家電メーカー大手、パナソニックが、一般社員に脱「年功序列」のシステムを来年の4月から導入する、というニュースが出てました。

以前、シャープについて、こんな記事を書いてみたのですが、大手家電メーカーがこぞって、年功序列型を廃止し、成果主義に傾いているようです。

 

凋落の一途の日本の大手家電メーカーですが、なぜそうなってしまったかは、『リア王』に書いてあると思っています。

記事を詳しく見てみると、給与は成果で支払われるとか。なるほど、それも一手とは思います。しかし、凋落の原因は他のところにあるのではないか?

 

「できない上司に評価されるなんておかしい」

パナソニックの社員の方のコメントにこうありました。

もっともです。では、そもそもなぜ「できない人」が上司になっているのでしょうか?

 

王がリア(上司)では、おべっかばかりのゴネリル、リーガンが出世し、それがまた『リア王』になるだけ。そして結局滅びます。これが世界最高の文学の予言です。

出来ない人が上司(リーダー)になることは、そもそも不自然です。みんなに認められた人がリーダーになるが当然の自然の法則です。それにのっとらなければ結局は会社だってうまくいかない。

 

『リア王』が全てを語っていると私は思います。
興味のある方は、是非、読んでみてはいかがでしょうか。