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事件の真相は科学への妄信
前回、VW排ガス事件について、これは科学の嘘の象徴だと書きました。
ネットを見ると、いろいろと事件が起きた理由が取りざたされていて、どれもそうだなと思いますが、根本の根本の要因は科学への妄信だと思います。私のブログが一番痛烈批判でしょう。なぜならこれはVWだけの問題で片づけず、人類の全体の問題だと考えるからです。
で一番悪いのは、もちろんVWの経営者ですが、我々が、「クリーンで低燃費な夢の自動車」なんて、ありもしないファンタジーを求めるから、そこに付け込まれ、金を奪われるんです。
何百キロの速度で何百キロも自動的に走るんですよ。くさいガスまき散らして当然じゃないですか。しつこいくらい書きますが、テクノロジーのリスクを知らずにいるのは、株が元本割れすることを知らないで投資するようなもんです。
企業なんてVWだけじゃなく、どれもそんなもんです。皆さんも企業で働いているんだから知っているでしょう?
今回はむかついたので、テクノロジー批判を少々強めて、過去記事まとめみたいになっちゃいますが、書いてみたいと思います。
TOYOTAの「ミライ」も嘘
VWの排ガス事件は、ライバル会社の日本のTOYOTAに朗報とのことですが、前回も書きましたが、夢の燃料電池車「ミライ」も嘘だと私は思います。トヨタには頑張ってほしいんですが、これは嘘ですよ・・残念ながら。
以下は参考記事です。
「原発の代替は他の技術が何とかしてくれる」は嘘
小泉元首相も言っていたこれですが、、意外と多くの人が信じてしまっているんです・・。
「今原発なしでちゃんと生活できているだから、それでいいじゃないか」
これもよく聞く意見で、確かにそうなんです、確かにそうなんですが、今のままでいることなんて出来るんでしょうか?
極端な話、江戸時代のままでいたらば原発は必要ないわけでありまして・・、なぜ、”今”のままでいられるとそう簡単に思うのでしょうか? 後世に続く人のことは完全無視ということなんでしょうか? 進歩しないでいられますか? 今のままでいられないから、こんな原発が必要な世の中になってしまったわけで、今後さらなるエネルギーを我々は求めていくのでしょう。本当の代替案はエネルギーの節約しかないのです。恋じゃないのですから、現実を見ましょう。
夢の再生医療は原発以上に危険極まりない
多くの人を救うと期待されている夢の再生医療ですが、それ以上に危険極まりないです。つい少し前にも「完全な脳の培養に成功した」というニュースが流れ、ネットでも恐怖として伝えられていたようです。いつも笑顔で夢の~と伝えるNHKのキャスターはこのニュースも笑顔で伝えたんでしょうか? 知ってる方教えてください。
不気味の谷現象はロボット工学者の妄想
そんなものないです。「不気味の急坂」ならあるでしょうが・・。アンドロイドに人間が好感抱くなんてないです。理由は過去記事をどうぞ。ロボット工学者の妄想です。
こっちの方が本当でしょう。
STAP細胞は何から何まで嘘
もうこれは、皆さんご存知ですが、世界的企業のVWだろうが、やっていることは一緒です。
とまあ、少々乱暴ではありますが、このブログで私が書いてきたことをまとめてみました。
「私の書くことが本当です」なんて馬鹿なことをいうつもりはもちろんありません。ですが、手塚治虫の漫画『火の鳥』で描かれる「火の鳥を追いかけまわす人々の姿」やドストエフスキー作『カラマーゾフの兄弟』の中で、悪魔の仕業と表現される「石をパンに変える」こと、それらはより本当のことを私たちに語ってくれていることは間違いなさそうです。
少なくともその怖さを知らない不利益は知っていることによる不利益を上回るんじゃないでしょうか。VW社は我々を騙してお金を奪おうと言う腹だったわけですから・・・。