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国際情勢が非常に混とんとしてきましたね。英国とEUの離脱交渉はうまく行く気配が全くありませんし、EUの雄、ドイツのメルケル首相は目に見えて弱体化、失脚も間近か?と噂され、NO.2のフランスは「ゴーン逮捕!」のニュースで揺れています。2019年は欧州に嵐が吹き荒れる予感がひしひしと高まっておりますが、同時に日本においても、大荒れの時代に突入しそうな兆候が出始めております。

2019年以降、欧州と同時にアジアも激動の時代に突入する可能性が高そうだと言うのが、当ブログの予測です。2017年来書いて来たことが、現実化してきているため、その確度が高まって来ているように感じられるのです。

 

在韓米軍撤退のおいしい話

さて、まずはこちらの記事をお読みください。

ソウルのアメリカンスクール“閉鎖”にみる米国の意思… 在韓米軍撤退への布石 室谷克実氏「朝鮮有事を想定した動きか」

在韓米軍が「ソウルのアメリカンスクールを閉鎖する」と発表した。龍山(ヨンサン)米軍基地の返還に伴う措置だが、「移転」ではなく「閉鎖」としたところに、米軍側の意志を感じる。韓国最高裁による自称・元徴用工をめぐる異常判決などで、日本政府は韓国を見限ったが、米国も「従北・無法」の文在寅(ムン・ジェイン)政権を見放しつつあるのか。

~ zaKzak ~

米軍はとうとう、以前から示唆されていた「在韓米軍の撤退」に踏み出すのではないか、とのことです。これをどう捉えられますでしょうか? 米国が韓国を見放す、と言うところに日本人として魅力を感じるでしょうか?

しかし、ズバリ書きますが、「在韓米軍の撤退」は、短期的には日本にいい影響はない、と見ていいでしょう。

なぜそう言えるのかと言うと、米国が「在韓米軍を撤退しようとしているわけ」を考えると見えるからです。異常な対北融和策を続ける文政権に呆れたから? そう思いたい気持ちもわかりますが、それでは本当のところは見えてきません。

答えはとっても簡単で当たり前の話です。それは米国にとって、単においしい話だからです。

アメリカの国家戦略が書かれている本、ピーター・ナバロ国家通商会議院長の『米中もし戦わば』に今回も教えてもらいましょう。

ゴードン・G・チャンが「アメリカの防衛の最前線はアラスカやカリフォルニアではなく、韓国や日本なのだ」と書いているが、そのとおりである。

まず、アメリカにとって、「韓国や日本は安全保障の最重要地域である」、と言うことが分かりました。ですから、「文政権が嫌いだから」、などと言う理由で手放すことなどあり得ないのです。

本当の理由は、こちらの記事にありそうです。

日本を「民族共通の敵」とする統一朝鮮・金正恩大統領誕生へ

いずれ「一国二制度の連邦国家」(南北連合国家)に移行するという文在寅と金正恩の思惑通りに進めば、核が残ったまま朝鮮半島に統一国家が誕生する。

~ zaKzaK ~

半島統一と在韓米軍の撤退はセットだと私は考えていますが、なぜなら、それが一番米国の利益に直結するからです。この記事の筆者の方が言う、南北連合国家の誕生の暁、その国家が親米国だった場合、どうでしょう。

①安全保障の最重要地域に、米国は対中戦略としての核保有国を配備。

②在韓米軍の撤退により、大幅な財政赤字(軍事費)の削減

この二つを米国は達成することになりますね。そして更にその先には、③がくっきりと浮かび上がってくるのです。

「統一朝鮮」は、日本を「民族にとって共通の敵」とすることで結びつきを強め、かつてない反日攻勢を展開するだろう。北朝鮮の人権は棚に上げて、慰安婦問題や徴用工問題で世界中に日本の非道を喧伝し、訴訟も相次ぐことが予想される。

筆者の呉善花は、最近騒がれ始めた「徴用工問題」について、5月の時点で予測されていますね。ですから、私はこのニュースを見たときに、なんとこれ見よがしなことが起きてきたものだ、としか思わなかったのです。ニュースの見方など、知識一つで全く変わってしまうという好例です。

なぜ、「統一朝鮮」は、反日なのでしょうか。その答えは、こちら。

 

誰が首相になっても、総選挙後に必ず起こる「2つの重大な出来事」

では、具体的に、これから何が起こるのか。選挙後に誕生する巨大な保守連合の、新たな目標として設定されているのは、まちがいなく、

① 全自衛隊基地の米軍使用
② 核兵器の陸上配備

の2つである。いずれも以前からアメリカの軍産複合体のシンクタンクで、集団的自衛権とともに日本の課題とされてきたテーマだからだ。

もう何度も紹介しましたが、初めての方のために再度載せておきます。

ここが問題の本質なのだが、北朝鮮対策という名目で沖縄に核が配備されたとき、それは自動的に、中国との間で核を撃ち合いかねない「恐怖の均衡」を成立させてしまうのである。

~ 現代ビジネス ~

これが③の答えです。米軍の核を日本に持ち込むためですね。これで、米国は一石三鳥を手に入れることになりました。これが米国の軍事作戦、コードネーム「ロケット・マン」(笑)の全貌です。

ポンペオ氏は記者会見で「作業部会を通じ、米韓が互いに承知しない行動をとることはなくなる。韓国には『北朝鮮の非核化が置き去りにされるのは望まない』と明確に伝えた」と述べ、韓国の単独行動を戒めた。

最初にご紹介した記事からの引用ですが、これはフェイクだと見ていいのです。米国は初めから、朝鮮半島の非核化など求めていないのです。私は2017年から一貫してこう書いてきました。「北朝鮮危機シナリオ」の結末は、核の容認だ、と。

そして、恐ろしいことに、私はここにすでに、この問題に対する米国の出口戦略が見え隠れしている気がしています。

「アメリカは一生懸命やったのに、韓国のせいで非核化が取り残されてしまった!」

ポンペオは既にそのための伏線を張っているように私には見えるのです。

こうしたなか、文政権の暴走は止まらない。

文政権は暴走などしていません。米国の意図に沿って動いているだけです。日本の政権と同じで、そうでなければ、存続することなど出来っこないのです。

 

日本を襲う”悲劇”

ですから、2019年に日本を襲うことになる事態の像はもう見えますね。反日統一朝鮮国家は、日本を、私たちを脅しにかかるはずです。目的は先程書いた通りです。米国との間にも再び危機が訪れたかのように見えるでしょう。しかし、それらはすべてフェイクです。2017年に起きた北朝鮮危機と一緒です。

「核を持ち込むこと」この達成のために必要なことだけで、それ以上のことは決して起こりません。どんなに危険に見えても、決して動揺しないようにしましょう。

それらが米中戦争を有利に運ぶための作戦だと知っている私たちは、これ見よがしなことが起きてきたな、と眺めていればいいのです。抵抗する? 止めておいた方が身のためでしょう。

それに私たちはアメリカ側ですから、長期的には悪い話だとまでは言えないでしょう。

今ならまだ間に合う。戦争より遥かにましな、遥かに平和的な方法で問題を解決する道はある。

私たちには、馬鹿になって、今や大統領補佐官とも言われるナバロ委員長のこの言葉を信じるしか道はないのではないでしょうか。

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