世界ではワクチンの接種が本格化していますね。特にその先行を派手に自慢しているのは、最先端国、イスラエルです。

新型コロナウイルスの米ファイザー製ワクチンについて、イスラエルは14日、発症を94%防ぐ効果があるとする研究結果を発表した。

ワクチンの予防効果、「実世界」でも94% イスラエルの研究 BBC JAPAN

しかし、彼らが何を言おうと全く信用に値しないと私は断言できます。

問題の本質

投資価値がない

今回のワクチンの問題の本質は、「短期的な副作用」ではなく、「長期的な不透明性」にあると私は思いますが、いかがでしょうか。自分の体を担保にそのリスクを受け入れる投資価値は、少なくとも日本においては、全くないように思います。

単純に投資判断として、それは「なし」です。投資不適合の銘柄です。

信用がない

ロシアや中国のワクチンを打てと言われたら、大半の日本人は、「信用できないから」打ちたくないというでしょう。しかし、米国製となれば、その警戒心が一気に緩んでしまうのが、日本人の悪い癖だと言えます。

客観的に見て、米国が中国やロシアより信用できるなどと言う根拠はどこにも存在していません。

世界最悪のテロリスト国家

このブログでは繰り返し、お伝えしてきたことですが、イスラエル及びその庇護国である米国は、世界最悪のテロリスト国家であることは、歴史的な見地から明らかです。

米国の醜悪ぶりについては、もう皆さん十分にご存知でしょうから、イスラエルに焦点を当てて見ましょう。実際に、彼らの悪行に表立った非難を表す言論は、非常に少ないのが現実です。

(児童救済基金の)報告書はまた次のように結論している。

「射殺された子どもの106件の記録のうち、ほとんどすべてが狙撃されたものであり、手あたり次第の銃撃や、跳弾によるものではなかった。約20%に複数の銃痕があり、12%が背後から撃たれており、15%が10歳かそれ以下。ほとんどの子どもたちは打たれたときには投石デモに参加していなかった。5分の1の子どもたちが、家から10メートルの範囲内で射殺されている」

2000~05年の”第2次インティファーダ”へのイスラエルの対応は、更に暴力的なものだった。それはイスラエルの『ハアレツ』紙でさえこう書いたほどである。

「IDF(イスラエル国防軍)は殺人マシーンへ変わりつつある。その効率は恐るべきもので、その上ショッキングだ」

『イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策 Ⅰ』

引用元が古い作品であるのは、それだけイスラエルに関する事実を伝える文献が少ないからです。

もちろん、イルグンを率い、後に首相になったメナヘム・ベギンは、イスラエル独立以前の最も有名なユダヤ人テロリストだった。イスラエル首相のレヴィ・エシュコルは、ベギンについて話す際、よく彼を「ザ・テロリスト(テロリスト中のテロリスト)」と呼んだ。

世界はそれでも、それだけ、親イスラエルなのです。

人種差別主義の侵略国家

イスラエルのエデルスタイン保健相は10日、新型コロナウイルス免疫証明システム「グリーン・パス」を導入し、免疫保持者にホテルやジム、レジャー施設などの利用を可能にする計画を発表した。23日から施行する。

イスラエル、コロナ免疫証明制度導入へ レジャー施設利用可能に ロイター

イスラエルは、「免疫を保持する人」にしか施設を使わせない差別政策を世界に先駆けて開始しましたが、彼らは、元々「人種差別」が大好きでした。

しかし、ネタニヤフはこう記している。

この予算の削減で少なくとも一つの重要な予期せぬ利益がありました。それは非ユダヤ人たちの間で劇的に出生率がさがったことです。

『イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策 Ⅰ』

ネタニヤフは、現首相です。しかし、彼の名誉のために書いておくと、彼だけが、特別な差別主義者という訳ではありません。

イスラエルでは重要な指導者たちによるパレスチナ人への侮辱の歴史があり、また彼らはそれで制裁を受けることはほとんどない。メナヘム・ベギンはかつて「パレスチナ人たちは2本足で歩く野獣である」と発言した。

IDFの参謀総長だったラファエル・エイタンはパレスチナ人のことを「ビンの中の気持ち悪いゴキブリのようだ」と言い、また「よいアラブ人とは死んだアラブ人のことだ」とも発言している。

そして、彼らの目的は総じて、侵略なのです。

ペングリオンの親しい盟友で、初期のシオニスト知性派の筆頭だったベール・カツネルソンはこの点を喝破している。

「シオニストの事業は征服事業である」と。

テロリストの親友

米国務省のこれまでのやり方は・・自分たちもイスラエルの首相の立場をとるというものだった。例としては、ネタニヤフ政権の時が最も極端だった。

そんなイスラエルの大親友が、アメリカです。救世主のトランプ君は、史上まれに見るイスラエルを愛する男で、ネタニヤフとは、無二の親友でした。バイデンはネタニヤフと仲が悪いようですが、もちろんそれは、良心の呵責が理由ではありません。

イスラエルの大恩人は他のどの国でもなく、ずっと米国なのだ。

『イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策 Ⅰ』

ワクチンを開発したのは、テロリストの友人であり、人種差別主義の侵略国家の最大の支援国です。

 10日には米製薬大手ファイザーなどが共同開発したワクチン70万~80万回分が空路で到着。空港で出迎えたネタニヤフ氏は「友人のファイザー最高経営責任者(CEO)とは、16歳以上の接種が終わるまでイスラエルにワクチンを送り続けることで合意している」と強調した。

イスラエル、ワクチン接種は人口比で世界最速 1日に15万人のハイペース<新型コロナ> 東京新聞

犯罪者が開発の一味

イスラエルのワクチン接種に関する統計情報をファイザーに提供していると述べ、「我々が生み出すデータから恩恵を得られると訴え、彼らも納得した」と語った。同国は個人の医療記録をデジタル化して一元管理する仕組みを整えている。

イスラエル首相、集団免疫へ「世界の実験室に」 日本経済新聞

テロリストは、その開発の一味であると言えるでしょう。

イスラエルによる武力行使や入植活動などが戦争犯罪に当たるとして、パレスチナが国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)に訴追を求めた問題で、ICCは5日、パレスチナ自治区での戦争犯罪についてICCの管轄権が及ぶとの判断を示した。イスラエルの主張を退けた形で、検察官による捜査への道を開くものだ。

イスラエルの戦争犯罪疑い、国際刑事裁判所の「管轄下」 朝日新聞DIGITAL

世界最悪の人種差別主義の犯罪者(のお友達)が作り、宣伝する物を体に取り入れるわけにはいかない

これは、ワクチン断り文句の決定版です。

「ビル・ゲイツがマイクロチップを入れる」という奇説を展開する必要はありません。私がここに示したことは、単なる事実です。相手先が「信じるか信じないか」は、全く関係がありません。

「あまりにも何度も、われわれは・・・イスラエルの弁護士としての役目を果たし過ぎた」

『イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策 Ⅰ』

これは、米国だけの問題ではありません。今まで目を逸らし続けてきたその大問題が、人類の眼前に突き付けられたのが、今なのです。

そう、これは私たちの問題であり、責任なのです。責任がないのは、子供だけです。

このままでいいのか、いけないのか、それが問題だ。

どちらが立派な生き方か、このまま心のうちに暴虐な運命の矢弾をじっと耐えしのぶことか、それとも寄せくる怒涛の苦難に敢然と立ちむかい、闘ってそれに終止符をうつことか。

『ハムレット (白水Uブックス)』 第3幕第一場 

もちろん、私は打つなとは言っていません。彼らの技術は世界一です。それは間違いありません。