緊急事態宣言がやっと解除されましたね。しかし、街の様子はその発令前とは様変わりで、人々が恐怖にやられてしまったことがよくわかります。メディアは元に戻ることを許さないような論調を続けており、何かが変わることを強制しようとしています。しかし、私はこう明言しましょう。

何も変える必要なない。

私はこのブログで、国際政治の本当をお伝えするという趣旨を中心に、ここ3年程記事を書いてきました。はっきり言って、そんじゃそこらの専門家は凌駕したつもりです。

2016年以降の国際政治で最も重要なターニングポイントは何か、それは米大統領選挙において、選挙人制度によって結果がひっくり返り、トランプが米大統領になったことです。この意味の重大さに気づくか、気が付かないかで、その後の展開の理解が全く違ったものになるのです。

専門家は米中戦争はプロレスだと言い、それを信じた上場企業の社長達は、最高益はこれからも続くと余裕を見せました。しかし、私は米中戦争は本物、企業業績と景気はピークだとその時はっきりと書いたのです。

それらは私が重大な出来事の意味、その裏にあるものの本質を理解していたからこそです。そして、今はそれらの実績にかけてこう断言します。このコロナ騒動はテロだと。

米国人はすでに気づいている

私は何も特別変わったことを言っているつもりはありません。未だにメディアの報道を真面目に信用しているのは、実際日本人くらいなものでしょう。

先頃米国で実施されたある世論調査で、Microsoft共同創設者のBill Gates氏に関するある陰謀説が根深く浸透していることが明らかになった。これは新型コロナウイルスに関する偽情報や陰謀論との戦いが、同ウイルスによるパンデミック自体との戦いとほぼ同じくらい難しいものであることを示す証左と言える。

Gates氏が、これから開発されるCOVID-19ワクチンを利用して膨大な数の人々にマイクロチップを埋め込み、その動きを監視しようとしているという陰謀論が、特にFox News視聴者と共和党支持者の間で支持されていることが、ある調査で明らかになった。

新型コロナ「ビル・ゲイツ陰謀論を信じる」共和党支持者の40%以上に–米調査 CNET News

「コロナ騒動」はテロであることをアメリカ人の実に3割が現実と受け止めていると言います。メディアは勝手にこれを「偽情報」と決めつけていますが、これだけの人々が本当のことと受け止めている事実に対して、何の根拠も示さずに「嘘」と断ずるのは、さすがに無理があるのではないですか?

「疑惑」に対する説明責任がある、彼らは仕切りにそう言っているではないですか。

そして、日本人に今求められていることは、この現実をしっかりと受け止めることです。それはもはや「信じるか、信じないかはあなた次第」の話ではなくなったのです。それを否定したいのなら、彼らがなぜ間違っているのかをきちんと説明しなければなりません。それをしない人はただ、目を逸らしているだけ、現実から逃げているだけです。

日本人は何を恐れているのか

5月26日発表の厚生労働省のデータによると感染者は、16,623人。死亡者は846人となっています。敢えて書きますが、いったいこれがなんだと言うのでしょう?

以前にも書きましたが、インフルエンザは毎年1,000万人が感染し、多い時で1万人が死ぬといいます。

2019年の交通事故の発生件数は、381,237件。負傷者は、461,775人。死者は3,215人ですが、事故から24時間以内に死ななければカウントされないようで、実際はもっと多いとのことです。

つまり街を歩いてコロナに感染することは、交通事故に会って大きな怪我をすることより、遥かに難しいのです。

人に移すから誰しも自粛しなければならないなどと言っていた(る)奴は、車に乗ることは許されません。それは殺人マシーンなのですから。

そんな状況にあって、日本人はいったい何に怯えていると言うのでしょうか。私の感覚として、本当にウィルスそのものを怖がっている人はそんなにいないのではないかと感じます。だって数字上、全く大したことなかったことは誰の目にも明らかなのです。ですから、みんなは、

「コロナを怖がらないことを怖がっている」のではないでしょうか。コロナを恐れなければ虐められる、それが怖いだけではないでしょうか。

「もう東京って一日に10人とかしか感染者いないのに、気にするのおかしくない?」と言うと、必ずこういう返答が返ってきます。

「いや、でもまたいつ流行るか分からないから怖いよ」

いつ流行るか分かんないなら、怖くないよね? 普通は。おまえら、本当は絶対怖がってないだろ! と私は思う。それは、まるでタブーを口にした時の反応とよく似ています。

コロナとの戦いはこれからも続く? 誰も戦ってなどいませんよ。多くの日本人はコロナの幽霊に怯えいえ「コロナ怖がれナマハゲ」に追いかけられるのが嫌で、怖がっている振りをしているだけではないでしょうか。

いや、本当に怖いんだという人、その恐怖を克服するのは、実に簡単です。

2015年の厚労省研究班の調査では、病気なども含めた入浴中の死亡者数は年間で1万9千人以上と推計されています。その多くは、自宅の浴槽で起きていると考えられています。

日本では「お風呂で溺死する」人が多い 入浴時の「ヒートショック」意外な原因と対策は YAHOO!ニュース

毎日お風呂に入っている人は、これでコロナを恐れることは出来なくなりましたね。

街を歩けば、車に轢かれる可能性は非常に高く、家に籠っても、入浴はとても危険な行いなのです。世の中、安全などどこにもありません。それでも、私たちはその恐れを一切気にしません。そんなことをしていては、生きていけないからです。

私たちがコロナだけを特別に恐れる合理性は全く存在しないのです。

人は未知の物を怖がらない

「人は未知の物を怖がる生き物だから」・・これも嘘でしょ。人は未知の物なんて怖がれません。赤ちゃんを見れば一目瞭然です。むしろ、マスク姿の未知の女性は余計に魅力的なのです。

勘違いしたらしいのですよ。わたしを若い女とでも思ったらしいのですよ。小さな懐中電灯ですから、わたしの顔もよくみえなかったのでございましょう。

『防空壕』 江戸川乱歩

人は未知を恐れるよりも、(都合)よく考える可能性の高い生き物だと言えるでしょう。私の経験上は明らかにそうですが、皆様はどうでしょうか。

知事は破壊活動をやっている

しかし、日本社会において、「コロナを恐れない恐怖」の克服は、そう簡単ではないようです。

なぜなら、「怖がることが正しい」と国民を徹底的に教育している機関の権威が大きいからですね。日本人はこれにとっても弱いのです。権威に従っていれば安心だと言う考え、それは誤った認識であり、それ故に今、私たちは危険にさらされているのです。

恐怖教育機関の最大派は知事たちで、これも何度も書いたのですが、こいつらは単なる社会の破壊活動をやっています。その中心はもちろん東京。

しかし、小池都知事のコロナ対策ははたして適切だったのか。都政関係者のあいだでは、コロナ不況が本格化すると予想される今秋以降、都が財政難に襲われるのではないかとの懸念が強まっている。

小池百合子のコロナ対策「1兆円の大盤ぶるまい」ツケは誰が払うのか 現代ビジネス

そもそも保障と言う考え方に無理があるのです。それが出来るなら、初めから私たちは何もしなくても暮らしていけるということになります。それで喜んでしまうのは、お札(紙きれ)と実際の富の違いもよくわかっていない方々です。しかし、実際問題その層が一番数が多いのです。

短期的に大規模な財政出動をするのは簡単ですし、都民も一時的には喜ぶでしょう。しかし、米国ではコロナの影響で、東京の人口を上回る1600万人がわずか3週間で失業しており、今後も経済失速は明らかです。経済環境を考えれば、中長期的な戦略を前提とした財政出動をすることが、結果的には本当に都民のためになったのではないでしょうか。政治家は耳障りの良いことばかり言ってはならない」

小池氏はそれらの無知で善良な人々を騙しているのです。私にはこの程度の嘘は通じませんがね。

以前から、筆者は小池百合子という政治家には、日本の政治家の中で最も「獣」という表現が似合うと考えてきた。

(中略)

筆者が取材した、小池氏をよく知る複数の都政関係者は、一様に「本音のわからない人」という評価を口にするのが印象的だった。

獣と言うよりも小池百合子は、「CIAみたいな奴」。それは当ブログが一貫してお伝えしてきた”事実”です。誹謗中傷? いやむしろ、誉め言葉でしょう。私の中ではCIAはテロ組織ですが、一般的には決してそうではないのですから。

その結論を抜粋すると、

〈大規模集会(音楽祭やスポーツイベント)や教育機関の休校については、介入後の日数が増えるにしたがって感染者が減っている〉

 その一方で、

〈ロックダウンは日数が延びるにつれて、感染者数が増加。外出禁止が感染拡大を抑制するのに必要でない可能性を示している〉

 これが事実であれば、小池都知事が繰り返してきた「ステイホーム」など全くの無意味。むしろ、感染拡大にひと役買っていた可能性すらあるのだ。

コロナで「ロックダウンは必要なかった」 英大学研究チームの衝撃論文 デイリー新潮

「ステイホームに合理性まったくなし!」 私はそう繰り返しましたが、その妥当性が証明されてきましたね。

テロリストは私たちの心を奪うつもり

さて、テロリストたちは、いったい何を狙っているのでしょうか。彼らは私たちの人間性を奪うつもりです。

新型コロナウイルスの感染を防ぐため、日常の様々なふるまいが縛られる生活は、緊急事態宣言の解除後も続きそうです。政府の専門家会議はそのための「新しい生活様式」を示しました。ただ、望ましいとされる行動のあれこれは、ホモ・サピエンスという動物としての視点に立つと不自然なことが多い――。認知行動学と動物福祉の専門家で名古屋市東山動植物園の企画官・上野吉一さん(59)はそう感じています。ウイルスが変えようとしている「距離感」は、心につながっているからです。

新しい生活様式、ヒトとして大丈夫? 動物学者に聞いた 朝日新聞

こんな大したことないウィルスのために、人間性を差し出すのですか? それではあなたは死んだも同然です。こんなウィルスのために自殺するのですか?

なぜ、心を奪うことを強要し、人間性を殺そうとする権力者に対して戦う意思を見せないのでしょうか? 誰も暴力を振るえと言っている訳ではありません。この記事を読んで怒りがふつふつと湧いてきたら、それで十分です。

イラン外務省が、テロに立ち向かい聖地ベイトルモガッダス・エルサレムを含むすべての占領地の解放につながる道は、抵抗のみであるとしました。

イラン外務省は25日月曜、ツイッター上で、レバノンの対シオニスト政権イスラエル勝利と同国南部からのイスラエル軍撤退20周年を祝うとともに、「抵抗という戦略は、テロリストや侵略に立ち向かい、聖地を含むすべての占領地の解放につながる唯一の選択肢だ」と強調しました。

ParsToday

イラン革命によって、アメリカから自分たちの政府と尊厳を取り戻した現在のイラン共和国は、今なおテロリスト国家、イスラエル、アメリカから執拗な暴力を受けています。しかし、彼らは決して屈せず、米イスラエルは最後まで彼らを倒すことは出来ないでしょう。その理由は、国民一人一人が戦う意思を有し、連帯して政府を支えているからです。

私たち日本人は、今こそイランの意志を見習い、連帯して戦う意思を見せる時です。そのためには、誰が敵で誰が仲間であるのかを見極める頭脳も必要です。

目覚めろ! 支配者はテロリストだと気付け! 従属するな! 抵抗する意思を持て!

あなたが自分と大切な人守りたいと思うのなら、あなたが日本人ならば、是非そうすべきです。彼らは間違いなく日本を滅ぼす気です。

この程度で、日本社会を破壊しやがって、ふざけんな!

繰り返しますが、暴力的な方法は一切必要ありません。一人一人が戦う意思を持ち連帯できれば、ことはそれで十分なのですから。