2025年に入ってからというもの、以前にもまして奇妙な物語をいくつも紡ぎ出してまいりましたが、毎度のことですが、早速、その物語が誰の目にも明らかになりつつあります。
第三部「脱出」は、暗い未来の中に差す希望の光を描いている。ジーは、宇宙移住や技術的進化によって、人類が絶滅を免れる可能性を模索する。そのためには「一つの種」であることをやめ、多様な「ポスト・ヒューマン」への分岐を果たすことが必要だと主張する。
本書の主張は衝撃的だ――ホモ・サピエンスの衰退はすでに始まっており、絶滅は不可避、しかもそれは今後一万年以内に起こりうる、というのである。
30億年以上のあまりにも長い期間、地球を支配し続けた「地球史上、もっとも成功した生物」とは? ダイヤモンドオンライン
やはり、私は自ら気付いてではなく、気づかされてこのブログを書いているのだなあと痛感させられております。
誰が書いているの?
冒頭で紹介した、ダイヤモンドオンラインの記事は、元カリフォルニア大学指導教授で古生物学者のヘンリー・ジー氏の最新刊、『ホモ・サピエンス30万年、栄光と破滅の物語 人類帝国衰亡史』を紹介する内容なのですが、彼の主張が、当ブログが2025年に入ってから、一生懸命書いてきた内容と酷似していることに驚かれた方もいるかもしれません。
人類の歴史は、地球規模の支配を築いた壮大な成功の物語のようにも見える。しかし、その成功の裏で、ホモ・サピエンスはずっと「借りものの時間」を生きてきた。何千年も続いた栄光は、今や終わりが近づいている。なぜそうなったのか?『ホモ・サピエンス30万年、栄光と破滅の物語 人類帝国衰亡史』は、人類の繁栄の歴史を振り返りながら、絶滅の可能性、その理由と運命を避けるための希望についても語っている。
この本の発売は、2025年9月17日のようなので、もちろん私は、今まで内容を知るはずがありません。
じゃあ、いったい、このブログ誰が書いているの?
私の本名が、英名ではないことは確かです。めっちゃ普通の日本人の名前です。友達に「ヘンリー」とあだ名をつけられたこともありません。実は種明かしするとですね、彼の前著の『超圧縮地球生物全史』を読んだことがあり、その内容をここでも紹介したことがありましたね。
なんだ~そこにこれに近い内容が書いてあったんでしょ?
はい、確かに書いてありました。ただ、正直に申し上げて『超圧縮地球生物全史』を読んだのは、もうブログに書いた後だったのですね・・。まあ、なので『超圧縮地球生物全史』を読んだときに、「こ、これは!」という感じだったわけです。
その中でも一番ビビったのは、この部分。
ホモ・エレクトゥスは、少なくとも一〇万年前まではジャワ島に住んでいた。海面が上昇し、ジャングルがふたたび四方から押し寄せるなか、その地で最後まで粘った者たちだ。 彼らは、子孫である現生人類がこの地に到達するのを目撃するまで、長く生き延びていたかもしれない。だが、もし両者が出会ったとしても、現生人類にとっては、オランウータンやその巨大ないとこのギガントピテクスなど、この地域に生息するいくつかの猿の一種、つまり、謎めいた大きな森林性の猿にしか見えず、交流することはなかっただろう。
『超圧縮地球生物全史』 ヘンリ・ジー
ホモ・エレクトスはまだ生きていて、オランウータンのフリをしてるんじゃね? って書いてましたからね、私・・。かなり奇抜な発想のつもりだったんですが、ほとんどそれに近いことが書いてあるわけです・・。まあ、私がなぜそういう着想に至たったかと言うと、そういうコードが複数のソースで匂わされているからなんですけどね。
「私たちは、まだ生きていますよ。オランウータンに擬態していますよ。気づいてね」と・・。
それこそ、犯人はオランウータンだ!と、史上初の推理小説とされる、エドガー・アランポーの『モルグ街の殺人事件』は、匂わせているわけです。
作中の「真犯人」については、1839年7月にフィラデルフィアのマソニック・ホールで行なわれたオランウータンの展示における人々の反応から着想を得たものらしく、1839年の「飛び蛙」では再びオランウータンと殺人の要素が組み合わされて描かれている。
「モルグ街の殺人事件」 ウィキペディア
名探偵「被害者は、ヴィーナスか。謎は全て解けた。犯人は、オランウータンだ!」
ウィキペディアに書いてある内容も、どこか、変ですよね。
・「orangutan」(orang-utan、orang utan、orangutang、ourang-outang)という言葉の語源は、マレー語の「orang(人) hutan(森) = 森の人」である。元々は海岸部の人が奥地に住む住民を指す語だったが、マレー語の発展の初期段階で Pongo 属の類人猿を意味するようになった。
・ボルネオ島中部では、オランウータンの顔を直視するのは縁起が悪いと考えられている伝統的な民間信仰もある。オランウータンが人間と交尾したり、誘拐したりする民話もある。ハンターが雌のオランウータンに捕らえられたという話もある。
・西洋の情報源において、「orangutan」が最初に記されたものは、オランダ人の医師であるヤコブス・ボンティウスによる1631年の『Historiae naturalis et medicae Indiae orientalis』である。同氏の報告によると、マレー人はこの猿が話すことができると主張するが、「労働を強いられるのを避けるため」、話すことを避けた。
「オランウータン」 ウィキペディア オランウータンと戦うダヤク族の兵
いや、この絵の方・・明らかにオランウータンじゃないっしょ・・ですから、私が勘違いするのには、十分な理由があるでしょう?
もちろんそれらは「真実」ではなく、「悪い人」が、何らかの宣伝のために流しているかだけかもしれません。ただ、そういうメッセージが流れていることは、事実なんです。じゃないと、ヘンリー・ジーと私の書く内容が、一致するはずがないのです。
まとめると、この本も当ブログも書いているのは、「カミ」であるということになりますね・・
いや、ここで終わらすとものすごく胡散臭いので、もう一度書きますが、この「世界」の情報空間にはあるコードが流れており、私はそれを意訳して、ここに書いてあるだけですよ、というのは再三書いて来た通りなのです。今回は、それを証明する好例となったのではないでしょうか。
農耕の真実
そんなわけで、『超圧縮地球生物全史』には、人類に一体何があったのか? についても、しっかりと示唆されております。
人類の起源はマカディカディ湿地帯にある。エデンの園があったとすれば、それはここ以外にない。ホモ・サピエンスは、醜いアヒルの子のように、七万年ものあいだ、マカディカディ湿地に隠れていた。そして、ようやく姿をあらわしたときには、白鳥になっていた。
『超圧縮地球生物全史』 ヘンリ・ジー
マカディカディ湿地帯に隔離されていた、少数の我々の祖先は、この地で美しい白鳥へと変身を遂げ、その圧倒的な性的魅力で、地球上の全人類と”同化”したのです。
しかし、これが人類絶滅へのカウントダウンの始まりでした。
第二部「凋落」では、ジーが指摘する「転落の始点」およそ五万~二万五千年前、ホモ・サピエンスが唯一の生き残った人類種となった瞬間――から、不可避の衰退が始まったとしている。
30億年以上のあまりにも長い期間、地球を支配し続けた「地球史上、もっとも成功した生物」とは? ダイヤモンドオンライン
絶滅への対抗のために導入されたのが「文明」だった、というのが私の読みです。
最大の疑問は、なぜホモ・サピエンスが何十万年ものあいだ狩猟採集で生きてきたのに、ある時期から定住生活に移って、農耕を始めたのかということだ。そしてそれは「肥沃な三日月地帯」(ここで初めてコムギやオオムギが栽培された)だけで起きたのではない。
実際には、農耕の発明は世界各地で、独立して何度も起きている。
数千年というごく短い期間のうちに、東アメリカ、メソアメリカ、アンデス、アマゾン、熱帯アフリカ西部、エチオピア、中国、ニューギニア高地でもそれぞれ独自に農耕が始まった。
地質学的な時間のスケールで見れば、農耕の発明は、まるで同時多発的かつ世界規模で起きたのだ。
「人類は何十万年も“狩猟採集”で生きてきたのに、なぜ“農耕”をはじめたのか?…」。驚きの3つの理由…人口爆発、大型動物の大絶滅、あと1つは? ダイヤモンドオンライン
以前の記事で、農耕は陰謀だと言うようなことを書かせていただきました。しかし、もしかすると、陰謀がなければ、人類はとっくの昔に絶滅していたかもしれません。
第二の要因は、人の数が増えたことだ。何百万年ものあいだ、ヒト属は地球上で目立たない存在にすぎなかったが、ついに人口が増え始め、もはや狩猟採集だけでは生活が成り立たなくなってきていた可能性がある。
人口問題とは、文明以後の問題ではなく、文明以前の数万年前から起きていた重大すぎる問題だったのです。なぜそんなことになってしまったのかと言えば、捕食者を駆逐してしまったからでしょう。
しかし実際には、オルドヴァイ峡谷の当時の環境において、ヒョウのような中型~大型肉食獣が食物連鎖で優位にあり、人類はその「獲物」として日々を過ごしていた可能性が高いといえます。
特に、ホモ・ハビリスの身体には樹上生活の名残(木登り適応の証拠)が多く残っており、地上での生存戦略がまだ未発達だったと考えられています。
実際、樹上に逃れることで、ヒョウやライオンの脅威を避けていたとも推測できます。
この事実は「初期人類が食物連鎖の頂点に立つ」というストーリーが、やや“先走り”だったことを示しています。
また、当時のオルドヴァイ峡谷の発掘現場では、ホモ・ハビリス以外のホモ属(ホモ・エレクトス=原人)やパラントロプス属も同時期に存在していたことが分かっています。
今回の結果は、「石器を使った肉食」という進化的転換が、ホモ・ハビリスだけでなく、より進化したホモ・エレクトスのような種で本格化した可能性を示唆しています。
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捕食者を倒したのは、ホモ・サピエンスではなく、きっと、ホモ・エレクトス、「カミ」その人であったのでしょう。彼らは、それが過ちであったことに後に気がついたのですよ。
捕食者を失った森では、シカの数が急増し、若い木や下草が食べ尽くされる「過剰採食」が広がりました。
たとえるなら、草食動物だけの“食べ放題レストラン”状態です。
食べ放題は彼らにとっては天国ですが、森にとっては地獄です。
木が育たなければ森は再生できず、そこに暮らす鳥や昆虫、小型哺乳類も減少します。
さらに草や低木がなくなった地面は雨で削られ、土壌浸食も進みます。
こうした連鎖的な変化(栄養カスケード)は、頂点捕食者という“生態系の司令塔”がいないことが原因です。
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捕食者が存在していれば、ホモ・サピエンスがヒトの唯一の種になることもなかったはずです。生態系が崩れた中でのヒトは、草食動物の例にもれず、個体数の問題を抱え、絶滅必至の状況に追い込まれたと推察出来ます。
その危機から人類を救ったのが農耕だった、という新しいストーリーは、お気に召しますでしょうか? 陰謀論よりは、ずっと素敵でしょう?
以前にも書いた通り、文明には、捕食者の代替機能があるのです。
分かれ始めた人類
ただ、これでめでたしめでたしとはなりません。
農耕救世主説が、例え真実だったとしても、それは単なる対処療法、問題の先延ばしに過ぎません。問題の根本的な解決には、何が必要なのか?
第三部「脱出」は、暗い未来の中に差す希望の光を描いている。ジーは、宇宙移住や技術的進化によって、人類が絶滅を免れる可能性を模索する。そのためには「一つの種」であることをやめ、多様な「ポスト・ヒューマン」への分岐を果たすことが必要だと主張する。
30億年以上のあまりにも長い期間、地球を支配し続けた「地球史上、もっとも成功した生物」とは? ダイヤモンドオンライン
それはジーの言う通り、人類の再種分化かもしれません。実際に、すでにそれは起きています。
サムネは、「日本人は2種類に分かれた」となっていますが、全然日本人だけちゃうやん。冒頭のひろゆき氏の発言も、ここ最近私がずっと書いてきた内容と瓜二つになっています。
「物価が上がることで、よかった人(富裕層)とよくない人(それ以外)の2種類の日本人に分かれていると認識すべき。これは、どっちが正しいということではない」
ひろゆきさん、うちのブログ読んでんすか? と言いたいくらいですね。
補足すると、人類は今後、どの情報を好むかによって、種分化していくのです。
今回の研究では遺伝子の影響も調べられました。
その結果、未経験という特徴の14〜17%程度はSNP遺伝率で説明できることが示されました。
ただし、これはセックスを未経験に繋がる「特定の遺伝的要因」があるという単純な話ではありません。実際には、体質や性格に関わる数えきれないほど多くの遺伝的要素が少しずつ影響し合い、その積み重ねが「未経験」の傾向につながっていると考えられます。
生涯を通してセックスを経験したことがない人の特徴が明らかに ナゾロジー
ここで、この記事を引用した理由は、未経験がどうのは関係なく、人の行動の様式には、やはり何らかの遺伝的傾向が関わっており、それを利用することで、人類を仕分けしているのだろうと考えられると言いたいからです。
ただ、ここでもっとも勘違いしてはいけないのは、ひろゆき氏の言う通り、そこに優劣という価値観は、一切存在しないということです。
前回の記事で「世界」からドロップアウトするヒトについて、書きましたが、一方では、「自然」からドロップするヒトたちが増えていくでしょう。
気候変動による自然災害、感染症、戦争、野生動物やダニの襲来まで、とてもじゃないけど、自然の中にはいられないというヒトも、増えていくでしょう。
そのうえで「最もしてはいけないのは、何も問題ない、マスクを外そう、コロナのことは忘れようというネアンデルタール人の考え方だ」と述べ、新型コロナの1日当たりの死者数を記したカードをポケットに持ち歩いていることを明かした。
バイデン大統領、コロナ制限緩和の州を批判 「ネアンデルタール人の考え方」 CNN
そんなことは気にしない、という「ネアンデルタール人の考え方」をするヒト以外は、地球はとっても、住みにくい場所になっていくのです。
「空想を語るヒト」と「現実を生きるサル」、人類分岐の未来、それが、悪魔の秘密結社による、最後の陰謀の真実かもしれません。










