「森保Jはドイツに勝っただけで終わり」そんな記事を書いたのは、今から4日前のこと。私はこの記事が外れて無能になることを望むと書き、実際その通りとなりました。つまり、私はアホでした。
しかし、馬鹿は死んでも治らないと言います。性懲りもなくまた書きます。
「世界の勢力図が変わった!」日本大金星、ドイツ&ベルギー敗退…欧州メディアが“歴史的な大転換”を指摘!【W杯】
サッカーダイジェストweb
この話はどうも「政治」と奇妙な連動を見せているようですが、偶然なのでしょうか?
ジャイアントキリング多すぎ問題
まず事実として、今大会は「ジャイアントキリング」が多すぎます。
カタール・ワールドカップ(W杯)のグループリーグF組の第2戦が11月27日に行われた。初戦ドローのモロッコ代表が欧州の強豪ベルギー代表を2-0で撃破するジャイアントキリングを起こした。カタール大会では、格上の相手を倒す試合が続いており、「波乱多すぎない?」「今大会はジャイアントキリングが多いな」と驚きが広がっている。
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その代表が我がニッポンなのは、言うまでもありません。初戦の強豪ドイツを2-1の逆転で撃破、その後のコスタリカ戦で敗れたものの、昨日のスペインはドイツを上回る強敵と見られていましたが、見事な逆転勝利で、2度目のジャイアントキリングを達成しています。
奇跡が二度起きた
その立役者となった堂安選手は「奇跡ではない。それは日本の実力だ」とヒーローインタビューで答えており、選手の気持ちとしては当然のことで、同じ日本人として、とても嬉しく頼もしく思います。
しかし残念ながら、実際にそうだとはちょっと思えないのです。
この2試合で共通するのは、終始攻め込まれながらも少ないチャンスをものにして逆転に成功したことだ。FIFAが公表しているデータによれば、ドイツ戦の日本は261本のパスを試みたのに対し、ドイツは820本と3倍以上のパス本数を記録している。スペイン戦は日本が237本、スペインが1059本とパス本数の差はさらに広がった。
“パス本数700以上”を記録したチームが敗れた例はここ50年ほどでたった2つ 日本戦のスペインとドイツのみ theworld
データサイト『Opta』によれば、ワールドカップの詳細なデータが残されるようになった1966 年以降、700 本以上のパスを試みながら試合に敗れたチームは2つしかないようで、それが先週の日本戦のドイツと今回の日本戦のスペインだという。
データ上からも、それがやっぱり「奇跡」だったことを確認できます。これで、私が単に予測を外したからこの記事を書いている訳ではないことを、ある程度はご理解いただけたかと思います。
奇跡が二度続くことはないことは、大人ならばみんな知っているはずですが、今回それを引き起こしたのが、VARです。しかも、今回はそのVARの一部にAIが採用されています。
カタールでは、このAIが特に欧州勢につらく当たっているようです。
ジャイアントキリングの旗振り役
しかしVARチェックで直前にオフサイドがあったと認められたため、判定が変わって幻のゴールになった。結果的にチュニジアがジャイアントキリング起こす大金星を収めてカタールを去ることになった。
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DAZNに「ジャッジリプレイ」という審判の判定の良し悪しを振り返る人気コンテンツがあり、このシーンも当然取り上げられましたが「人間は誰も気づいておらず、AIがつまみ出してオフサイドになった」と評されていました。
つまりAIがなければ、チュニジアのジャイアントキリングはなかったということは、はっきりと言えるわけです。日本戦でも、同じくVARが物議をかもしました。
三苫選手の折り返しを田中選手が押し込んだシーン。あれは”従来のサッカーのルールであれば”アウトと判定されるべきであったことは、ある程度長くサッカーを見てきた人にとっては、共通認識だと思います。
実際に、レフェリーはラインを割っていたと判定していますが、VARが介入して覆ったのです。「白線上に1mmボールが乗っていたため、ゴールの判定は正しい」と盛んに言われていますが、そういう問題ではありません。ポイントは、副審はノーゴールと判定していたということなのです。
そもそもなんですが、VARには「介入条件」というものがあったはずです。
・「はっきりとした明白な間違い」でないのであれば、VARは主審にチェックが完了したことを伝える。
JFA.jp
1mmがサッカーにおける「はっきりとした明白な間違いである」とは、到底思えません。
VARの哲学は?
*「最小限の干渉で最大の利益を得る」ことが哲学です。
VARが入ればすべてが正確に判定されると思われがちですがそういうわけではありません。VARはすべての事象に介入するわけではなく、役割はあくまでもフィールドの審判員のサポートです。
VARは、最良の判定を見つけようとするものではなく、「はっきりとした明白な間違い」をなくすためのシステムです。
いったい、この「VARの哲学」はどこに行ってしまったと言うのでしょうか? 今回のW杯から変わったと言う情報も特になく、非常に不可解です。私は専門家ではないですが、日本のサッカーをそれなりに長い間見てますし、JリーグもDAZNで毎試合見ています。
レフリーが見誤ることは数多くあれど、VARがこんな揚げ足を取る形で、強引に結果を変えてしまうなんて奇妙な例は、一度も見たことがありません。
1mmでレフェリーをフォローならいいんですよ。しかし、覆すことに使ったら大問題で、サッカーはめちゃくちゃになってしまいます。
「ボールがラインを越えていた可能性があるのは確かなんだ。それはカメラで見ても明らかに分かる。しかし、今大会の審判たちはより見やすいアングルのカメラ映像がないことに苦労していると思う。まぁこのゴールは正しくないと思うがね。プレミアリーグならVARカメラが正当に機能し、起こり得なかったと思う」
さらに英衛星放送『Sky Sports』の論客の一人でもある元プレミアリーグのレフェリーであるピーター・ウォルトン氏は「これはとてもおかしな判定だ」と断言。そして、自らの経験則を基に、問題となったジャッジを厳しく論じた。
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もし、これがノーゴールだった場合、日本は予選で敗退していたことになります。”通常では”あり得ない判定で勝った日本は果たして、本当に強いと言えるのでしょうか?
ベッケンバウアーさん。「サッカーは強いものが勝つんじゃない。勝ったものが強いんだ」ってこれ見る限り嘘じゃない?
せめてレフェリーがゴールと判定してくれていたのなら、私は納得出来たのですがねえ。。
AIは誰の見方か?
人間のレフェリーが常に公正か?問われると、まったくそのようなことはないと思います。「中東の笛」は毎度聞きますし、2002年のイタリア対韓国戦のレフェリングの酷さは、ここ最近で最も記憶に残ったもののひとつでしょう。
VARそして、AIならば、そんな不安と不満を払しょくしてくれる。そんな期待があったように思います。しかし、脆くもその期待は打ち砕かれました。
一部のアルゼンチン紙は、オフサイドを半自動で判定するシステムに欠陥がある可能性を報じた。サウジ戦の得点が取り消された場面は、左サイドの相手選手がより自陣深くにいたにもかかわらず、La・マルティネスの背後にいた選手の位置をオフサイドラインと誤って判定したと指摘。「誤作動の可能性があり、論争を呼んでいる」としているが、真偽は不明だ。
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それは、実際欠陥だったのでしょうか? VARがある特定の国を虐めているように、今のところ私の目には写っております。フランスとドイツは不可解な判定で格下に敗れ、ベルギーは世界ランク2位なのに予選敗退。ドイツは、2大会連続敗退です。
それはまるで、当ブログがこれまで「政治カテゴリー」で書いて来た欧州の凋落を象徴しているかのようです。
そこに、なんらかの意思が介入した可能性はないのでしょうか? 一つだけ言えることは、彼らにとって、AIを買収することは、人間よりもはるかに簡単だろうということです。
「無能」の勘繰り
さて、本当はここまでで終わりにしようと思ったのですが、冒頭で書いた通り、私は無能なので、もっと変なことを書きたくなってしまいました。
スペイン戦は、不正だった。
と書いたら、さすがに怒りますよね? まあ、うちのブログならギリギリセーフかな(笑)。
監督が変
もしかすると、もしかすると、日本に味方したのはAIだけではないかもしれません。
51分に生まれた日本の2点目は、直前にボールがゴールラインを割っていたのではないかと物議を醸している。VARによるジャッジとはいえ、ボールが明らかにラインを越えている画像が拡散しており、しばらくは議論の的となりそうだ。
この点についても報道陣から質問されたL・エンリケ監督は「ああ、画像は見たよ。でもあれはフェイクだったんじゃないかな。ホンモノには見えなかった。何か加工されていたんじゃないか」と煙に巻いた。
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普通ね。敵将だったら「あれは絶対に出ていはずだ」っていうもんなんですよね。画像がフェイクだってさ。ちょっと言ってることおかしいよね。
キーパーが変
そして、1点目の堂安選手のゴールも、確かに素晴らしいものでした。しかし、シュートの瞬間、キーパーのウナイ・シモン選手が左側を大きく開けたポジショニングを取っており、これももう一つの大きな「なんじゃこりゃ」でした。
コースはニアサイドのやや甘めだったが、堂安のパワフルなひと振りがウナイ・シモンの手を弾いて決まったものだった。
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イギリス『ITV』でこの試合の解説を務めたギャリー・ネビル氏はスペイン代表がこれから先も勝ち進む上でウナイ・シモンに厳しい目を向け、「シモンは彼らのウィークポイントに見える部分。あの1失点目はセーブしないといけない」と断じた。
DAZNで水沼貴史氏もシモンのポジショニングがおかしかった、と言っていましたが、さらに輪をかけて、変なのがこちら。
同氏はまた、2020年11月にデビューからウナイ・シモンに1stGKの座を託すルイス・エンリケ監督のGK陣における選手選考にも疑問符。今大会の予備登録メンバーにすら入らなかったGKダビド・デ・ヘアであれば、対処しうるものだったと続けた。
「彼らはデ・ヘアをまだ家に置いたままだ。ここ数年の彼がパッとしないのはわかっているが、あれ(堂安のシュート)を決められるとは思わない。あれ(ウナイ・シモンの対応)は本当に酷いものだった。ノックアウトゲームなら致命的だ」
そりゃあ、監督とキーパーが変態だったら、日本もさすがに勝つよね・・。これ、例の政治勢力の仕業じゃないです? カタールなんて、完全な”奴ら”の傀儡国ですやん。日本を勝たせたかったっていうより、ドイツを蹴落としたかったっていう・・
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THE ANSWER
ぶっちゃけ、ドイツ戦の時点で「あれ?」とは感じましたけどね。避けてるように見えるなあ・・と。
こういった数々の疑惑が・・こう言った視点で見るのも、新しいW杯の楽しみ方かもしれませんねって、んなワケね~だろ!
ま、馬鹿は、死んでも治らないってことで。久々にきわどい記事をかいてやったぜ。