さて、前回は柄にもなく、この話題をまじめに取り上げたのですが、今回は、題名から不真面目全開で行きたいと思います。実は年初に書きたいテーマが他にあったのですが、いったん飛ばします。この案件はもちろん、単なるスキャンダルなどではなく、国際政治的に非常に重大なものとなりますので。

結局

さて、一タレントしては、芸能界の王と言えるほどの影響力を持っていたようにも見える松本人志氏に対し、突如として降って湧いた「性加害疑惑」、これって結局どうなんでしょうか。

「真実がわからない」という声が多いですが、前回も書いた通り、この問題に対する結論の導き方は非常にシンプルです。

①性的交渉があった → 松本アウト

②性的交渉がなかった → 文春アウト

③性的交渉への誘導はあったけど、女性が拒否した → 松本ギリセーフ

基本的に、この3パターンしかないです。異論はないです、はい。で、この中で①の可能性が非常に高いことはすでに出ている情報で、容易に推測できますよね。

「そういう行為」はあったが、「それは強要したものではなく、いわゆる同意があったということです。無理やり何かしたというわけではないということなので、裁判では今後、そこが争われて行くことになるんだと思います」と争点を説明した。

松本人志報道で有名レポーターが吉本興業を取材「いわゆる同意はあったということです」 東スポ

加害者側(男性側)の「同意があった」という主張には、何の意味もないことは前回も詳しく書いた通りです。で、面白いことに、

当時、『ワイドナショー』でコメンテーターを務めていた松本は、この判決について「密室のことですしね、どういうやり取りがあって、どういう流れかはわからないですけど」と指摘。そのうえで、

「後日、彼女のほうが “嫌だった” “納得してない” って、思いだすのが嫌になるっていうことは間違いないですよね。そうなると男は謝るしかないですよね。これはもう男は謝るしかないんですよ、そう言われると」

松本人志、“性加害報道” への対応が過去発言と矛盾とのツッコミ…伊藤詩織氏には「男は謝るしかない」 Smart FLASH

やっぱり、松本氏は男女関係の本質について、十分に理解していたのです。そりゃそうだよな、という話です。

ですので、松本氏が戦おうとしたのは女性たちではなくあくまで文春、彼は「文春が嘘の記事を書いている」ということを主張したかったのだと思います。

しかし、彼は公の場で発言する機会を封じられ、見事に敵の策略に嵌った感があります。彼自身の驕りがこの結果を招いたことは間違いのないことですが、この急転直下の展開は流石に酷いと、同情はしないけど、その気持ちの察しはいたします。まあ、相手の力が巨大すぎます。

逮捕?

しかし、結局のところ今後、松本人志氏はどうなってしまうのでしょうか?

2023年に6月16日に法案成立ほやほやの「不同意性交罪」には、時効がないようですね。→訂正(正しくは5年延長で、18歳以下は時効適用なし)。つまり、松本氏は逮捕されてしまう可能性すらあるわけです。すみません。

しかし、今回の「敵」、すなわち当ブログ通称「ロンドン筋」の目的が、まつもと~たいほ~にあるとは思いません。

その理由はこれ。

元NHK党党首の立花孝志氏が、そう言っているからですね。そんな安易な? いや、これ重要です。彼が「ロンドン筋」であることは、もうずっとお伝えして来たことですので詳述しませんが、彼らの目的は彼らに聴くのが一番に決まっています。

立花氏のこの件に関する動画内での主張を要約すると、

テレビ界を捨てて、yotuberになれ。そして、最終的に政治家になれ。

です。更に、

政界と芸能界、オールドメディアは繋がっており、腐敗しているのでぶっこわーす!と言っていますね。

主張の内容が、某アメリカ前大統領と全く同じですね。

つまり、私たちは「ロンドン筋」のスカウティングの手口を目の当たりにしているのです。松本人志氏に対する「不同意入門罪」ですね、これは。逮捕は、そのための脅しに使われる(ている?)のかもしれません。それがこの一件に対する、当ブログの不真面目なホントの見解です。

前例

そして、この「不同意入門」には、世界的に目立った格好での前例がありました。

好意的な評価が一転

(中略)

「この1年は、わたしのキャリアのなかで最も困難で苦痛な年でした」と、マスクはインタヴューで語っている。

イーロン・マスクを追い詰めたのは、いったい誰なのか wired

イーロン・マスクを追い詰めたのは、いったい誰なのかって?さ。

最も困難な1年を乗り越えた彼は、見事に復活を遂げました。しかし、彼が組員になってしまったことは明らかです。

イーロン・マスク氏、コカインやLSDなど薬物常用か…米紙報道

読売新聞オンライン

そのために薬物が使用されたかはさておき・・彼の言動が、極右寄りに大きく変わってしまったことは事実です。

米実業家イーロン・マスク氏が29日、X(旧ツイッター)で、ドイツの極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」への投票を呼び掛ける投稿を拡散し、波紋が広がっている。

極右政党に投票呼び掛け? マスク氏投稿に波紋―独 jiji.com

マスクは常にリスクを取る人物だけに、自身にメリットがあると判断すれば火中の栗を拾ってでもトランプ支持に回ることは考えられるでしょう。ティールのように政策顧問として政権移行チームに入る可能性も否定できない」

イーロン・マスク氏、共和党支持への鞍替えでトランプ氏と接近か 米国社会に与える影響は NEWポストセブン

「イーロン・マスクは、最近ますますよくなっている」

極右の英政治家、ナイジェル・ファラージ氏は、X上でそう喜びました。

マスクのTwitterでのふるまいに関する報道を見ていると、このプラットフォームを短期間で沈没させようとする確信犯的な動きを、一種の残忍な喜びをもって報じている勢力が存在することがわかる。

“トランプ化”するイーロン・マスクを巡る情報の氾濫と、見えなくなる「向かうべき未来」 wired

「残忍な勢力」の目的は明らか。

最終的には政界に送り込み、政治そのものを直接破壊するエージェントとなる。ガーシーはその切り込み隊長です。

これらこそが「悪魔の秘密結社」の創り方であり、実像だったのです。好きで入会した人なんて一人もいないし、そもそも本人すらも気づいていないと思いますよ。トランプですらもそうだと私は思いますけどね。2017年に大統領に当選した時、沈んだ顔をしていたと話題になりましたでしょう?

だから、政治家や芸能人や著名人を恨んでも仕方のないことなんですね。そもそも「仲良し悪魔サークルが悪さしてるぞ」って、胴元が流してるんだからさ。

日本ではとくに、ユダヤ人による世界支配をめざす秘密の陰謀組織がフリーメイソンだ、とい った奇説が、大正から昭和初期にかけて流布した。人類を悦楽におぼれさせ、個々の民族国家を 堕落させるために、さまざまな文化的害毒を流している、などと、まことしやかに語られたのだ。 しかも、この宣伝には軍部もかかわったという。

『フリーメーソン』 角川oneテーマ21 荒俣宏

胴元は「秘密結社」じゃなくて、何度も言うけど、軍と諜報機関ですね。「軍部もかかわった」じゃなくて、「軍部がやった」んでしょう?

さて、そんなトンデモナイ奴らと戦うには、どうしたらいいのでしょうか。向かう所敵なしに思えた、松本氏でさえ一瞬でやられてしまいましたからね。

 幻になった1940年東京五輪の招致に尽力した嘉納治五郎には、柔道家や教育家としての一面にとどまらない魅力があった。嘉納を研究する筑波大の真田久特命教授は「スケールの大きさを感じる。日本が軍国主義化して内向きになっている中で、世界のことを考える人物がいた」と語る。

(中略)

しなやかに相手の力を利用して制す、すなわち「逆らわずして勝つ」という嘉納の柔道家としての極意を感じられるという。

「逆らわずして勝つ」 嘉納の極意、招致交渉でも―柔道 jiji.com

そう、日本の政治家の戦い方は正しいのです。

松本さんは「生き残りたいなら」、彼らのやり方を真似るべきです。