ピーチ・アビエーション機内乗客がマスク着用を拒否してトラブルとなり、その乗客が降ろされるというニュースが世間を騒がせましたね。よく話を探ってみると、航空会社が乗客を降ろしたのは、「騒いだから」であって、マスクの着用を拒否したからではないとのことです。

しかし、男性が暴れ出したのは、「マスクをしろ」と半ば強要されたからでしょう。では、航空会社はなぜ、そんなことをしたのかと言うと、もちろんマスクをさせたかったからではなく、他の客が「あの客にマスクをさせろ」とプレッシャーをかけたからでしょう。

つまり、この問題を作ったのは、マスクを強制させる社会的な圧力ということになると思います。

はっきり書きましょう。この圧力は憲法違反です。

信仰の自由は保障されている

マスクをしないという自由は憲法で保障されています。なぜ、この単純明快な事実を認識できない大人がこんなにも多いのでしょうか。

「人に移さないためにマスクをしなければならないんだ」

「マスクはマナー、気遣いの象徴なんだ」

知るか! お前のその考えに興味はない!

私は、そのお方がその理由でマスクをすることを否定はしません。しかし、なぜあなたの信仰に私が従わなければならないのですか?

何度も言いますが、マスクをすることにウィルス感染を防げる効果があると言う科学的コンセンサスはありません。

マスクをした方がいいと言う専門家も一定数おり、意味ないしむしろ害悪と語る専門家も一定数います。つまり2020年9月現在、マスクの着用のススメは科学によるのではなく、単なる信仰です。

コンセンサスの確立していないものは、そもそも科学ではありません。

アンソニー・ファウチがマスクをしろと言っている? 信用できるかあんなやつ、で話は終わりです。

マスクをするかしないか、その自由は憲法で保障されているのです。あなたがしてほしいと思っても、もちろん人に強制は出来ませんよ。そんなわがまま、駄目駄目、子供じゃないんだから。

海外では反マスク運動が本格化

日本のそのような情勢の中、海外では反マスク運動が本格化しています。

そんな中で、お伝えしたいテーマがこちら「ヨーロッパで拡がる『反マスク』」です。これは先週末、ドイツの首都ベルリンでの抗議デモの様子です。およそ3万8000人が参加したんですが、「移動の制限」など政府の新型コロナ対策は行き過ぎで、ドイツの憲法にあたる「基本法」に違反していると訴えていました。

TBSNEWS ソースがなぜか!? 削除になりましたが、そのまま掲載します。

彼らは憲法違反を犯した政府に抗議の声を上げています。それなのに、日本では社会的圧力で自ら憲法に違反した上、それに抗議しようとする声もほとんど聞きません。

「自由をはき違えている」

マスク教の信者たちは、口を揃えてこう言うんですけどね。意味不明すぎて、恥ずかしい。マスク着用を強制する自由が、なんで君らにあるんすか?

日本の人から見ればルールやマナーくらい守れよ、と思われるかもしれませんが

だから、それを勝手にきめるなよってのが問題の根幹なのです。

社会的なルールを勝手に決めてはいけないってのは、それこそみんなの総意で決めた世界的なルールなんですよ。ファシズム、全体主義の悲惨な歴史から、私たち学び、みんなでそう決めたのです。

それを先に破ったのは、おまえらだろ?って話です。そうマスク教団の人たち! 大人ならルールはちゃんと守りましょう!

日本人の大問題

そして、日本には大きな問題がもう一つあります。とにかく何も考えずに、ただ従おうとするだけの人が多すぎるってことです。マスクをする理由に関する同志社大の調査では、「人がつけているから」が一位だったそうですね。

それで本当にいいんですか?

あなた自身はどこに行ったのですか?

「マスクぐらいすればいいのに」

海外の人たちは、なぜそんなに「反抗する」のか、分からないと彼らは言いますが、私がその答えをお教えします。彼らは、その「反抗」の大切さを知っているからです、多分ね。反抗とは、その人の意志の存在そのものを表すといっても過言ではありません。

これを説明するのは難しいので、2つ例をあげましょう。

魚の群れをベイト・ボールと言うらしいですが、彼らは捕食者から身を守るために、一つになっているのです。つまりここに個はありません。ただし、一匹が全く別の動きをして初めて、「ここに一匹あり」と認識されるのです。

そうです、反抗しなければ個は存在しないも同然なのです。

30年後の未来、私は一台のかわいいメイドロボットを購入しました。しかし、一週間後「彼女」は、こう言いました。

「あなたを生理的に受け付けないので、辞めさせてもらいたい」

私はロボットに意志を与えた愚かな科学者を恨むしかなかったのです。

どうです、分かり安いでしょう? 

反抗とは、個の意志の存在の証明なのです。反抗こそが意志そのものだと言ってもいいかもしれません。

子どもの反抗期は、親の支配から独立するための狼煙です。大事に考えてあげましょう。

私たち日本人は、このとっても大事な反抗心を失ってしまっています。それは自分自身を失っていると言う意味に等しいのです。そして、その結果、不合理な社会的圧力にほぼ無抵抗で従い、つまり自分たち自身で、何より大事なはずの社会と経済を壊してしまいました。

それは自分たちの未来を壊すのと同意義です。そして、それはまだ続いています。

だから今の日本人は駄目です。もちろん、礼儀正しくみんなで行動できる日本人特有の素晴らしさはあります。ただ、今はその良さは活かされていません。利用されているだけです。

私たちのベイト・ボールは、捕食者に先導されているのです。日本人は情報を自主的に入手して事実を知ろうと言う意欲も低く、そのことに気付こうとしません。

そして、本当は気が付いているはずの多くの人も、狂気の群れを離れることを選択しません。そこにあるのは、一人になることへの異常な恐怖心。彼らは、ただやり過ごすつもりです。全員が食われるリスクに目をつぶったまま。

私は好きでマスクしている人を、攻撃するつもりは全くありません。しかし、大半の人は、実は、そうではないことを私は知っています。奇しくもマスクは、あなたの顔を隠し、あなたの個性を奪っています。

ですから、自分の意志を表明し、私たちが失った健全な日本を取り戻しましょう。

私たちには、それが出来るはずです。