文学的未来表現

~”ホント”を望むブログ~ ver.11.8

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いったん株式市場のバブルは崩壊した・・

8月に入ってからと言うもの、株式市場が軟調な動きを続けています。NYダウや日経平均株価に目を向ければ、依然高値圏での推移を続けていますが、個別株は酷い状態で、個人投資家の方は身をもってその痛みを体感しているものと思います。

それに追い打ちをかけるようで、申し訳なく思いますが、現実は直視しなくてはなりません。そして多くのアナリストが現在これを言えないようですので、私がはっきりと書き記したいと思います。

上昇相場は既に完全に崩壊しています、と。

合意なきEU離脱で、今秋株価大暴落がやってくる・・? ~米英の特別な関係の意味~

8月7日、アメリカのトランプ政権は、中国の知的財産権侵害に対する制裁関税の第2弾を23日に発動すると発表しました。「選挙へのキャンペーンだ」などといらぬ知ったかぶりを披露していた経済アナリストの顔も、さすがに青くなってきたかもしれません。

とは言え、そんな情勢を受けてもNYダウは、連日上昇、いつでも史上最高値を伺える値位置にいます。日経平均株価の方も、騰がりこそしないものの、非常に底堅い動きで、株式市場はもう下がらない、そんなコンセンサスも形成されつつあるようです。

そんな中、当ブログは今年の2月以降、弱気に転換、「暴落もある」と書き、その方針を現在も貫いております。意地ではありません(笑)。今の空気からすれば、それはあまのじゃくと言えそうですが、ただ、私は2年前の夏、ほぼすべてのアナリストが「暴落する」と言う中、「暴騰する」と言っていた根っからの変態でもあるのです。

という訳で今回は、3カ月後に起こる、かもしれない弱気の虫、政治上の巨大なリスクのお話になります。

2018年後半も株式市場の先行きには引き続き警戒か

懸念された7月13日の日経平均先物のSQ日も思ったほどの波乱とならず、無事通過、その後一週間で日経平均株価は800円近い上昇となり、23,000円を伺う位置につけました。これを受けて、市場関係者の間にも安堵が広がり、再び強気の声が増えてきました。

株価下落の最大の原因だった米中貿易摩擦はすでに織り込んだ、そんな見方も多くなっているようです。

投資家は、次はメルケルの失脚に警戒が必要だ なぜなら・・

米中貿易戦争が激しさを増していますね。この影響を受けてNYダウは、8日連続安、日本株の方も日経平均こそ妙に底堅いものの、個別株はぼろぼろ、日経平均をTOPIXで割った、NT倍率が歴史的な水準になるなど、いびつな相場となっています。

とは言え、当ブログにお越しの皆様は、とうに対応済みかもしれません。米中覇権争いは本物、投資家は最大限の警戒をすべきと書いてきました。しかし残念ながら、今年の相場、どうもそれだけではすまなそうなのです。年後半に向けて依然、巨大な爆弾を抱えた状態だと言えるでしょう。私たちは世間より一歩先に、その危機への心構えくらいはしておきたいところです。

アメリカはEUを崩壊に導く気なのをご存知でしたか?

5月末、世界の株式市場に動揺が走りました。理由はイタリアで反EUを掲げる政権が樹立、ユーロの脱退を選ぶかも? と言う懸念が広がったことです。しかし、この報道は少々大げさではないでしょうか。確かに、社会的には解決策の一向に見えない普遍的な大きな問題であり、政局の混乱は必至だと思います。

ですが、マーケット、投資家にとっては、どうでしょう。イタリアの世論調査によると、ユーロ離脱支持派はたったの2割で、残留支持は7割越え。これが覆ることは万に一つもなさそうです。であれば、これが「~ショック」に繋がる可能性は低いですね。当然、大きく下がったところは買いだ!となりそうなのですが、そうも言えないのが、今の相場の厄介なところです。

他にも重大なリスクが山積みであり、先行きを予測することは、ほとんど不可能に近いと言えるでしょう。私もまったくわかりません。ただ一つ、投資家の皆さんに、非常に重大な情報をお伝えすることだけは出来るだろうと思い、今回の記事を書いています。

 

長期投資家が再び株を買える時はいつなのか? ~極まる国際政治リスク~

5月4日の取引でNYダウは、332ドル高となり、米中通商協議への懸念から下げたところから、700ドル近くも反発しました。24,000ドルを下回ると、すかさず買いが入ってくる印象です。日本株の方も、CME日経平均先物は、22,450円となっており、一時は2万円台前半をつけたことから察するに、株式市場は悪材料を大部分織り込んだ、と考えることに特段の違和感はないように思えます。

となると、当然、今後上へ向かうと見ていいようにも思えるのですが、残念ながら、当ブログは依然、弱気を改善出来ておりません。と言いますのも、昨今の相場は、あまりに「政治リスクが高すぎる」と言う一言に尽きるからです。

「政治は経済を超える」、こんな言葉があるそうなのですが、今がまさにそのような時ではないでしょうか。

米通商法301条発動で株価暴落? ~投資家は米中対立を甘く見てはいけない~

3月9日の株式市場で、NYダウは440ドル高となりました。警戒を強めていた3月SQへの売り仕掛けも中途半端な形で終わり、なんだ、この程度か、関税、貿易戦争も大したことなさそうだし、もう大丈夫だろう、そう感じられた方も多かっただろうと推察します。

しかし、「否」、私は強くそう言いたいと思い、この記事を書くことにしました。一つ、事前にお断りしておくことは、私は投資家として経験、腕は大したことありません。ですから、売買指南などすることは出来ません。

ただ、読んでもらえれば分かって頂けると思うのですが、当ブログの政治、経済記事はかなり的確に現状を捉え、未来を予測出来ていたと自負しています。その観点から、今の株式市場は、かなり警戒が必要な状況だと考えられるのです。

ですから、百戦錬磨の個人投資家の方も、一度私のお話に耳を傾けていただいてから、投資方針を再考いただいても、決して遅くはないだろうと思っています。

3月、株式市場を暴落へ誘う材料は、中国発、欧州?

2月23日の取引で、NYダウを300ドルを超える上昇となり、一時はどうなることかと思われた株式市場も落ち着きを取り戻しつつあるようにみえます。しかし、日経平均の方に目を向けてみると、夜間の先物で100円レベルしか上がっておらず、はて? これはどうしたのだろうか、と少々いぶかしんで見ています。・・。

と言いますのも、この動き、いつも売りが持ち込まれる前によくあることだからです。

そんな折、2月23日のラジオで朝倉慶さんが、「3月のSQに向けて大規模な売り仕掛けが行われるのではないか」とおっしゃっているのを聞きまして、やはりか・・、と。ズバリ、私もそうなるのではないか、と言う気がしてならないのです。

普通、こういう懸念は外れて何も起こらない、と言うことが多いものです。ですので、今回は外れる期待を持って、この記事を書くことにします。

ドル円は再び100円を目指す展開か ~今回の円高の理由とは?~

2月9日の日経平均先物SQ日を抜けたことで、大幅な調整を余儀なくされた日本株もようやく戻り歩調となりつつあります。米国株の1,000ドル超の暴落にも108円台で耐えたドル円は、当然110円方向へ動き出したかと思いきや、なんと昨年の安値の107円を突き抜け、2月16日にはとうとう105円の半ばを付けるに至りました。

ドル円だけでなく、その他の通貨も軒並み円高となっています。いったい、なぜ、こんな不可解なタイミングで突如として円高になってきたのでしょうか。過去の動きならば、SQめがけて、225とともに円高になり、その後、一緒に反発するのが普通だったのに・・。

今回の円高の正体ですが、私はずばり、リスクオフではないか、と見ています。

NYダウ、暴落の理由は? ~株式市場は本格調整局面入りか~

世界の株式市場が久しぶりに大きな下落局面に見舞われています。2月2日にNYダウが665ドル安したかと思えば、週明けには、なんと1,100超ドル安。それを受けた、日経平均株価は一時1,600円も安くなると言う大暴落状態。私もかなりの動揺と恐怖を感じ、平静でない精神状態に追い込まれました。

その後に大幅反発したものの、8日には再びダウは1,000ドル安となりました。この状態で所謂市場関係者は、さぞかし弱気に傾いたかと思いきや、依然総強気と言ってもいい状態を維持しております。それもそのはず、今回の暴落ですが、スピードこそ急激ですが、値幅的にはまだ高値から10パーセント程度なのです。

「SQを通過し、徐々に相場は落ちつきを取り戻し、再び上昇回帰だろう」、「ファンダメンタルズは良好なのだから」。アナリストは一様にそう解説しているようですし、私もそのように考えてきた一人です。しかし、今更で申し訳ないのですが、この方針は少々変更しなければならないかもしれません。

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