国際政治右派グループ、諜報界最強を誇る当ブログ通称「ロンドン派」の思惑が徐々に明らかになりつつあります。

米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が短文投稿サイトのツイッターで、カナダのトルドー首相をナチス・ドイツのヒトラーにたとえる投稿をし、その後に削除したことが分かった。米メディアが17日報じた。

カナダ首相をヒトラーにたとえる イーロン・マスク氏がSNS投稿 毎日新聞

この事件の構図は、ここ1、2か月で書いて来た内容を象徴するものになっています。

彼らの作り出す「真実」に騙されてはいませんか? 嘘で騙すのは三流以下のやること、一流は「真実」を操り、心をコントロールするのです。

最後のジャスティン

ジャスティン・トルドーは負けています。

(google翻訳)

ナイジェル・ファラージのツイッターより

ロンドン派の雄、ナイジェル・ファラージは、ツイッターでこう宣言しました。つまり、「我々は悪魔の共産主義を倒す正義の勢力だ」と言いたいのでしょう。

私はこの戦いで、最終的に「ロンドン」が勝つことを確信していました。ここでは何度も紹介しましたが・・

トランプ米大統領は19日放送の保守系FOXニュースのインタビューで、新型コロナウイルスについて「ある時点で消える。最後に正しいのは私だ」と述べた。

新型コロナ「ある時点で消える」 ロイター

このニュースを目にしたとき、彼が結末を知っていることが分かりました。じゃないと、こんな言い方をしないでしょう。いかに彼がエキセントリックな人物とは言え、予測でこんな物言いしたら、単に狂ったジジイですから。

そうじゃない、彼は知っていたのです。そして今、世界を見渡せば「彼が正しかった」ことが証明されつつあるのです。

現代のホロコースト

「ロンドン派」は、一体何を目論んだのでしょうか? 彼らの思惑を知ることは不可能であると言えますが、起こった現実から想像するに、彼らは「現代のホロコースト」を起こし、そこから私たちを救い出すというストーリーを展開しようとしているのではないですかね。

今回の被害者は「ユダヤ人」ではなく、われわれ全員ということになります。そして資本主義の覇者は、悪魔の共産主義を滅ぼし、再び世界の救世主となる、ということです。

つまり、彼らはここで同じ手を使ってきたのです。

真実?

高すぎて読む気はないのですが、この本の題名になっていることは、十分あり得る話なのではないですかね。それに陰謀論界のカリスマ、船瀬俊介氏が賞賛しているので間違いないでしょう(笑)。

ここまで妄想を膨らませれば、今起きていることと構図が全く同じであることに気づかされます。

イギリスはホロコーストで、最大の敵である「ユダヤ人」をイスラエルに集結させ、彼らの力を利用するとともに、最終的には滅ぼす謀略を立てたのではないですか?

911は、そのために仕込まれた可能性が高いとみます。

イスラエルの悲劇

今まで、当ブログではイスラエルを散々「悪者扱い」してきました。しかし、こうしてみてみると、彼らにも被害者の側面があることが見えてきます。

「〈イスラエル・ロビー〉は米国やイスラエルにとってよくない政策を推進するように活動しているのか?」

『イスラエル・ロビーとアメリカの外国政策 Ⅰ』

アメリカ議会を牛耳り、強いては世界を支配していたとも言える、最強のロビー団体、イスラエル・ロビー。しかし、その実態はアメリカは疎か、イスラエル自身の国益を損なうような政策の実力行使だったのです。

そして、これこそがイギリスの思惑だったのではないでしょうか。イスラエル・ロビーの上層部にイギリスのスパイが入り込み、イスラエルの発展を阻害してきたのです。

通算15年もの長期政権を担ってきたネタニヤ氏は権力を失った。だが、同氏ら右派勢力からのベネット新首相に対する「裏切り者」非難は凄まじく、かつてパレスチナ和平に踏み切って凶弾に倒れたラビン元首相の“暗殺前夜”に状況が酷似してきたと懸念されている。

ラビン元首相の“暗殺前夜”と酷似、反ネタニヤフ政権発足のイスラエル wdgeINFINITY

和平を達成しようとしたラビンは暗殺され、その後に政権を握ったのが、ネタニヤフだったのです。その彼は、和平交渉に強く反対していたと言います。

ネタニヤフ氏がイスラエル史上、最年少の首相となったのは今から四半世紀前の1996年だ。労働党のシモン・ペレス党首(当時)に僅差で勝利した。

この総選挙は、前任のイツハク・ラビン首相暗殺からわずか数カ月後に行われた。ラビン氏はパレスチナとの和平交渉に臨み、歴史的なオスロ合意を結んだが、和平反対派の青年に暗殺された。

ネタニヤフ氏はこの選挙で、和平交渉はイスラエルの安全保障を脅かすとして、強く反対する姿勢を押し出していた。

【評伝】 イスラエルを作り変えた「やり手」 ネタニヤフ氏退陣 BBC

しかし、同じ手がなんども通用するはずがありませんでした。ネタニヤフ氏は、2021年についに退陣に追い込まれますが、この時に面白いことを言っています。

特に極右でありながらネタニヤフ氏に反旗を翻したベネット氏に対する攻撃は激烈だった。3月に行われた総選挙を「史上最大の不正選挙」と批判、ベネット氏を「うその常習者」「右派の票を乗っ取った」「テロの支持者である危険な左派政権を樹立しようとしている」「彼らの政権にはディープステート(影の政府)が根付いている」などと罵った。

ラビン元首相の“暗殺前夜”と酷似、反ネタニヤフ政権発足のイスラエル wdgeINFINITY

Oh! ネタニヤフ、まさかのQアノン信者!

ということで、彼がイギリスのスパイだったことが確定してしまったのです。そりゃ、トランプと親友なわけですね。

このように、イスラエルは最強の「ロンドン」相手に、自らの生き残りをかけ、果敢に矛を取ったのです。しかし、その代償は大きかった・・。

加えてアデルソンとの接近は、トランプに資金だけでなくキリスト教右派の膨大な票ももたらした。イスラエルを無条件で支持するキリスト教右派は、今の共和党で最大の勢力である。

金で外交を動かした男「シェルドン・アデルソン」の死 FORESIGHT

アデルソンはやはり、「ロンドン」を裏切って殺されたのではないですかね? 2020年のトランプの勝利に彼は貢献しなかった。アデルソンは亀仙人のごとく自らの命をかけて魔封波を放ち、Q世主を封じ込めたのですよ。

その後には、アフガニスタンの撤退は失敗させられ、米国に対する支配力と米国そのものが持つ支配力を失いました。

エルサレム・ポスト紙は論説で、米国とその同盟国の性急なアフガン撤退を検証した上で、「この敗北は、世界を支配するための”アメリカ帝国”が終わりに近づいたことを示した」と記しました。

イスラエル紙、「アメリカ帝国は直に終焉する」 parstoday

もし、本当にそうであれば、この功績は実に大きいと言えます。

実際のところネタニヤフ退陣後のイスラエルは、とってもおとなしくなりましたよね。強固な反イスラエル姿勢を貫くメディア、Parstodayにおけるイスラエルを非難する記事も激減しています。

単に弱くなったからだとも言えますが、結果として、彼らが命を懸けて戦ったおかげで、世界は平和になったとも言えるのです。

のちにイスラエル首相となったメナヘム・ベギンも、ポーランドのベタル出身であり、イスラエル建国直前に、パレスチナを統治していたイギリスに対するテロ活動に身を投じていた人物である。そのベギンは自伝のなかで次のような言葉を残している。

「世界は屠殺される者に同情しない。世界が尊敬するのは、戦う者だけである。諸国民は、この厳しい現実を知っていた。知らなかったのはユダヤ人だけである。われわれは甘かった。敵がわれわれを意のままに罠にかけて殺戮できたのは、そのためである。」(メナヘム・ベギン『反乱―反英レレジスタンスの記録』(ミルトス、1989年上巻、72頁)

シオニズムとは何か――イスラエルの孤立化と軍事信仰の起源 SYNODOS

彼らはネタニヤフが言うように、本当に「悪魔の共産主義」なのでしょうか? 

「真実の姿」は、他にもあるのではないでしょうか?