米国が、ワクチンの義務化を取り消しました。

アメリカのバイデン政権は従業員100人以上の企業に新型コロナウイルスワクチンの接種を義務化した措置について、26日付けで取り下げると発表しました。

米バイデン政権 「企業へのワクチン接種義務化」撤回を発表 NHK

やったぜ~! 世の中どんどん良い方に向かっている! これは民衆のレジスタンスの勝利だ! と言いたいところなのですが・・現実としては、世界中の人々がイギリスの世界戦略に嵌めらているだけ、のように私には見えます。

そう、当ブログをご覧の方以外は・・

誰のための自由か

まあ何はともあれ自由が維持されたことは、結果としては良かったと言えるでしょう。しかし、この自由は我々のレジスタンスで獲得したものでないことは、明確に認識しておかなくてはならないでしょう。

正直、我々の抵抗はイマイチ、落第だったと思います。

世界的にも受け入れちゃう人が、思いのほか多かったんですね。ですが、今回は、”奴ら”が自らポイ捨てしたごみを拾って、ヒーローになろうとしているみたいで、それに助けられた格好です。

ワクチン義務化とは、まさに現代の奴隷制度ですが、その昔、奴隷制度を世界に広めたのはイギリスです。

国連によると、15世紀から19世紀の間に、欧州主要国によって約1500万人がアフリカ大陸から拉致され、奴隷として米国や西インド諸島などに送られた(「大西洋奴隷貿易」)。奴隷たちは、過酷な条件の下、大規模農園(「プランテーション」)で働かされた。

ジャマイカ、英国に対し奴隷制への賠償金の支払い求める「ブラック・ライブズ・マター」デモから1年 HUFFPOST

そして、それを廃止したのもイギリスでした。

英国が奴隷制度を禁止したのは1807年だが、ジャマイカで奴隷制度が停止されたのは1834年だった。

今とそっくり~。

ヴィクトリア女王一は 、元奴隷たちが、元の主人から上地を借りるので はなく、元奴隷たちに、自由と共に土地を与えることを意図していたという噂が広まった。

『大帝国の歴史』上 ニーアル・ファーガソン

そしてこの時から「自由」は、イギリスの戦略になったのです。

マイクロチップは不要

なぜ自由なのでしょうか。結局、それが一番効率がいいからです。だって、めんどくさいでしょ? 檻に入れて管理するなんて、超コストかかりますよ。絶対、割に合いません。ほっておいた方がいいに決まっています。

部下は、ほっとくに限りません? 私はそうしてます(笑)。たまに超監視している人いますけど、なんでかな?って思います。

私も含めて多くの裏読み者たちの失敗は、管理の最高の方法は監視ではなく、自由に泳がすことであることを忘れていたことです。

いやいや、民衆がクーデターを起こしたらどうするんだ? ”奴ら”はそれを一番に恐れているんじゃないのか?

私もそう思いましたよ。でも、今の現実を見る限り、そんなことは全然ないですね。こんな不合理な圧力をかけられても、何ともならないんですから、市民発のクーデターなんて、何もしなければ起こるはずもありません。

もし、不満が溜まっていたなら、そっとこう耳打ちすればいいだけですよ。

「悪い奴らが、君たちにマイクロチップを埋めこんで、超監視社会を築こうとしているよ」ってね。

邪魔者

最高権力者(イギリス帝国)にとって、最大の邪魔者は、民衆ではありません。これは私にとっても、明確な間違いでした。それはアメリカであり、イスラエルであり、EUであり、それらの支配勢力だったのです。つまり、自分たちの直属の部下たちです。

どうでもいい規則が量産されるのは、欧州委員会が巨大な官僚組織だからだ。日本の官僚と同じで、彼らの発想の根本にあるのは市場を規制することで自分たちの権限を強化することだ。アメリカ大統領選を見てもわかるように(エリートによる)官僚支配は世界的に嫌われているが、EUでは政治家と議会による統制が効かないため、欧州委員会の官僚主義がとめどもなく肥大化していく。これが早晩、「小さな政府と自由な市場」を国是とするイギリスの利害とぶつかることは避けられなかったのだ。

日本では報道されない、英国EU離脱派のまっとうな「離脱の論理」 [橘玲の世界投資見聞録]

部下たちが必要以上に権力をもたないように、役員たちは、ありとあらゆる手段を考えてきたのです。その結果の自由であり、陰謀論だったのです。

彼らは「公」と「真実」を統制することで、完璧な情報コントロールを実現していたのです。これから、私たちは「真実」の方を見せつけられることになるはずです。

ドナルド・トランプ前大統領は、独自のソーシャルメディア・プラットフォーム「トゥルース・ソーシャル(Truth Social )」の立ち上げを発表。これは「言論の自由」を保障するネットワークであり、「大手テック企業の専制に立ち向かう」ものだと語っている。

トランプが始めるSNSはAI検閲でヘイトを排除し「言論の自由」を保障するそう NEWSWEEK 日本版

そして、これは分割統治でもあるのです。

分割統治(ぶんかつとうち、英語:Divide and rule、ラテン語:Divide et impera)とは、ある者が統治を行うにあたり、被支配者を分割することで統治を容易にする手法。

「分割統治」 ウィキペディア

分割統治は民衆の統治方法として有名ですが、イギリスはこれを、民衆と第2階層以下の支配層、所謂エリートの間で行っているのです。

「陰謀論」は、そのためにあると考えれば胡散臭い陰謀論の役割が、ぐっとリアルに感じられるのではないですか?

民衆が「ユダヤ人」と喧嘩してくれていれば、それでいいのですよ。

超監視社会の功罪

彼らの「夢」であるとされる超管理社会。しかし、イギリス帝国には、そんなもの全く必要ないんです。さっきも書いたけど、めんどくさいだけ。

国民にうまいことプロパガンダを信じさせた上で行われている民主主義体制は、独裁体制より効率の良い「ハイパー独裁体制」(ハイパーは「高次元」の意)である。独裁国の国民は、いやいやながら政府に従っているが、ハイパー独裁国の国民は、自発的に政府に協力する。その結果「世界民主化」の結果であるアメリカのイラク占領に象徴されるように、独裁より悪い結果を生む。

『田中宇の国際ニュース解説』 「北京五輪チベット騒動の深層」

彼らはなぜ高効率の「ハイパー」を捨て、わざわざ「普通」にしなきゃいけないんです? それに超監視社会は、彼らにとって危険ですらあります。中国には、彼らの「噂作戦」も通用しませんから。ですから「超管理独裁」が、”奴ら”の最終目標だ、というのは嘘です。

自由主義が最高の形なのです。

しかし、私は2020年に入ってから、このデマを信じざるを得ませんでした。なぜなら、目の前で具現化したからです。

国民生活を直撃しているコロナ禍を利用して、更なる国民監視・厳罰体制を目指す意図があらわになっている。

コロナ禍逆手に取った厳罰化 通常国会で強行狙う菅政府 コロナ特措法改改定、デジタル関連法案、国民投票法改定… 長周新聞

この世界的なファシズムと戦っている国際的な弁護士のライナー・フェルミッヒ氏が、こう語っていました。

「私的権力が超管理社会の構築と人口削減を計画しているなんて、そんなおかしな話を1年前に聞かされていたら、君は病院に行った方がいいと言っていただろう。しかし実際に今、それが行われている」

これは私の感覚ととても近いですね。私も2019年まで「陰謀論」なんて全く信じていませんでしたよ。

「この計画の主がビル・ゲイツだって? 笑わせんな。陰謀の実行者は、いつだって、アメリカ軍とイスラエルだ、パソコン屋は関係ない」と私は豪語したのです。

しかし、結果的に「陰謀論者」の主張が、正しかったことが証明されていきました。

「アングロサクション・ミッション」

2020年以降に目の前に広がったことは、2012年にはネット上にあったそれに瓜二つです。

”奴ら”の最終目標は、本当に「馬鹿みたいな話」だった、それを信じざるを得ない現実が起きてしまったのです。しかし、今は元に戻ってきました。「陰謀論」は、デマやね、やっぱり。彼らは、マイクロチップを埋め込んで私たちを監視する、そんな阿保みたいな社会なんて目指してません。

本当はですね。リストラですよ、単なるリストラ。㈱イギリス帝国は、不渡りだらけなんです。傾いているんです。だから、壮大なリストラ計画をやってるんです。「中間管理職」のです。もう、彼らを養えないんです。

リストラしなきゃ会社ごと潰れちゃいます。経営陣だけ逃げのびようってことです。当たり前でしょ。

本当の最終目標

やっているのは、単なる延命措置です。既得権の現状維持です。すべては、そのために行われている。ニューワールドオーダーなんて、もう、目指していない。だって、それはすでに達成されていますから。

どこに?って、目の前にあるじゃないですか。この現代文明社会、それがそのものですよ。これがニューワールドオーダーですよ。この世界は、イギリスが作った。資本主義、アメリカ、国連、WHO、医療システム、情報も全て、彼らが牛耳りました。

だが 、帝国支配という観点から見た場合 、決定的な飛躍は、耐久性のある海底ケープルの敷設であった 。義義深いことに 、耐久性のある海底ケーブルは、帝国が生み出した ものだった 。

『大英帝国の歴史』上 ニーアル・ファーガソン

その他、この現代の全ては、イギリスが作ったと言っても過言ではありません。

彼らの世界支配の目標は、すでに達成されました。いつ? 第二次世界大戦後ですね。つまり、原爆が落とされたその時、彼らの夢は果たされたのです。日本が、私たちのご先祖が、新世界秩序に対する最後の抵抗だったのです。

恐らく”奴ら”は原爆のきのこ雲を、その歓喜の瞬間を、涙を流しながら眺めていたのではないですか?

その後も色々あったとは言え、イギリスの世界支配を維持するための活動が行われているだけです。そして、ワールド・オーダーの維持に必須のアイテムは、核兵器であったことは、歴史が証明しています。

今もそれは同じ、注射なんて何の役にもたちません。

そして、いよいよ、現状維持がまずくなって来て、活動が激しくなっているんです。全ては現状維持のためだった、つまんないでしょ~。事実は小説より奇なりって言うけど、あるのは、やっぱりただの現実ですよ。超、現実。全然夢なんかじゃない。

ロスチャイルドの世界支配計画は、達成されたから公開されたんですよ。

「知ったらしまい」

相場の世界ではよくあることです。私たちは、彼らの300年前の夢を今知って、それがこれから起こると勘違いしたのですよ。起こるはずないじゃないですか、もう終わってんだから。これから起こる特別な情報が私たちに知らされるはずないじゃないですか! 投資の裏情報みたいなやつですそれ。ウソか、既にみんな知ってる話かのどっちかです。

最後にところで、最高権力者っていったい誰なんでしょうね? 19世紀までは、普通にイギリスの女王だったみたいです。

ヴィクトリア帝国の頂点に君臨していたのは、女王陛下御自身であった。

『大英帝国の歴史』上 ニーアル・ファーガソン

現在のウィンザー家のルーツは、ドイツのザクセン公国、ザクセン=コーブルク=ゴータ家にあるみたいですね。その辺に住んでる人なんですかね? 後、やっぱり、海賊みたいですよ。

今日の話は、5年をかけた当ブログの国際政治分析の集大成であり、新たな一つの到達点と思っておりますが、もちろん、信じるか信じないかは、あなた次第です。