大塚家具の売り上げが、前年同月日70%増だったとニュースになっていましたね。家具小売業界の「コーディリア」こと大塚久美子社長の会社立て直しへの経営手腕の発揮がとても楽しみですね。

と言うのも以前、「大塚家具お家騒動」は『リア王』以外の何物でもない・・・

こんな記事をかいたのですが、『リア王』とうり二つな現代のこの騒動が原作と一つ大きく違うのは、リア王がコーディリアの排除に失敗したということです。

 

どうしてかと言うと、大塚家具には原作にはいない「リア王」以上の存在がいたからです。それは投資家です。投資家達はリア王ではなく、コーディリアを選びました。会社のことを真心で考えて行動するのは久美子社長の方だと言ったのです。

 

彼らの判断は私は当然と思ってますが、それは正しかったのか? 今回の売り上げアップだけで測れるはずもありませんが、この先がとても楽しみになってきました。さて、どうなるのでしょう?

もし、この先大塚家具が久美子社長の活躍により復活を遂げたとしたら、その時こそは、脱リア王が衰退した企業復活の礎となる。このことの証左だと言ってもいいのではないでしょうか。