岩手県花巻市で、ベテランハンターにとっても経験したことのない事態が起きていました。
花巻市猟友会 藤沼弘文会長:「クマが民家に入ったということで来た。見ての通り、街のど真ん中なんです」
“クマ出没の町”相次ぐ 目の前に遭遇…「8頭同時侵入」も カメラが捉えた一部始終 テレ朝NEWS
ある~ひ~まちのなか~くまさんにでああった~♪
2年後、SNSの陰謀論者が期待していた第二第三のパンデミックがやって来ることはなく、ウィルスの代わりに野生動物が市中に蔓延です。
翻訳
私の中ではもはや確定的なんですが、これは例のパンデミックと同じ仕組みの軍事作戦なんですよね。
彼らが、我々に伝えたいメッセージはこれ。
マタギ犬と共に独自の生命観によって獣と向き合い続けた先人の姿を知り、今改めて動物と我々人間の共生について考えてみたい。
熊と人間の共生のあり方とは? マタギと犬の歴史から考える動物との付き合い方 歴史人
この記事は、ヤフーニュースにも取り上げられていました。要は「現代文明人どもよ、自然と共生しろ!」と彼らは言いたいのです。繰り返しますが、我々は「大反省会」をやらされる、のです。
もちろん、これは日本だけではないです。
メンジさんは、アザラシ猟が物議を醸すものであることを認識している。ただ、その一方で、マグダレン諸島の住民やイヌイット(Inuit)を含むカナダの先住民グループにとっては日々の生活の中にある伝統でもあると話す。
同諸島では、一年を通してアザラシ猟が営まれている。メンジさんたち関係者は、漁獲量の減少を懸念する漁師たちからの協力を得ながら、アザラシ猟のイメージを立て直したいと考えている。
AFP取材班には「私たちはアザラシを狩るだけではなく、アザラシと共に生きている」と語る。
「アザラシと共に生きている」 再評価望むカナダの猟師たち AFP
「共に生きる」かあ、そういえば、少し前にどっかで聞いたセリフだね、と思ったら、これでした。
なつかしいね。2021年の7月のことです。
「君たちは間違っているのだ!」というのが、”遊牧派”からの熱~いメッセージです。
害獣の駆除と食糧の確保という二面性を持つマタギ猟をつなぐのは、その独自の生命観だった。撃った熊はあえて食べる。自然からの恵みとして命をいただくのである。マタギの源流は諸説あるが、有力なのは縄文時代の狩猟採集文化に由来するというものだ。
弥生文化が入ってきて農耕が主流になる中でも、山に住み続け、猟を続けた人々ではないかというのである。農耕は自然を切り拓き、開墾して行う。人間が生きていくためには仕方ないことだが、農業こそ環境破壊の始まりだという説もあるぐらいだ。
熊と人間の共生のあり方とは? マタギと犬の歴史から考える動物との付き合い方 歴史人
悪いのはクマではなく、君たち「農耕民族」だと彼らは、言っているのですよ。
”反撃”のワケ
我々は、お前ら農耕文明人つまり、西側に虐げられてきた。
ケベック州のアザラシ猟関連団体「Intra-Quebec Sealers Association」ディレクターのギル・テリオ(Gil Theriault)氏は、「われわれは野蛮なグループとのレッテルを貼られてきた」と言い、「こうした侮辱によって大いに苦しめられてきた。私たちの生活様式に対する攻撃だった」と説明した。
「アザラシと共に生きている」 再評価望むカナダの猟師たち AFP
だから、これらはテロではなく「反撃」なのです。「遊牧派」に言わせれば、テロリストは我々です。
「トランプに買われるべきだった」「アジア人に見える」デンマーク勉強中に先住民イヌイットが浴びる差別
Yahoo!ニュース
虐げられる先住民の「救世主」は・・
トランプ米大統領が、デンマークの自治領グリーンランドを購入する案について側近らと非公式に議論したとの報道を受け、デンマーク側からは反発の声があがっている。
トランプ氏がグリーンランド購入検討か、デンマークは反発 ロイター
”遊牧派” VS ” 農耕派”の世界史
しかし、もちろん”農耕派”にも言い分があります。
「ロシアにおいて、国家という広域社会が建設されることが、人類の他の文明圏よりもはるかに遅れたという理由の一つは、強悍なアジア系遊牧民族が、東からつぎつぎにロシア平原にやってきては、わずかな農業社会の文化があるとそれを荒らしつづけた、ということがあります。文化も、他の生物学的組成と同様、しばしば遺伝します。ロシア人の成立は、外からの恐怖をのぞいて考えられない、といっていいでしょう」(司馬遼太郎『ロシアについて』)
女は拉致、残りは虐殺のモンゴル騎馬軍…プーチンの猜疑心の裏に「259年に及ぶロシア暗黒史」 ダイヤモンド・オンライン
侵略されたのは、我々の方だ!
さて、皆さんは「遊牧民」と「農耕民」のどっちが悪いと思いますか? そんなの分かるわけないよね。だから、歴史、その延長線上にある国際政治に善悪論を持ち込むべきではないと、私は思いますけどね。
2022年6月、プーチン大統領は、生誕350年を迎えたピョートル大帝の展示会を視察した後、「ピョートル大帝は偉大な北方戦争を21年間も展開した。スウェーデンから何かを奪ったと思えるが、何も奪ってはおらず、取り返しただけだ」と主張しました(ロイター2022年6月10日)。
それは、歴史的に本質的にまったく意味がないんですよね。ちなみにですが、歴史を辿ってみると、アジアの遊牧騎馬民族が、フン族となってローマ帝国を滅亡を引き起こした後、北欧に進出して根城にしたような節が感じられます。
2022年9月、ロシアがウクライナの4州の自国への併合を承認した際、プーチン大統領はクレムリン(大統領官邸のある場所の通称)で演説しました。そのときの演説の一部を見てみましょう。プーチン大統領は、この4州の地域に関し、ロシアの歴史を語っています。
「我々の祖先、すなわち古代ロシアの起源から何世紀にもわたってロシアを建設し守ってきた人々の世代が勝利を収めてきたのである。ここノヴォロシアでは、ルミャンツェフ、スヴォーロフ、ウシャコフが戦い、エカテリーナ二世とポチョムキンが新しい都市を築いた。私たちの祖父や曾祖父は、大祖国戦争中、ここで死闘を繰り広げたのです」
前から書いていることですが、プーチンは遊牧民の末裔ではないと思います。
これは習近平も同じです。
習主席は「中華民族の偉大な復興」(あるいは「中国の夢」)という大目標を掲げているが、ここで言われる「中華民族」とはいったい何を指しているのか。
字義どおりには中国国籍を持つあらゆる民族の総称のことで、中国共産党の定義するように「漢族と55の少数民族」ということになるだろう。つまり、「中国人」とほぼ同義であり、いわば民族主義的な観点からの中国人のことだと考えられる。
では、なぜ民族主義的に「復興」を唱えなければならないのか。それは、「中華民族」の中心はやはり「漢民族」であるからだろう。習主席の唱える「中華民族」はあくまで漢民族が中心となって復興すべきだと考えている可能性がある。
「始皇帝」を目指す習近平が、台湾併合にこだわる“本当の理由”とは ダイヤモンド・オンライン
漢民族は世界最大の農耕民族で、歴史上、”遊牧派”の最大の敵の一つであったと言えるでしょう。日本も、もちろん”農耕派”です。
皇室行事は様々あるが、思えば、農業に関わるものも多い。例えば、ご即位の礼の後、初めて行われる新嘗祭である大嘗祭もそうだ。天皇陛下が新穀を備えられ、自らも召し上がられる。国家安寧と五穀豊穣などを感謝し、祈念される儀式だ。
第32回 皇室行事に見る、農は国の基 JAグループ
まとめるとつまり、”遊牧派”は、野蛮な農耕民同志を戦争させて滅ぼしたいのだろうということが分かりますね。
だから・・
佳子さまの搭乗便 トラブル相次ぐ ペルー公式訪問の日程へ影響
NHK NEWS
これは警告。メッセージはこれ↓
事件の報道が過熱している頃、モサドの長官ヨシー・コーエン(57)は、ゾアリの暗殺が成功したという知らせに心から満足していた。
彼は微笑みを浮かべながら部下にこう言った。
「奴らは我々がやったと言っているのか? なら、いいじゃないか。そう思わせておけば」
スパイ大国イスラエル「モサド」の暗殺手口が神業過ぎる CJ
もっとも、現在のイスラエル、モサドも狙われる側になってしまいましたけどね。現代の”遊牧派”の根城は「国防省」でしょう。
グリーンランドを巡っては、1946年に当時のトルーマン大統領が1億ドルでの購入を提案したことがある。また、米軍基地として最北に位置するチューレ空軍基地がある。
トランプ氏がグリーンランド購入検討か、デンマークは反発 ロイター
という訳で、例え都会に住んでいても、クマさんの出現に気を付けて、くれぐれも自然は大切にしようっと・・