文学的未来表現

~”ホント”を望むブログ~ ver.11.8

カテゴリー: 文学 Page 1 of 6

夏目漱石の名言への考察③ ~いいか悪いかは考えない方がうまくいく!~

夏目漱石の『こころ』の中に出てくる名台詞をお伝えする記事として、

夏目漱石作、『こころ』の名台詞への考察① ~恋に上る階段なんです~

夏目漱石作、『こころ』の名台詞への考察② ~自由と独立と己とに充ちた現代に生まれた・・~

の2記事を書かせてもらっておりますが、それ以外の作品に出てくる夏目漱石の名言についても書いてみたいと思いました。

『異邦人』こと「ムルソー」の肯定はいけない

アルベール・カミュ作『異邦人』を取り上げましたが、その中で、主人公、非常識人の「ムルソー」を肯定することは危険ではないか、と書きましたが、その理由を今回突っ込んで書いてみたいと思います。前回も書いていますが、そのカギは人間の「合理性」と「非合理性」です。

ムルソーは不合理な人物ではない

この小説のテーマとして「不条理」がよく言われるのですが、「不条理」には二つの意味があるとウィキペディアにも記されています。常識に合わないことと、不合理なこと、です。しかし、「ムルソー」はあながち不合理な人間ではない、ということは、前回記した通りです。

『ワークルールズ』 ~google先生の人事が、当ブログの”脱『リア王』論”を実践していた件~

『WORK RULES!』が、当ブログの主張とかなり近い模様

先日、ネットを見ていると非常に気になる記事を見つけました。

橘玲さんが、本を紹介している記事なのですが、グーグルの人事担当上級副社長が書いた『ワーク・ルールズ』という本に関する物です。

 

私は読んでいないのですが、橘さんが、記事の中で詳しく紹介されています。

「世界を変える人材」をどう採用し、成果を出すのか?
[橘玲の日々刻々]2015年の読書録より『WORK RULES!』『ALLIANCE』の紹介

この本に書いてあるgoogleの採用している、人事制度というものが、当ブログで繰り返してお伝えしてきた内容とかなり近いものであるらしいので、ぜひご紹介したいと思います。

『異邦人』 カミュ

テーマ

アルベール・カミュ作、『異邦人』を取り上げてみたいと思います。

「不条理」を表現した小説だと、よく言われますね。で、その「不条理」って何かというと、

不合理であること、常識に反していること

の二つが、ウィキペディアに記されています。

私はこのうち、「常識に反していること」の方が、この小説をうまく表しているなと思っています。そして、前半の「不合理であること」は、一部当たらない部分があるなとも思っています。今回は、その観点から、この小説を当ブログなりに解いてみたいと思います。

「喜多嶋舞」騒動はその辺によくある話・・ ~『オセロ』がデズデモーナを殺害したのも、これを恐れたから!?~

喜多嶋舞さんと元ジャニーズの大沢樹生さんの間の息子さんのDNA鑑定をしたところ、本当の父親は別の人だった!

ということが裁判で判明し、話題になっているようですね。

これを受けて、喜多嶋舞さんに批判が集まっているようです。まあ、当然とは思うのですが、これは実はそんなに変わったとこではなく、むしろその辺によくある話という事実をお伝えしたいと思います。別に喜多嶋舞さんへの擁護ではありません。

『レ・ミゼラブル』 ビクトル・ユーゴー

本当の「幸せ」を教えてくれる名作

かの有名な『ああ無情』ことビクトル・ユーゴー作、『レ・ミゼラブル』を取り上げてみたいと思います。

この作品には本当に感動しましたね。作品のすごさに感服することはあっても、心が感動するようなことは少ないのですが、この作品は読んだ後に震えるような感動がありました。

小保方晴子氏は『こころ』の先生の教えを乞うべきである

VW事件規模の詐欺師扱い

元理研の小保方晴子氏が、早稲田大学から博士号取り消しの処分を受けたとのニュースが出てましたね。これは、過去記事で終わらせたつもりだったのですが(小保方氏は結局そんなに悪かったのか!?)、彼女の今回のコメントが気になりまして・・、まあ、内容は過去記事の繰り返しにはなってしまうんですけどね。

 

「学術的な理由じゃなくて、社会風潮を重視した結論じゃないのよ!」

とおっしゃっていたようです。

 

まあ確かに、それは、その通りであります。彼女に対する社会風潮は厳しいの一言です。それはもう、厳しすぎます。死人が出るくらいなんですから、VW事件くらいの規模の詐欺師扱いです。

夏目漱石作、『こころ』の名言への考察② ~自由と独立と己とに充ちた現代に生まれた・・~

当ブログでもその普遍性、特に日本人の心に響く普遍性に注目している夏目漱石の『こころ』 ですが、その主人公、「先生」の伝える名言というものがこの作品の大きな魅力になっております。今回は、それを考察する第2弾になります。

「自由と独立と己とに充ちた現代に生まれた我々は、その犠牲としてみんなこの淋しみを味わわなくてはならないでしょう」

~ 青空文庫『こころ』 ~

今回はこちらの台詞を解説したいと思います。お前に解説されてもって思うかもしれませんが(笑)、まあ、最後まで読んでみてください。きっと、わかりやすいと思いますよ・・

イージス艦「ラッセン」出動! ~争いは人類の避けられざる宿命~

イージス艦のラッセンが南シナ海の中国人工島の12カイリ内に派遣されたというニュースがトップになってましたね。

各局の伝え方としては、

「中国の横暴を見逃すわけにはいかない」
「アメリカ、よくやった」

と言っているように私には感じられました。今までの戦争反対一辺倒はどこへ? といった感じで、一貫性のかけらもないなと思いながら見ておりました。

オレオレ詐欺に騙される価値ある理由とは? -レ・ミゼラブル-

さて、最近のテクノロジー批判からは趣向を変えて、社会問題の皆さんご存知の例の詐欺について書いてみたいと思います。と言っても、騙されないための指南が出来るというわけではないでし、題名だとなんだか騙されていいみたいですね・・。決してそんなことはないんですよ!

自ら命を絶つオレオレ詐欺被害者のもう一つの悲劇

こんな記事が出てました。

Page 1 of 6

Powered by WordPress & Theme by Anders Norén

       

© 2010 文学的未来表現