女性の関心が高いらしい安保法制

さて、最近の話題の安保法制ですが、私はそれ自体そんなに気にしていないのですが、この問題に対する女性の関心がすごく高いという記事が出ていました。私は男性ですが、安保法制に対しては

松本人志 日本の平和ボケを懸念「このままでいいわけない」

-Yahooニュース-

たまたまTVで見ていたこのダウンタウンの松本さんと同意見です。だから、ただ「いやだ!」なんて何の解決にもならない! なんて思ってもいたのですが、ただ少し違う視点も持ってみてもいいかもしれないと思いました。

 

戦争は男性の都合で起こる可能性が高い

そもそも戦争はなぜ起きるかと言うことを考えてみると、それは多分に男性の都合である可能性が高いと言うことが言えるのではないかと言うのが、今回の記事の趣旨になります。

 

”争い”とは地球上の全生命に負わされた宿命で、争いのない生物は存在しません。その動機は自らの遺伝子を多く残すという生存競争で、異性の獲得です。食料の獲得もありますが、それ以上に異性の獲得のための競争は激しく、まさに戦争です。そして、争うのは動物でもいつも”オス”です。いわゆる”ナワバリ争い”です。そう戦争とはナワバリ争いです。

 

動物と人間を一緒にするなと言う声も聞こえそうですが、それを違うと考えるのは人の思い上がりではないでしょうか。?マークの点灯した方は、ぜひ、リチャード・ドーキンスの『利己的な遺伝子』を読んでみてください。

 

戦争が悲惨なのは科学のせい

つまりは、”争い”とは実に自然的なことであって、悪いことでも何でもありません。人間の戦争が悲惨なのは、兵器や核爆弾なんかを作れてしまう発達しすぎた科学のせいであって、その本能のせいではないのです。

そして、男性のより多くの女性を獲得するという本能が、力によって、富を一人占めすることを求めるのです。簡単に言うと欲望です。文明がその欲望をさらに煽ってくるのです。

これが戦争の根本の動機でしょう。違いますか?

 

だから女性は戦争を嫌だという権利がある?

私は戦争は男性の都合によって起こされている可能性がとても高いのではなかと考えています。ですから、女性は単に「戦争はいやだ!」というある意味無責任なことを言う権利を持っているのかもしれないと思いました。

そして、もしかすると、世界中の女性が心底から戦争はだめだ! と願えば戦争は起きないのかもしれないとも思います。なぜなら、男性は女性のために自らの生死をかけた争いに身を投じるのですから・・・

 

男性とはそんな、はかない、愚かな生き物なのです。もし、この記事を読んだ女性の方の周りに「戦争は嫌だから安保法制は嫌だ!」なんて男がいたら、そいつは国、つまりは自分たちの土地、そして強いてはそこにいる自分の女性や子供を守る気がないと宣言しているような物なので、間違いなく敬遠しておいた方がいいでしょう(笑)。

 

政治的には安保法制でいいのかは別にして、松本さんのおっしゃるように対中国戦略として、なんらかの手を打たないといけないというのは、疑いようのない事実だと思います。