ラッパーのカニエ・ウェストさんが、アメリカ大統領選挙に出馬するそうですね。

ラッパーのカニエ・ウェストは7月8日に公開されたフォーブスのインタビュー記事で、真剣に米国大統領を目指していると述べた。ウェストはさらに、「新型コロナウイルスのワクチンが、人々にマイクロチップを埋め込むために用いられる」との陰謀論を支持していることを明らかにした。

大統領目指すカニエ・ウェスト、「ワクチン陰謀論」を熱弁 ForbesJAPAN

あら、素敵。日本人の多くが毛嫌いしているこの「陰謀論」ですが、残念ですが、本当の可能性の方が高まっています。それを非常識と考える日本人の常識はもはや時代遅れ、その理由をきちんと説明します。

米国では当たり前

ただし、ウェストが信じる陰謀論は、共和党支持者の間では広く支持されている。5月にYouGovとヤフーが実施した世論調査で、ゲイツがマイクロチップを埋め込もうとしているとの説を信じる人の割合は、共和党支持者の44%、Foxニュースの視聴者の50%に達していた。一方で、民主党支持者の間では19%にとどまっていた。

アメリカの共和党支持者の半数近く、また民主党支持者でも2割がこの説を支持していると言います。これを病的な妄想ですまそうとするのは、流石に数字的にも無理がありますよね? つまり、日本人のその常識は、すでに時代遅れってことです。

彼らがなぜ、その説を支持するのかについては、もちろん、ちゃんと理由が存在します。日本では、武田邦彦さんがyoutubeで説得力のある解説をされていますね(マイクロチップの話まではしていない)。

否定派の方は、この話を「常識的に信じられない」と言って、否定の最大の根拠にあげます。しかし、その常識自体、権威が作っているのであり、ほとんど意味を成しません。それは洗脳が強く効いている事実を表しているに過ぎないのです。私に言わせれば、荒唐無稽な作り話を信じているのは、常識人の方です。

その点に関して、私は何も信じていません。国際政治の分析において、「信じる」と言う行為はご法度だと知っているからです。ですから、「私の書いていることは、全部間違いでした!」と方針転換する可能性は、常に存在しています。

ただ、現時点で彼らの主張は妥当であり、それが嘘や間違いであるより、大筋であっている可能性の方が高いと判断しているだけなのです。

「信じる」と言うと聞こえはいいですが、それは単なる「手抜き」に過ぎません。自分の判断と責任を他人に投げるということだからです。もちろん、全てを自分で確認することは出来ないので、ある程度は任せざるを得ないのですが、多くの日本人は、知らない誰かに重要部分を預けすぎなのです。その結果、荒唐無稽な常識を信じ込まされる結果になります。

アーロン・ルッソの暴露は「売名行為」なのか

映画監督のアーロン・ルッソは、あるインタビューでこう暴露しています。

ニコラス・ロックフェラーが、マイクロチップを埋め込んで大衆を奴隷化、支配することが、CFR(外交問題評議会)の最終目標だと語っていた。

CFR(外交問題評議会)とは、アメリカの超党派シンクタンク組織です。ロックフェラーは、世界の石油の9割を牛耳った米国の巨大財閥です。

更にその動画の中でルッソは、911テロはアメリカ政府による自作自演で、イラク戦争~アフガニスタン戦争は全てでっち上げ、それは政府が民衆を支配するための手段だとロックフェラーが、その発生の11カ月前に語ったと言います。

ルッソは果たしてなぜ、このような常軌を逸した逸話を披露したんでしょうか。これに対し常識派は「売名行為だ」という陰謀論を信じるしか手がありません。

しかし実際のところ彼は、自らの危険を顧みず、私たちに本当のことを伝えようとしたのです。

常識派は911を直視しろ

そして常識派は、911でビルが火災で木っ端みじんになったというオカルトを信じざるを得ません。倒壊の映像をもう一回見てみてくださいよ、どっからどう見ても、爆破されていますから。

CIAの元局員、マルコム・ハワード氏は、建物の破壊に関する経歴や技術を持っていたことから、CIAの幹部から、ニューヨークの世界貿易センタービルの破壊プロジェクトを強要されたとしました。

この情報開示と共に、世界貿易センタービルがコントロールされた爆発によって崩壊したことを示す映像や、事件の目撃証言も公開されています。

アメリカ同時多発テロへのCIAの関与の詳細が明らかに PARSTODAY

おまけに飛行機のぶつかっていないビルまで崩れたと言うおまけつきです。常識派は、「ビルが火災で木っ端みじんに爆発した」「ビルが自然に倒壊した」という超常現象を信じるしかないのですが、どっちが非科学的なんですかね? これらを踏まえると、彼らは、アメリカ政府が陰謀に加担していないと言う奇妙な主張を展開する立派な陰謀論者です。

常識人は、本当に信心深い。

という訳では、私たちの支配者は、完全に頭がおかしいのです。あなたの常識とかは、どうでもいいんです。そんなの通用する相手ではないのです。常識に甘ったれている余裕は、もはやないです。

世界最大のカルト教団の最新教典

では、その世界最大のカルト教団はいったい、何を企んでいるのでしょうか。それを知るのは、とても簡単です。なぜなら、彼らのホームページに堂々と書いてあるから。

より良い成果をもたらすには、教育から社会契約や仕事に至るまで、私たちの社会と経済のあらゆる側面を刷新するために、世界は共同で迅速に行動しなければなりません。米国から中国までのすべての国が参加し、石油やガス、ハイテク産業まで、すべての産業を変革する必要があります。私たちに今必要なのは、資本主義の「グレート・リセット」なのです。

WORLD ECONOMIC FORUM

今年のダボス会議の議題は、「グレート・リセット」です。

小池知事も、「『コロナで何が日本が変わったか』というのが、『はんこを使わなくなった』ぐらいだけではちょっと弱いと思います」とし、教育制度の変革についてスピーディな議論を求める立場であることを語った。

小池知事と吉村知事がビデオ対談 9月入学制度「今できなかったら、二度と日本ではできない」 HUFFPOST

小池が一体誰から命令を受けているのか、組織の上司に決まっていますね。自分の営業成績が「ハンコがなくなったじゃ悪い」と彼女は言っているのです。

必要とされる協力と野心は、前例のないものです。しかし、それは不可能な夢ではありません。実際、パンデミックは、私たちのライフスタイルをいかに早く根本的に変えることができるかを示してくれました。ほぼ瞬時に、この危機は企業、個人共に、長い間不可欠とされてきた飛行機での頻繁な移動やオフィスでの仕事などの習慣を放棄させたのです。

WORLD ECONOMIC FORUM

そうか! パンデミック下の私たちの不自由な生活は「夢」であり、素晴らしい「変革」だったのか!

より良い社会を構築する意志は明らかに存在しています。私たちは、この潮流をうまく利用して、切実に必要である「グレート・リセット」を実現しなければなりません。そのためには、思想的な押し付けで大きな政府にするという意味ではない、強くより効果的な政府が必要です。また同時に、民間セクターとのエンゲージメントも不可欠です。

そうだ! 今こそ、新しい政府、社会をみんなで作ろう!

新型コロナウイルス感染の危機は、地球上のあらゆる場所にまで影響を及ぼしています。しかし、悲劇だけがその遺産ではありません。それどころか、パンデミックは、より健康的で、より公平で、より豊かな未来を創造するために、私たちの世界について考え、再考し、リセットするため、貴重な機会となっているのです。

パンデミックは、未来への道! みんなの夢が成就するチャンス!!!

・・・・・・・・・どう見てもカルトだろ、これ。

これが常識人が大好きな権威の最高峰「世界経済フォーラム」の指針、いえ陰謀です。

という訳で、日本人の皆さん、本当にそろそろ目を覚ましましょうね。じゃないと、好きにやられちゃうよ。

スイスのダボスで開催される年次総会、所謂「ダボス会議」が特によく知られており、約2,500名の選ばれた知識人やジャーナリスト、多国籍企業経営者や国際的な政治指導者などのトップリーダーが一堂に会し、健康や環境等を含めた世界が直面する重大な問題について議論する場となっている。

「世界経済フォーラム」 ウィキペディア

それは選ばれた人たちが、私たちの未来を勝手に決める会議。

新型コロナウイルスの対応で、国の借金が膨らみ続けている。20年度に新規発行する国債は、リーマン・ショック時を上回り過去最大の90.2兆円。財政状況の悪化が続けば、国や通貨の信用が失われ、ハイパーインフレ(超インフレ)や財政破綻などが懸念される。もはや、国が事実上の預金封鎖で借金を相殺することも現実味を帯びている。

国の借金を「国民の預金で相殺」!? “事実上の預金封鎖”に備えよ! AERAdot.

これが日本のグレート・リセットの可能性も十分高い。

日本は2024年に、お札のデザイン刷新を予定する。

パンデミックは、我々の支配者が作り出しました。世界中の人々は、そのことに気が付き始めています。だからこそ、反乱の声を上げ始めている。これに対し、人と違う意見を持つことに恐怖を感じやすい日本人は、世界の民衆の潮流に乗り遅れています。そればかりか、一部の人は常識を縦に、彼らに対しマウントを取ろうする情けない姿をさらしています・・。

今回のパンデミックの目的は、「ファシズム」と「グレート・リセット」です。トランプの勢力(米英右派、イスラエル)だけが、中国潰しにそれを利用しようとしていますが、彼らも元は同胞です。

さらに「信じがたい話」として、彼らは、悪魔崇拝者であると言う客観的な情報があります。しかし、これも私に言わせると、信じられない話ではありません。

人間は卑劣漢として生きてゆけないばかりか、卑劣漢として死ぬこともできないものだ。

『カラマーゾフの兄弟』 第九篇第七から ドストエフスキー

これまでに何度も書きましたが、つまり彼らは弱い人間、単なる「堕落者」に過ぎないということです。

それでは最後に、世界最大のカルト教団名をお伝えして、終わりにしましょう。

その名は「資本主義」です。

え? あなたも思想の押し付けをやっているのじゃないかって? いえ、違いますよ。私は、あなたが食べようとしているおいしそうなピザの裏側に、

「巨大な鳥の糞がくっついていますよ」

と警鐘を鳴らしているだけなのですが、余計なお世話でしたでしょうか? 食べるか食べないかは、もちろん、あなた次第です。