言わずもがなですが、現代を知るために歴史を視ることは、非常に有用な方法です。そして、この逆もしかり。現在から歴史を顧みることで、新たな知覚を得ることが出来ます。

2023年はのっけから予想通りの展開となり、出だし好調です。政府が2023年春より、新型コロナ感染症を5類に見直すことを事実上、決定しました。
そのこと自体は日本政府の意志だったとしても、このタイミングは仕組まれたものであることは確実。
国際政治的には、演劇『Covid』第2幕「大反省会 ~真実~」の開幕とみるべきです。

日本にとって、先の大戦とはいったい何だったのでしょうか、と問われたのなら、それは巷で言われるような帝国主義日本の悪魔の所業でも、アジアを開放するための聖戦でもなく、初めから負けの決まっていた、いや、決められていた、つまりは「仕組まれた敗北」に進んだだけだったと言うのが現実ですと答えます。
そして、今、日本は当時と瓜二つの状況に置かれています。

民主党は、デサンティス氏の言動から、「さらに過激なMAGA(マガ=トランプ派)だ」と批判している。
急進左派を強く批判 フロリダ州知事、就任式 毎日新聞
ロン・ディサンティスは「トランプを超える過激派」。そのニュースを見たとき、私は事態を少々甘く見たなと思いました。と言うのも、トランプの退潮は「ロンドン」の政治力の喪失と見ていたのですが、これは「仕組まれた敗北」だったようです。

12月20日の金融政策決定会合で、日銀がイールドカーブ・コントロールの変動幅を拡大する方針を打ち出し、マーケットに驚きが広がりました。
メディアは「事実上の利上げ」などと報じていますが、これには違和感があります。「利上げ」とは、一般的に「政策金利」の引き上げとされており、政策金利とは日本銀行が民間の銀行の当座預金にあてる金利、短期金利のことになります。

少し前の話ですが、面白いニュースがありましたね。
何より驚きなのは、彼らが「ドイツが闇の政府に支配されている」という陰謀論を信じており、それがクーデターの動機のひとつとなっていたことだ。闇の政府を倒して、ロシアと組んで新たな帝国を作ろうと考えていたというあたり、常人には理解しがたい思考である。
もっとも、この「闇の政府が支配」という世界観は、このところの流行だともいえそうだ。
「闇の政府」と戦う71歳老貴族を逮捕 陰謀論で突っ走る人たちの心理とは デイリー新潮
そう、世界中で「陰謀論ブーム」に火をつけることこそが、コロナ危機及びワクチンに隠された真の目的ではないか、と当ブログは予測してきたわけです。

最近、この話題が熱いので、連日取り上げたところ、Facebookページのフォロワーが日に日に減っていく、という憂き目に見舞われました(笑)。ええ、嫌われることは分かってました。国民の半数近くが応援、その感情に水を差す。罪だと思います。が、しかし・・
フォンデアライエン欧州委員長は12日、一連の摘発について「EUの組織に対するEU市民の信頼と信用に関わる問題だ」と強い危機感を表明した。EU外相理事会のためこの日、ブリュッセルに集まったドイツのベーアボック外相は「信じ難い事件だ。直ちに全力で解明しなければならない」と強調。アイルランドのコーブニー外相は「打撃だ」と嘆いた。
副議長逮捕、欧州議会に激震 W杯絡むカタール疑惑 jiji.com
こうした事態を、ハンガリーのオルバン首相は冷笑している。12日、ツイッターに「ところで、欧州議会の諸君はハンガリーの汚職を深刻に懸念していなかっただろうか」と嫌みを投稿し、EUの亀裂を広げた。
これを読めば分かる通り、政治的な観点からは、当ブログが常々書いていることがこの舞台で起きたというだけのことであり、それを避けて通る理由など、存在しないのであります。

岸田政権が1兆円の増税を発表し、非難の嵐となっています。しかし、以前記事い書いた通り、これはかなり巧みな手だと見ることが出来ます。
「そのおもちゃがどうしても欲しければ、自分のお小遣いで買いなさい」
岸田氏は、そう国民に訴えかけているようです。
まるで子ども扱いですが、実際に国民はその程度なのだから、致し方ありません。