最近のニュースを見ていると、諜報戦において、「ニッポン」が最強の「ロンドン」に対し、本格的に反撃を開始したような印象を強く受けます。その最も象徴的な出来事がこれです。

この変化は、国家運営やリスク管理を担うテクノラートらが、現行の「制度としての象徴天皇」維持への危機感を急速に募らせたことが一因になっていると考えられる。

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これは「ロンドン」が秋篠宮家を包囲したのではなく、「ニッポン」が次代の天皇を守るため、反転攻勢体制を整えたと見ていいでしょう。

攻める

これまで情報戦において、一方的にボコボコにされるのを、のらりくらりとかわしながら、持ち前の忍耐で我慢してきたように見えていた日本ですが、中枢へ攻撃が及ぶにつれ、堪忍袋の緒が切れ、ついに本気を出してきたと印象を受けます。

少し前の記事で、お伝えしたことですが

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newsポストセブン

日本政界一のスッパイ女である、小池百合子都知事を追い落とす動きがあり、その結果、東京地検が動いて三浦氏がやられてしまったと言うのです。

もし、この情報が的を得ているのであれば、「ニッポン」の方が「攻」であり、「ロンドン」の方が「守」であったことが分かります。私の分析によれば、小池氏は純粋な「ロンドン派」ではないようですが、外国人寄りであることに疑いはないでしょう。

そして、時をもう少しさかのぼると・・

ここで気になるのが、安倍氏と麻生氏の言動である。この2人は菅首相の人気の低落を問題と考え、「菅では衆院総選挙に勝てない」と早い段階から岸田氏を次期総裁、次の首相に持ってこようとした節がある。選挙の顔を岸田氏に据え変えようと画策したのだ。

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菅政権を倒して、現岸田を担いだのは、安倍晋三と麻生太郎だったのです。なぜなら、菅政権は、外国の諜報機関に汚染されていた可能性が高いからです。

「北村さんは米中央情報局(CIA)とも非常に近い人物です。とにかく軽々に名前を出さないほうがいいと言われています。菅首相はまじめで口が堅く、規律を重んじる人物をとにかく好むと聞きます。杉田さんと北村さんは理想の官僚といえるでしょう」

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つまり、これは政権中枢への「ロンドン派」の侵略を「天皇派」が退けた事案だったのです。ですから、安倍さんと岸田さんの命が狙われるのは当然の話なのです。

守る

政権中枢への攻撃は、もちろん現在も続いてます。

「ガーシー容疑者は政権の中枢にいる人物のスキャンダルも暴露し、ケンカを売った。その人物の周辺も暴露したため、ガーシー容疑者の案件は警視庁ではなく官邸の案件になっているようで、超法規的措置とも言える現地への捜査員派遣がほぼ決定。NHKがその情報を報じたということが、何よりも警視庁ではなく官邸サイドから情報がリークされた証だろう」

警視庁がガーシー容疑者に〝本気〟を出し過ぎる理由 官邸サイドからの情報リークも? リアルライブ

芸能人への暴露に留まらず、政権中枢への攻撃にまで手を出した途端、彼は潰されました。それは「ニッポン」からの反撃に他なりません。

これらの諜報戦の存在は、私の妄想でしょうか?

しかし、それは今に始まった話ではないようですよ。

それはあくまで内意であったとしても、また彼が親補職として天皇直隷の軍人であったとしても、いちおう中央と内議すべきもの、あえて闇取引に出てたことは明朗なものではなかった。さて、近衛は板垣の承諾をえたものの、軍に三長官一致の推薦原則がある。どうしてもこの形式をふまなくてはならない。そこでまたもや近衛は閑院宮をわずらわして、杉山陸相、西尾寿造教育総監を説得してもらい、三長官一致の推薦ということで、使者阿南(人事局長)が板垣のもとに立ち、板垣に内意を伝えた。だが、この秘密工作はひどく陸軍省をいからせた。一種の陰謀である。

『軍閥』 光人社NF文庫

五摂家の近衞家の第30代当主で、後陽成天皇の12世孫に当たり、第39代内閣総理大事だった近衛文麿氏は、天皇直属の軍人に統帥(軍の指揮権)を握らせようと画策していたと言います。

しかし、この諜報戦に「天皇派」は敗北。

近衛内閣は崩壊、その後に東条政権となり、破滅の道を積極的に歩み始めます。

この軍部に対する押さえがきき、統帥の専横抑止しうる政治が出来上がるならば、初めて支那事変の解決も、早期になしうるかもしれなかったし、また、日米戦争も起こらないですんだことであろう

「絶対に負けらない戦いがそこにある」

皆さんも、日本のサポーターですよね?