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~”ホント”を望むブログ~ ver.11.8

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シャープと東芝、凋落の本当の理由は『リア王』に書いてある

かつての一流メーカーの凋落

当ブログでは国内一流家電メーカーの凋落ぶりを、再三取り上げてきたのですが、

シャープ凋落の本当の理由② 「社長も本気の”さん付け運動”」
年功序列廃止で家電メーカーは脱『リア王』なるか!?

その代表格としてシャープがあります。

 

再建策も示させれているようですが、どれもひどい内容で、従業員や株主は不憫であるとしか言いようがありません。経営陣には株主はともかくとして、従業員を守ろうなんて気概のあるリーダーは一人もいないのでしょう。その理由は、過去の記事の通りです。

「大塚家具お家騒動」は『リア王』以外の何物でもない・・

さて、この内容もしつこいくらいですが、もう、わかりやすすぎて書くのも恥ずかしいくらいです・・。

皆さんご存知の大塚家具のお家騒動、これって『リア王』そのものですよね・・。

 

会長はリア王、久美子社長はコーディリア、息子さんはゴネリル、リーガン。まさに劇そのものを見ているようです。シェイクスピアとは本当に恐ろしいですね。まさに印象派の絵画のような表現だと思いませんか。

結・小保方氏は結局そんなに悪かったのか!?

小保方氏のねつ造が確定とのニュースがちょっと前に流れて、またまた世間を騒がせておりました。私の記事でも再三このニュースを取り上げてきたのですが、ちょっと違う視点から眺めてきたなと思っております。

題名にもしている「小保方氏は結局そんなに悪かったのか!?」について(こう書くと擁護みたいですが、決してそうではありません)、世間がいったん落ち着いたところで、当ブログでも結論を考えてみたいと思いました。とは言え特に今まで書いてきたことと大差はないんですけど・・。

「年功序列廃止」で家電メーカーは、脱『リア王』なるか!?

家電メーカー大手、パナソニックが、一般社員に脱「年功序列」のシステムを来年の4月から導入する、というニュースが出てました。

以前、シャープについて、こんな記事を書いてみたのですが、大手家電メーカーがこぞって、年功序列型を廃止し、成果主義に傾いているようです。

『地下室の手記』 ドストエーフスキー

テーマ

「ドストエフスキーの全作品を解く鍵」と評されるこちらの作品を紹介してみたいと思います。

 

「極端な自意識過剰から一般社会との関係を絶ち、地下の小世界に閉じこもった小官吏の独白を通じて、理性による社会構造の可能性を否定し、人間の本性は非合理的なものであることを主張する

 

新潮文庫の背表紙に書いてあるあらすじの内容ですが、こちらがこの作品の重大なテーマとなりますでしょうか。

『こころ』の名台詞から選挙を読んでみる

さて、突然ですが、衆議院解散になりましたね。自分たちの延命だけを考えた解散だ! とか言われておりますが、私もその通りだと思います。

「アベノミクス」の是非を問う、とか言ってますが、実際行われたのは、金融緩和を日銀がやったのと、GPIFの株式購入比率をあげただけで、肝心の構造改革にはほとんどと手つかず・・・やってもいないものの是非を問うと言われても、と思うのは、私だけではないようで、ネット上などでも批判が多くみられます。

朝日新聞による池上氏の記事掲載拒否問題はまさに『リア王』

朝日新聞の誤報問題が世間で大きな問題になっていますね。

そして、その誤報への対応の悪さを池上彰氏がコラムに書いたところ、掲載拒否・・・。

これは新聞社としてどうとかいうよりも、社会組織として末期症状に陥っており、それはまさにシェイクスピアの『リア王』であると私は断言します。

「黒の子のバスケ事件」 渡辺被告はラスコーリニコフ!?

「黒子のバスケ」を巡る連続脅迫事件で、威力業務妨害の罪に問われた渡辺博史被告に求刑通り懲役4年6か月の実刑判決が言い渡されたとの記事が出ましたが、この渡辺被告の人物像が注目を浴びているようですね。

それは非常に現代的な問題を象徴的に孕んでいるからだと思いますが、そんな世間で注目の話題を名作文学を通して考えてみたいと思いました。

夏目漱石作、『こころ』の名言への考察① ~恋に上る階段なんです~

『こころ』が700万部を突破。要因の一つに名台詞

夏目漱石作の『こころ』が新潮文庫で700万部を突破した、とのニュースが出ていましたね。なぜ、それほどまでに『こころ』が日本人のまさしく心をわしづかみするのかと言う理由はいろいろあると思いますが。その中の一つに「先生」の語る名台詞と言うものがあると思います。この台詞の素晴らしい普遍性につい考えてみる第1弾になります。

『変身』 フランツ・カフカ

ちょっと空いてしまいましたが、今回カフカの『変身』を書いてみたいと思います。

まず、あらすじはと言うと、ご存知の通り、かの有名な

「ある朝グレゴールザムザが不安な夢からふと覚めてみると、ベッドのなかで自分の姿が一匹のとてつもなく大きな毒虫に変わってしまっているのに気がついた」

-青空文庫 フランツ・カフカ 『変身』-

という一文から始まり、毒虫に変身してしまったザムザがいろいろともがくも、家族から忌み嫌われ、排斥を受けたのち、とうとう最後には死んでしまい、そして、家族から喜ばれる、という何とも奇妙な話です。

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