中国株が暴落! と言うニュースが今日のNHKでもトップニュースでしたね。日経平均株価も今年最大の下げ幅と言うことで、相当焦った投資家の方も多かったようですね。私も株価はまだまだ上がると書いた記事のところがど天井になってしまい、これには参りました(笑)。

 

中国株の暴落ぶりは深刻で、ここ数週間の動きは、まさにこういうのを暴落と言うのだろうという動きになっています。しかし、いったいなぜこんなことになってしまのか?

「中国の実体経済を超えている!」「信用残が過去最高の40兆円!」

などなど専門的な内容はその手の方にお任せしておいて、当ブログ的なその”ワケ”を考えてみたいと思いました。そこには何か特別な秘密があるのでしょうか?

 

いえ、決してそんなことはないでしょう。相場の世界なんて素人にはよくわからない複雑な物のように思えますが、この答えは特別な人しかわからない秘密のようなものではなく、案外誰にでもわかる、ごく単純なことなんじゃないか。

それは単に中国当局が相場に対して優しくないからではないでしょうか。

 

ここ最近彼らは、無理にまるで、ドーピングを注射するように相場を無理やり押し上げようとしてきました。自分たちに都合のいい様に相場を扱おうとしてきました。それは乱暴そのものであり、人でも物でも壊れるのは当然のことです。

前にも書きましたが、相場は人の心で動いており、優しさ、愛情をもって接しないと当然のごとく暴れるのです。そして、そんな株式を購入している8割は国民なのですから、国民に乱暴であるのと同意義で、こんなことで政治もうまくいくはずはないと私は思います。人の心なんですから、こんなことは当然です。都合よく扱われれば、怒るのです。

 

さて、では、日本の方はどうなのでしょうか? 以前の記事で「黒田総裁は優しくない」こんなことを書きましたが、カンフル剤のごとくサプライズで行きすぎの金融緩和を注入する黒田総裁も相場に優しいとはとても言えないと思います。

ですから、やはり、いつかは中国と同じような(それほどひどくはないでしょうが)、憂き目を迎えるのかもしれません。

 

とは言え、今の時点で、日本が中国と同時に暴落していくとは考えにくく、それはまだまだ先のことなるのでしょう。どこかで切り返し、きっと再び上昇に向かうでしょう。

     下値は19,500円くらい!?