが、加えて、この4カ国の王家は、ヴァイキング(ノルマン人)を祖に持っている。彼らの国家をつくり、運営してきたのは、ヴァイキングとその末裔たちなのだ。

英国EU離脱の原因にも?ヨーロッパを呪縛する王家の歴史とは ダイヤモンド・オンライン

それは、海賊の魂だったって言う・・。

いや、冗談じゃなくて、マジです。当ブログ的に言うと、北欧は「ロンドン派」だったのです。現代において、派閥というほど、目立った強いつながりは、あまり見えませんけどね。しかし、ルーツは同じであり、状況から鑑みても、影響がないとは思えません。

きっと、北欧は、緩いロンドン系の諜報派に属してるのです。だから、彼らは反逆できたのです。そもそも、欧米で、どこにも所属してないってあり得ませんからね。

ヴァイキング派は、反コロナ、反ワクチンなんだ、と思っときゃいいでしょう。

そして、この記事の元ネタ本になっている、『「ヨーロッパ王室」から見た世界史』の副題にこうあります。

「世界史とは壮大な”家族ゲンカ”の歴史だった?!

おっしゃる通り、我々は今、世界をまたにかけた歴史上の壮大な家族ゲンカの最終章に巻き込まれているのです。

そして、彼らの家庭崩壊により、私たちの世界は確実に革命に向かっているのです。