1月20日、イギリスのジョンソン政権が、「コロナコード」の全廃を宣言しました。

「風邪にかかっても隔離が義務づけられないのと同様だ」と述べ、新型コロナとの共生を目指す考えを改めて強調しました。

イギリス マスク着用義務など規制撤廃の方針 感染者減少傾向で NHK

「ある日突然終わる」イギリスの「新型コロナはただの風邪作戦」は見事に決まるともに、当ブログの読みも、的中したと言っていいでしょう

思い起こせば、2017年以来、当ブログの国際政治に対する予測は、「ロンドン」が強い場面において、ほとんど外れることはなかったのですが、それも当然です。

当ブログの政治経済カテゴリーとは、イギリスの戦略分析そのものなのだったのですから。それは陰謀論とは、一線を画すものです。

「ロンドン」が制圧

「コロナコード」の撤廃に動いているのは、「ロンドン」だけではありません。なんと、もっとも強硬な規制を敷いて来た「パリ」さえも・・。

カステックス首相は、パンデミック(世界的大流行)による公衆衛生へのリスクが著しく後退すれば、ワクチンパス提示義務は後に解除される可能性があると明らかにした。

仏、2月からコロナ規制緩和 ワクチンパス提示義務は週明け施行 ロイター

これは諜報界を「ロンドン」が、完全に制圧した様を表しています。

陰謀論が胡散臭いワケ

ところで所謂陰謀論の世界では、悪魔の共産主義組織が世界支配を目論んでおり、コロナを理由に作り上げられた超管理社会は永続化されるというストーリーが盛んに叫ばれていました。いや、未だに叫ばれ続けています。

それが真実なら、なんでこんなに簡単に撤廃されてしまったんですか?

答えは簡単で、嘘だから、ですよね。

私ね、嫌いなんですよ、陰謀論(笑)。だって、胡散臭いじゃないですか。というより「陰謀論フォーマット」が嫌いなんですね。それは、明らかに「間違い」よりは「嘘」の臭いがします。そして、証明されましたね。ここで証明して見せた、と言ってもいいでしょう。

間違いが明確になった今でも、ネット界隈では「陰謀論フォーマット」が幅を利かせているでしょう、知らんけど(笑)。これはなぜかといえば、背後には諜報機関がいるからなんです、きっと。 「陰謀論フォーマット」 は、イギリスの諜報機関が信じさせたい世界ですから。

英国では最近、国立病院の医師がビデオ診療で、女性の患者に対し「コロナワクチンは間もなく(効かないことが公式化して)流通停止になる。もう接種しない方が良い。とくに子供への反復接種はやめなさい」という趣旨のことを述べている動画がネット上で拡散している。

『田中宇の国際ニュース解説』 「コロナ愚策をやめた英国」

前々から書いていることですが、世界は今後こう言う風になっていくでしょう。つまりですよ、今後、世界的に陰謀論者が正しくなっていくんです。

法案は賛成137票、反対33票で可決された。中道右派の与党連合と、主要野党3党の議員らが賛成した。

国内に一定いるワクチン反対派の支持を受けている極右の自由党は、反対に回った。

ヘルベルト・キクル党首は、「オーストリアの全体主義につながる」と義務化を批判。これからも接種を拒むと表明した。

義務化法案をめぐっては、表面化した昨年11月以降、首都ウィーンで定期的に抗議デモが繰り広げられ、4万人以上が参加することもあった。

当局は最近、抗議が過激化しているとし、医療機関やワクチン接種センターの職員らを保護する措置を取っている。

オーストリア議会、ワクチン義務化法案を可決 未接種者に罰金 BBCNEWS JAPAN

オーストリアの義務化は、3月までに撤回されるのではないでしょうか。そして現在、極右の過激派、陰謀論者と呼ばれ馬鹿にされている人たちが、正しくなっていく。ジョコビッチの案件も、きっとそういう使われ方をするはずです。

これが”奴ら”の狙いなのです。まあ、もちろん本当にワクチンとコロナコードはクソなんですが、それが”奴ら”の凄まじくすごいところで、そこは、嘘じゃない、本当なんです。だって、先に嘘を撒いている訳だから、そりゃ本当だろというカラクリですよ。

ジョンソンはそうなる前に逃亡するでしょうね。

”奴ら”の恐るべき支配戦略

”奴ら”とは、2015年以降に世界的に台頭した国際政治右派グループ。

トランプの当選と英国のEU脱退の国民投票、そしてヨーロッパ全域での極右の台頭には間違いなく共通点がある。 ナイジェル・ファラージ、マリーヌ・ルペン、オルバーン・ヴィクトルといった、極右のリーダーたちは、すぐにトランプの勝利を祝福し、彼を”仲間”と認識した。この展開には恐ろしいものがある。

『誰が世界を支配しているのか』 ノーム・チョムスキー

極右と呼ばれる政治勢力を、私は「ロンドン」と名付けましたが、的を得た表現だったと言えるでしょう。もっともシンプルに言えば、それはイギリスです。

英語が事実上の国際共通語と化している原因。おそらくそれは、英語の歴史的背景と、英語自体が持つ特徴とが関係していると考えられます。

歴史的背景の一つとして、かつての欧米列強による帝国主義と植民地支配があると思われます。
あらゆる地域で、イギリス・アメリカの植民地として英語を共通語にされていたことを抜きに、英語が現在事実上の世界共通語となっている理由を説明することはできません。

英語が公用語なのはなぜ?世界共通語になった理由とは All about

覇権国家、大英帝国。20世紀初頭に権力を失ったと教えられましたが、決してそんなことはなかったのです。

大英帝国の繁栄に続いて世界をリードしてきたのは、イギリスの分家であるアメリカでした。ローマ帝国時代のラテン語が、世界での政治的・経済的プレゼンスの反映としてヨーロッパ世界の共通語であったのと同様に、アメリカの世界への影響力に比例する形で英語が使われるようになったのです。

ビジネス英語のレターの書き方もこの頃に、形成され、変化し、現在に至っています。イギリスを中心とする、英国植民地で使われた英語がビジネス英語の原型を形作っているといっても過言ではないのです。

この点に関しては、東京大学の斉藤兆史教授も、『イギリスは、その後、圧倒的な海軍力を駆使して世界に進出、各地に植民地を作って、一九世紀までに日の沈むことのない大帝国を築き上げた。じつは、英語を世界に広めた第一の推進力はイギリスの帝国主義であり、その具体的な表れとしての植民地支配だったのである。このことはしっかりと頭に入れておく必要がある。』と述べています。

”奴ら”の支配は今なお、続いています。英語はその証拠、でしょうかね? しかし、”奴ら”の世界がこれからも続くかは分かりません。なぜなら、イギリスの長期的な世界戦略は失敗しているからです。

陰謀論こそ陰謀

陰謀論の最たるものと言えば、911がありますよね。最初から陰謀全開、BBCはビルが倒壊する前に「倒壊した」と伝える大失態を犯します。まあ、もう明らかですが、イギリスはこの悪事を最初から暴く前提で、(イスラエルに)行わせているのですね。

これでイスラエルとアメリカをおじゃんに(おじゃんって)。

そして、最近気づいたことですが、振り返ってみると今回の「パンデミック」も、同じ構図です。陰謀論という形で情報がリークさた上で、ある程度関心と認識力が高い人には、陰謀であると気づけるように設計されています。

つまり、一定の見識をもった善良な庶民は、必然的に「陰謀論者」にされてしまうという構図なのです。そして、最終的に彼らを正しくすることで熱狂させ、全てを取り込もうという算段です。

諜報機関がターゲットにしているのは、勘のいいあなたです。申し訳ないけど、コロナ信じちゃう人なんて、ハナから相手にしていないのです。彼らは、どんなんでも、ついてくるんですから。

そして「正しかった西側」は全滅、EUは、パンデミックでおじゃんに(おじゃんって)。

これぞ、究極の2枚舌外交。

「イスラエルさん、ワシントンを中心に世界政府を作りましょう!」

「欧州さん、ブリュッセルを中心に世界政府を作りましょう!」

そしてイギリスは、人知れず西側から東側に移る・・。悪魔的な謀略に勘づいた「悪魔組織の人たち」が反乱を起こした、というのが今だと思います。そりゃ切れますよ。「ずっとお前らのために働かされてきたのに、その仕打ちか!」とね。私は悪魔の気持ちがわかりました(笑)。

でも、結局やられちゃいましたね。所詮、同胞の下っ端ですからね。初めから、敵うはずないんです。

しかし、安心してください。先程も書いた通り、イギリスの長期的戦略は、決してうまく行っていません。なぜなら、西側を潰すことは成功していますが、東側に移ることは、ほぼ完全に失敗しています。

立ちはだかったのが、プーチンと習近平です。だから、”奴ら”は倒さなければならなくなったんです。自分たちの生き残りをかけて。

日本人へボスから指令

そして、日本人へボスからメッセージが届いています。

西側諸国は、オーストラリア、イスラエル、インド、日本、インドネシアなどの同盟国と協力して、特に太平洋地域で世界の侵略国に立ち向かうべきだとし、「今こそ自由世界が立ち上がる時だ」と呼び掛ける。

西側諸国は「独裁」に立ち向かう、英国が中ロに警告 ロイター

さて、どう答えましょうかね?

個人的には「お前らこそが、世界最大の侵略国家じゃ、さっさと日本から出ていけ、ボケ!」と答えたいところですが、大多数の日本人には、今のところ、そうではなさそうです。

中国が侵略国家かどうかはともかくとして、イギリスにそれを非難する資格など到底ないことは明白な事実かと思いますが、メディアやネット個人を含めて、ほぼすべての日本人からは、そのような声は決して聞こえてきません。

それは、私たちがイギリス情報網の支配下にあることの何よりの証拠です。そして、この国も同じくイギリスの支配下ですよ。

北朝鮮は、4年前にアメリカとの史上初の首脳会談を前にして表明していた、ICBM=大陸間弾道ミサイルの発射実験や核実験の中止について、見直しを検討することを示唆しました。

北朝鮮 ICBM発射実験や核実験の中止 見直しの検討示唆 NHK

彼らが暴れると何が起こりますか? 韓国と喧嘩してなんのメリットがありますか?

今日の朝鮮半島の危機の背景には、中米関係の激化がある。菅内閣がアメリカの指揮棒に従って中国に対する戦争準備をすることは、互いに欠くことのできなくなった日中経済関係を破壊したうえに、再び中国と矛を交え、日本をアメリカ本土を守るための戦場にするという大犯罪である。

米韓の挑発に北朝鮮乗らず 菅政府は鉄砲玉になるな 長周新聞

悪魔の共産主義国家、中国と戦争しますか? それとも現在の支配者であるイギリスを追い出しますか? それは私たちに突き付けられた究極の選択と言えますが、答えと覚悟はもう決まりましたでしょうか?