オミクロン株という「新型」が登場し、停滞ムードだったその界隈を再び活気づけていますね。これをどう捉えます?

SNSの反コロナ勢は、きっとこうおっしゃるでしょう。

「ワクチンを加速させるためのでっち上げだ!」と。

しかし、私はそうは見ていません。日本において、「ある日突然終わる」を的中させた当ブログの予測は、題名の通りです。

「ある日突然終わる」第2弾の始まりではないか、ということです。

そんなはずないやろ!

しかしこの世界では、とんでも予想の方が当たるんですよ。常識が役に立たないのは、ご周知の通りです。

「英雄」は、ただの風邪を好む

半年前にイギリスが、こんな発信を行ったことを覚えておられますでしょうか。

アストラゼネカのワクチン開発にも関わったオックスフォード大学の研究者が、新型コロナウイルスについて、今後、弱毒化して最終的には風邪の原因の一つになるとの見通しを示しました。

コロナは弱毒化し風邪原因の一つへ…英教授 日テレnEWS

彼らは、これを実行に移したのではないか、というのが当ブログの読みです。

なぜ、イギリスが?

その疑問はごもっとも。なぜ、イギリスが現在のコロナコードを書き換えようとしているのかについての理解に、彼らがついて来た地位について知ることが求められるでしょう。

一言でいえば、彼らはここ数百年、西側世界の覇王だったのです。20世紀前半までイギリスが世界の覇権国家だったことは、教科書でも教えてくれます。以降、覇権はアメリカに移ったことになっていますが、イギリスはその後も、隠然と権力を維持し続けてきたのです。

イギリスは伝統的に国家間の合従連衡を得意とし、国際秩序のバランサーとして国益を確保してきた国だ。

その外交巧者ぶりは、「punch above her weight(国力以上に世界への影響力を発揮する)」とも形容されてきた。

本稿では、「ブレグジット後」のイギリスの外交的な深謀遠慮に思いを巡らせてみたい。

ジョンソン首相が掲げる新生イギリスの進路「グローバル・ブリテン」とは何を目指しているのかということである。

(中略)

イギリスとアメリカは「二つのアングロサクソン国家」「アングロ・アメリカン」などと一括りにして語られることも多い。

民族的・文化的類似性に加え、国際政治の観点から言えば、「自由」という価値観をコアにした強固な同盟関係にあるからだ。

米中覇権争いの中、イギリスが「大胆な外交戦略」を描く理由 現代ビジネス

彼らは、”覇権国家”アメリカさえ巧みに操りながら、世界の実権を握ってきたのです。イスラエルは、イギリスがアメリカを通して世界を牛耳る仕組みでした。

米紙ニューヨーク・タイムズは、トランプ前大統領の誤った政策は、アメリカのみならずシオニスト政権イスラエルにとっても悲惨だったとの評価を下しました。

米NYT紙、「トランプ氏の対イラン姿勢は、米やイスラエルにとり悲惨だった」 Parstoday

ですから、覇者の代理人であるトランプが、アメリカやイスラエルにとって、悲惨な政策を取るのは、ごく当たり前の話と言えます。アメリカとイスラエルは、あくまでイギリスのために働かなくてはならなかったのです。

話を元に戻しましょう。なぜ、イギリスが既存のコロナコードを許さないのか。その理由は、彼れが王だから、理由はそれだけで十分です。

あなたが会社の重役だったとしましょう。自分より地位の低いものが、あなたの部署のルールを勝ってに決め、つまり覇権を乗っ取ろうとしてきたらどうでしょう。あなたは全力でそれを阻止するはずです。パワハラの疑いがあろうとも、その者に強い制裁を加えるはずです。

そんなことはしないって? うっそ~、だって、それが人間ですから。

彼らは今、それをやっているに過ぎません。彼らは、このクーデターを絶対に許しません。

「デルタコード」を完全否定

私が知る限り、新しいオミクロンとやらは、既存のデルタコードをことごとく否定しています。そして面白いことに、国連やWHOなどと言ったこれまで、この危機を煽りに煽ってきた中心勢力が、それをいさめるような発言を行っているのです。

彼らは、渡航制限などの政策は「過激すぎる」と非難していますね。南アフリカが正直に言ってくれたのに、ひどい! なんて言ってます。偉い変わり様ですね、というほかありません。

ちなみに、元祖反コロナコードのボルソナロも渡航制限を馬鹿げていると批判していましたが、彼らはいつの間にか同志になっちゃってるんですよ(笑)。

多くの専門家が、厳しい措置から生まれる恐怖によって、かえって心理的混乱が生まれるのではないかと指摘している。ノースイースタン大学の法学教授、ウェンディ・パルメット氏は、厳しく広範囲にわたる隔離が市民の政府への信頼を低下させるとし、健康に関する一般原則として、政府は選択肢のなかから「最も制限の少ない」ものを取るべきであると指摘する。人々の権利や自由を必要以上に制限してはならないということだ(ガーディアン紙)。

新型肺炎:渡航制限、隔離措置はやりすぎ? 米政府の対応に賛否 NEWSphere

は? 今更なにを~!

とにかく彼らは、「ある日突然」変わってしまったのです。この男の変貌も顕著です。

「あなたとあなたの家族がワクチン接種を受けているのであれば、ホリデーを楽しむべきだ」とファウチ氏は発言。「われわれの従来の提言と異なる行動は必要ない」と述べた。

  同氏はオミクロン株の感染が向こう数週間で増えると予測した上で、室内でマスクなしで家族で集まることを控える必要はないと述べた。

  今後数週間で旅行する人は入念なマスク着用など予防措置を取り、「賢明になる」よう呼び掛けた。

オミクロン株出現でも年末休暇プランを中止する必要ない-ファウチ氏 ブルームバーグ

素敵! 本当は優しい人だって私には分かっていたわって、おい!

っていうか、マジで顔優しくなってないっすか? 目がキラキラしてる~!

最後に残ったブツ

そして、ここまで読んだ方の、いや、まだ、あれが残ってるじゃないかって言う声が聞こえてくるようです。しかし、ここにも既存のコードを否定するものが、垣間見られますよね。

米バイオ企業モデルナのステファン・バンセル最高経営責任者(CEO)は、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」に対する既存のワクチンの効果は、従来の新型コロナ株と比べて効果がはるかに薄いとの見解を示した。英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)が30日、報じた。

モデルナCEO、オミクロン株への既存ワクチン効果「はるかに薄い」…改良型量産には数か月 読売新聞

闇業界を干されつつあったモデルナさんの見解は、英紙からですね。「ワクチン効きません!」これは困りましたね。義務化勢にとってはね。そして、タイミング的にもいい物がありましたね。

米連邦地裁は30日、バイデン政権が数百万人の労働者に新型コロナウイルスワクチンの接種を義務付けた2件の措置に対して差し止め命令を出した。

米政権のワクチン義務化措置2件、地裁が差し止め命令 ロイター

肝心の覇王さんも、そのお膝元で義務化なんて蛮行は、許しませんよ。

イギリス政府は、医療機関で働く医師や看護師などに対し、来年4月から新型コロナウイルスのワクチンの接種を義務づける方針を明らかにしました。

イギリスで医療関係者のワクチン接種義務化へ 来年4月から

おそっ! この間はなんなのよ~

クリスマスプレゼントの代償

というわけでオミクロン株は、嘗てのいや、現在の世界の覇者であるイギリス(ロンドン派)による、コロナを終わらせる仕掛けであるというのが、当ブログの見解です。

英日刊デイリーメールは先月30日、ドイツの有力な次期保健相候補である臨床流行病学者カール・ラウターバッハ教授が「オミクロン株が初めて報告された南アフリカの医師らが話したように、比較的深刻でない症状を誘発する場合、新型コロナウイルスパンデミックの終息を繰り上げる『クリスマスプレゼント』になるかもしれない」と明らかにしたと伝えた。

「オミクロン株、コロナ終わらせるクリスマスプレゼント」…ドイツの学者が主張 中央日報

なんというサプライズ! そんな手があったとは、やられました。惚れました。

そうそう、どこぞやの界隈では、このサンタクロースを「Q世主様」と呼んでもてはやしているそうです。プレゼントもらえたら、いったん素直に喜びましょうかね。

ただ、大人がプレゼントを受け取った場合は、注意が必要です。必ずお返ししなければならないのが、大人社会の掟ですからね。

中国が台湾への軍事的な圧力を強めていることについて、自民党の安倍元総理大臣は「軍事的冒険は経済的自殺への道だ」と指摘し、習近平国家主席ら中国の指導部に対し、関係国で連携して自制を求めていくべきだという考えを強調しました。

安倍元首相 “中国の台湾への軍事的冒険は経済的自殺への道” NHK

ほら、倍のお返しを無理やり取り立てられた人が、死んだ顔をしていますよ。

日本国民の皆様は、もっと彼を助けてあげた方がいいと思いますよ。私は、色々と助けてもらっているからお返ししないと思っています。

世界の覇者のQ世主様は、嘗てない強大なチャレンジャーとの戦いの特攻隊に日本を選んだの、間違いないようです。